見出し画像

ボードゲームの海外発送(日本郵便、クロネコヤマト、Kickstarter)

ボードゲームの海外発送についての記事を書いてみました。

<記事の内容(もくじ)>
(A)Kickstarterでの送料設定
→どうやって海外への送料設定したのかについて。
(B)日本郵便(海外発送の方法)
→パソコンを使用した具体的な伝票の作り方を説明します。
(C)クロネコヤマト(海外発送の方法)
→手書きで具体的な伝票の作り方を説明します。


私は素人ですので、最善な方法ではないと思います。

「海外発送の流れ(全体像)をざっくり把握したい」という方には、
お役に立つかもしれません。


また、ヤブウチリョウコさんのnote記事「海外発送ってどうやるの?キックスターターでボードゲームを数百個、海外発送したやり方を解説」もおすすめです。



(A)Kickstarterでの送料設定

私は「トリックテイカーズKINGs」という作品でKickstarter(キックスターター)約450件ほど、自宅から海外発送を行いました。

Kickstarterでのプロジェクトページはこちら
ゲームマーケットでの作品紹介ページはこちら

<海外発送をした内訳>
【アメリカ】262人
【香港】49人
【カナダ】19人
オーストラリア(18人)、イギリス(16人)、オランダ(13人)、ドイツ(10人)、フランス(9人)、韓国(7人)、台湾(7人)、シンガポール(6人)、スペイン(4人)、スイス(4人)、フィンランド(3人)、ニュージーランド(3人)、中国(2人)、タイ(2人)、スウェーデン(2人)、ベルギー(2人)、ポーランド(2人)、イスラエル(2人)、サウジアラビア(2人)、ノルウェー(1人)、デンマーク(1人)、アイスランド(1人)、ギリシャ(1人)、ルーマニア(1人)、マレーシア(1人)、フィリピン(1人)、インドネシア(1人)、アルゼンチン(1人)、コロンビア(1人)


海外への送料設定を考える上で、まず、下記の問題にぶつかりました。

【問題1】ゲームが完成していないので、「箱の大きさ」と「重さ」が明確ではない。そのため、送料が明確にできない。

【問題2】そもそも、どこの国に発送できて、どこの国に発送できないのか、わからない。


(A1)ボドゲ箱の「大きさ」と「重さ」の目安を決めよう

<問題1について>
結局のところ、Kickstarterでボードゲームのプロジェクトを開始するならば、ほぼ完成した状態にしていないと、難しいと思いました。

普通にボドゲを制作するよりも、Kickstarterを利用して制作する方が難しいと思いました。ボドゲが完成していないのに、完成イメージを提示しなくちゃいけない。コンポーネントの質や制作数が未定で原価が確定していないのに支援金額(実質のボドゲ価格)を設定しなくてはいけない、送料を確定しなければいけない。
※それでもKickstarterを利用する価値は私にはありました。支援して頂くことで勇気をもらえました(ありがとうございます)。制作前に多めの制作数を確定できました。海外の方に自分のゲームを知ってもらうことができました。

「箱の大きさ」と「重さ」は、ゲームのサンプルが揃っているとやりやすいと思います。私の場合は、全てのサンプルを揃えることができませんでした。完成予定のコンポーネントを何かで代用して、「箱の大きさ」と「おおよその重さ」を決めました。

「ボドゲのおおよその重さ」がわかっても不十分です。

送料を確定させる重さは、
プチプチやダンボールの重さを含めた「総重量」だから
です。


(A2)使用するダンボールを決めよう

予めどんなダンボールを使用するのかを決める必要がありました。

私の場合は、こちらのダンボールを購入しました。

ダンボールは大きすぎると余白を埋めるのが大変ですので、適度な大きさが理想です。ですが、実物のボドゲも、実物のダンボールもないので、それを決めなきゃいけないのはちょっと苦痛です ^^;

私は予め2種類の大きさのダンボールを少量で購入しました。
最終的には、実際に配送する前にどちらかに決めて、必要分を購入しました。


(A3)アドオンを決めよう

「アドオン」があると、ダンボールと送料の問題は複雑になります。

「アドオン」とは、
メインのリワードには含まれていない追加アイテムのことです。

私の場合は、カードを豪華にする「アドオン」をつくりました。「重さ」も「30g程度」でしたので、送料に大きく影響はしませんでした。

ですが、過去の自分のボドゲ作をアドオンとして出すと、送料が複雑になります。アドオンが過去作のボドゲの場合は、今作と過去作をダンボールに入れるとなると、ダンボールの大きさと重さも変わってきます。


プロジェクトが終わった後に、アドオンを追加してもらったり、送料を追加することは、Kickstarter上では厳密にはできません

(1)プロジェクト開始_2023_2/01
(2)支援(キック)して頂く
(3)プロジェクト終了__3/01
(4)支援金が入金される_3/15
(6)配送先の住所の情報をもらう(サーベイ回答)_04月
(5)発送する_05月上旬

