BREAKTHROUGH 1 triflesong 2024年5月14日 13:29 この曲は、個人的に「Chronology」と言うアルバムの印象がとても強く、「Chronology」自体が、16枚目のシングル「BREAKTHROUGH」までを集めた、シングル盤のベストアルバムと言う唯一無二の一枚。『BREAKTHROUGH』はそのアルバムの一曲目、疾走感あふれる中に、往年の曲名が田中さんお得意の言葉遊びで散りばめられています。この曲を深掘りするようになってから、特別な曲なのかもしれないと思い始めました。リーダーだった西原さんが脱退した約1年後のことでもあるので。この曲を深掘りするようになった理由は、バインにも芸術にも、文学にも全く関係のない世界がきっかけだったのです。この話も含めて、色々な縁あって好きになったバスケットボールチームの名前の由来がまさしくこのBREAKTHROUGHから来ていて。自分自身には今まで特別な曲と言う訳ではなかったのですが、今ではとても思い入れのある曲になりました。------------------「負けた、負けたんだ。終わったんだな。」5月13日(月) 2回の延長の末。チームは負けた。物事にはいつか終わりが来る。それが昨日だった。もう少し一緒に旅をしていたかったけれど、この旅はここが終点のようだ。何かが終わり、また始まる。そのチームは昨日、準々決勝で敗退となってしまい、このシーズン、今のメンバーでの役割を終えました。------------------ 足りねえぞあの上には何があるんだ 笑えんぞ 笑えるのは今だけ Jim Morrison? この痛みはキリがないんだ ただの理想で越えてゆけ ヤラれるぞ右左を見りゃわかるさ 枯れねえと枯れてから言う奴ばっか バロメーターこの怒りはハッタリじゃないんだ 腹の底で燃えてるぜ------------------この曲がどう言う対象に対して書かれたものなのかは、調べても出てこないので分かりません。でも、苦しい試合の時、鼓舞する時、この歌詞が驚くほどリンクして、プレーを見ながら脳内でこの曲が繰り返し繰り返し鳴っていました。その一瞬はこの曲と共にあって、この曲を聴けば、鮮明に思い出すことができる気がしています。悔しさも切なさも。 この記事が参加している募集 #私のプレイリスト 10,689件 #Bリーグ 3,882件 #エッセイ #コラム #音楽 #バスケ #Bリーグ #私のプレイリスト #宇都宮ブレックス #GRAPEVINE 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート