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相手のことを考える。

誰かの発言や、自分の発言を思い浮かべると「やっぱりこれは言うべきではなかったな」とか、「なぜあんなことを言うんだろう」とか「なぜ言わないのだろう」とか思うことが多々ある。

人間、毎回正しい上手いことが言えるとも限らず、結構悔やんだりすることも多い。 

なので普段から複数のパターンを想定して話したりしているのだが、それでも失敗したなと思うことがある。

小さい時から相手の心の機微を感じる方で、それが成長するにつれて更に研ぎ澄まされた。

最も強く感じるのは、誰かにとって良くない思惑のことが多い。
暗躍していたり、他人を妬む気持ちだったりと負の感情ばかりだ。

そういう場合、大概誤解が生じていたり、相手が対処できていないことが殆どだ。

ちゃんと話し合えば誤解が解けるかも知れないのに、拗らせたり、気付いていないまま間違った行動をしてしまったりと、関係が悪化してしまう。

話したところでうまく行かない場合もあるが、ある程度相手の考え方が読めたとしても完全に分かっている訳ではないのだから、話し合ってみるしかない。

それを面倒臭がって状況が悪くなっている場合が多々あるのだ。

空気が読めるだけではそうそう上手くは行かない。
空気を読んだ上で、適切に行動し対処する必要がある。

なので、色々読む力を養わなければいけない。

相手の気持ちや、考え方、人となり、交友関係、癖、好みやその日の雰囲気。
とにかく相手をよく知らないといけない。
そう言った情報なしでは、上手く立ち回るのは難しい。

お互いに歩み寄る事も必要だ。
お互いに相手の事を知ろうとすること、
相手の事を考えて話すことだ。
これは、相手との関係性が良いとか悪いとかではなく公平にする方がいい。
まあ、嫌いな人間に好意を抱くのは難しいことであるから、謂わば分析すると言った感じでゲームで言う攻略法を探すようなスタンスを取るのが良い。

相手を好きとか嫌いとか、そう言う感情だけで判断するのは本質を見ていないことになる。
相手の事を重々知った上で判断すべきだ。

人と上手く関わるためには、そう簡単にはいかない。
こちらが好意を持っていても、嫌われていることもあるし、苦手に思っていても、好かれていることもある。

嫌われていても好かれていても相手がどういう人間かが分かっている事が重要なのだ。
相手との付き合い方が分かる事が、人間関係を円滑にする。

人間と言うのは、自分に興味を持ってもらいたいものだ。
自分に興味を持ってくれ、好みが合う人間が好きなだけだ。
相手の事を知れば、好みを合わせることは簡単だと言える。
一つでも何か共感する事が出来れば、他の全ての意見も受け入れやすくなると言うものだ。

ただ、私が思うのはどちらか一方にそれを強いるのはいかがなものなのかと言うことだ。

お互いを知ることは、自分の事も深く理解して貰えることに繋がる。
微かなれど共通項が見い出せ、話も発展すると言うもの。
話が弾むことは、一方的に話する満足感をも上回る。

だから、相手の事を考える。
そうすれば、上手く行くことは多い。
上手く行かなかった時も、早く解決できる事に繋がる。

家族、友人、恋人、同僚、上司、
常日頃から相手の事を考えて付き合えば、今上手く行っていない場合も上手く行くかもしれない。

それでも無理な時は、着かず離れずが良いだろう。





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