上記のように、支援金の入金はまとめて1回しか行われないからです。

プロジェクト終了後に、メインのボドゲを支援してもらったり、アドオンを追加してもらったり、送料を追加でもらうためには「プレッジマネージャー」を使うことになります。

ですが、この仕組みは、Kickstarterが管理しているものではないようです。第3者が提供するサービスです。
Kickstarterを初めて使用する私にとって、「プレッジマネージャー」は敷居が高いと感じましたので、利用はしませんでした。 

(余談ですが、キックスターターに慣れている支援者の方は、プレッジマネージャーのあるプロジェクトをたくさん経験されているのだと思います。そのため、気になるプロジェクトをとりあえず100円とかで支援をしておき、プロジェクトが終了した時に、メインのボドゲやアドオンを追加する。という方法があるのだと思います。)


(A4)海外の送料設定を決めよう(香港)

ダンボールの重さを含めた「総重量」を「650g」だと仮定して、海外の送料を考えてみます。

結果的にですが、
私のボドゲはアメリカの方に262人、香港の方に49人に支援して頂きましたので、「香港」と「アメリカ」の送料について考えてみます。

まずは、「香港」から見てみます。

上記の日本郵便の「国際郵便の料金・日数を調べる」から、次の4つを入力します。

(1)種類:物品(を選択)
(2)重量:650g(と入力)
(3)差し出す都道府県:埼玉県(を選択)
(4)お届け先の国:香港(を選択)

すると…

香港
(1)EMS(2日、追跡あり):2,400円
(2)国際eパケット(6日、追跡あり):1,230円
(3)SAL便利用不可
(4)船便の小形包装物(3週間、追跡なし):1,010円

※国際eパケットは、2023年9月30日をもって廃止らしいです


価格が高くなくて、
追跡あり」がいいと思いますので、

■国際eパケット(6日、追跡あり):1,230円
を利用することに決めました。


ちなみに、
国際eパケットは100g単位で価格が変動します。

例えば、
■401〜500gですと、送料は 1,050円
■501〜600gですと、送料は 1,140円
■601〜700gですと、送料は 1,230円

船便1,010円は追跡ができないので、
香港宛には、船便は利用しないことにしました。

Kickstarterのプロジェクトページには、
香港への送料は「1200円」と記載することにしました。


(A5)海外の送料設定を決めよう(アメリカ)

■次にアメリカを調べてみます。

(1)EMS(2-3日、追跡あり):4,460円
(2)国際eパケット:利用不可(1,930円、追跡あり)
(3)SAL便:利用不可(1,560円、追跡あり)
(4)船便の小形包装物(2ヶ月、追跡なし):1,010円

ちなみに、アメリカ宛の船便は…
■251〜500gですと、送料は 720円
■501〜1000gですと、送料は 1,010円
■1001〜2000gですと、送料は 1,600円

追跡ありの「EMSの4,460円」か、
追跡なしの、2ヶ月以上かかる「船便の1,010円」の2択。

ちょうどイイのが、ない!!!

■クロネコヤマトを調べてみます。

クロネコヤマトは、
「2kgまで」「5kgまで」「10kgまで」「15kgまで」…

「5kg」単位の料金設定になっています。


2kgまで、3,700円

日本郵便「EMSの4,460円」より安いです。

しかも、2kgまでOKなので、
650gのボドゲならば、3箱まで送っても同じ価格で配送することができます。


「2kgまで3,700円」という価格は、実は値上がりした価格です。
※2023年4月3日より値上がりしました。

私がプロジェクト開始した2023年2月1日時点では、
「2kgまで2,750円」でした。

私がプロジェクトを開始して、支援金を頂き、配送するまでの間に950円も値上がりしてしまいました。この差額は私が負担することにしました。100件以上あったので、10万円以上の送料を負担することになってしまいました(T_T)。ですが、その分、支援して頂いたアメリカの方の送料が安くなったと思えば、まぁいっか、という気持ちで収まりました。
※最終的には、この100件はクロネコヤマトを利用せずに、日本郵便のEMSを利用することにしました。クロネコヤマトは筆圧MAXで手書きで伝票を書く必要があったこと(かなり大変)、配送前にクロネコスタッフと中身の確認が必要のため1回で100件の発送は難しいと思ったこと。一方で日本郵便のEMSは1度に100件を出すと15%割引になります。また100件を集荷に来てもらえました(ちなみに国際eパケットは集荷ができません)。
ですが、値上がりがなかったら、クロネコヤマトを利用していたと思います。

ということで、
アメリカ宛には、下記の2つを用意しました。

(1)2,750円(航空便)
(2)1,000円(船便)


(A6)配送する国をまずは限定しよう

【課題2】そもそも、どこの国に発送できて、どこの国に発送できないのか、わからない。

これは、1つ1つ調べていくしかありませんでした。

例えば、クロネコヤマトでは、カナダに送ることはできません。
https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/oversea/

しかも、カナダは日本郵便の国際eパケットが利用ができず、航空便はEMSで送る必要があったため、一番高い送料設定になってしまいました。


このようにして、各国の送料について調べていきました。

そして、
プロジェクトページに下記のような送料一覧のページを作成、公開しました。

英語が公用語の、アメリカ、カナダ、オーストラリア
そして、ヨーロッパとアジアの一部に限定しました。

(私は「スタンダード版」と「コンパクト版」の2種類を用意しましたので、送料も2種類を用意しました。ここでは、シンプルに表現するために「スタンダード版」のみを公開します)

ドイツやイギリスも、アメリカと同じように日本郵便の国際eパケットは利用ができませんでした。
ですが、イタリア、スペインは日本郵便の国際eパケットの利用ができました。そのため、ドイツへの送料は3,200円で、イタリアへの送料は1,500円に設定しました。

上記の国以外の配送については、プロジェクトの開催期間中に「コメント」をもらうようにしました。

「コメント」を頂き、私がいくらで配送ができるのかを調べて、送料と配送ができる国を少しずつ追加していきました。
※プレッジ(支援)があったリワードの変更はできないけれど、配送先の追加はできる。

そして、最終的には、下記のようになりました。


(A7)失敗談:配送先は「地域限定」を選ぼう

余談になりますが、
Kickstarterの配送先の設定で、私は1つの失敗をしていました。

「配送先」がデフォルトで「世界各国」となっていたのです。

Kickstarterの配送先の設定は、
アメリカは2750円、カナダは3650円、ドイツは3200円、香港は1200円と、追加する国を選択して、その国の送料を手入力して完成させていきます。

ところが配送先「世界各国」は、私が設定していない国を選ぶことができてしまいました。しかも、送料を設定していなかったので、送料0円でキック(支援)することができてしまいました。

キック(支援)してもらった項目(リワード)は、修正や削除ができません。私は慌てて、新しくリワードを作りなおしました。

配送先「地域限定」というものがありました。

送料0円でキックしてしまった方には、私はメッセージを送って、リワードの修正依頼をお願いしました。


(A8)Kickstarterの手数料の計算には、送料も含まれる

Kickstarterでは、
■Kickstarterの手数料5%
■決済手数料 4.5%

合計9.5%がかかります。

こちらは、集まった総額から計算されます。

集まった総額には、
「送料も含まれる」ことに注意してください。


(A9)最後に

私は素人ですので、上記の方法は最善な方法ではないと思います。

Kickstarterでプロジェクトされている方たちが、どうやって送料設定をしているのか私も知りたいです。私はよくわからないまま、手探りでとりあえず、やり遂げた感じです。

私の結論としては、
「ボドゲの箱は少しだけ大きめにつくる」
「ボドゲの箱よりも少し大きめのダンボールを用意する」
「送料の料金設定は支援者向けにわかりやすくして、多少はこちらが負担する気持ちで」
と思ったのですが、どうでしょうか。



(B)日本郵便(海外発送の方法)

ここからは、日本郵便を利用した海外発送の具体的な方法を説明していきます。

ですが、下記の日本郵便のサイトに、動画で利用方法が説明されていますので、動画の方がわかりやすいかもしれません。


(B1)「会員登録」をしよう

まず、日本郵便の国際郵便マイページサービスから、会員登録をします。

名前や住所やパスワードの入力など、よくある会員登録と同じだったと思いますので、会員登録の方法は飛ばします。

次にログインします。

(B2)「内容品」を登録しよう

海外に配送するためには、中身に何が入っていて、その中身の重さや価格などを記載する必要があります。

そのため、予め、内容品を登録しておきます。

1度、内容品を登録しておくと、
他の方に配送する時にも、登録した内容品を選択するだけで入力ができるようになります。

■(1)内容品名は「ボードゲームであることがわかれば良い」と思います。
私はボードゲームの商品名も入れていますが、たぶん、これは入れなくてもいいとは思います。私は自分がわかりやすくするために入れています。
詳しくは専門家に聞いてください。

■(2)HSコードには、ボードゲームの「9504908000」を入力します。

HSコードとは日本郵便のページによると…

HSコードとは、国際貿易商品の名称および分類を世界的に統一する目的のために作られたコード番号であり、貨物を輸出入する際の品目分類に用いる輸出入統計品目番号のことです。

日本郵便のページには、HSコードの一覧がのっています。


■(3)原産国名は、日本製でしたら、「JAPAN」を選択します。
■(4)1個あたりの重量(g)を、入力します。
■(5)単価を入力します。

この内容で登録します。


(B3)「送り状」を作成しよう

まずは…

(B3a)自分(依頼主)の住所を追加(登録)しよう。

「ご依頼主住所を追加」で、自分の住所を登録します。
自分の住所を登録しておくと、毎回、自分の住所を入力する必要がなくなります。前回選択した自分の住所がデフォルトで設定されるので、新しい配送先を入力する時にも、すぐに「次へ」で進めることができます。

下記は、自分の住所(依頼主住所)を入力する画面です。
入力方法のサンプルが灰色で書かれているので、わかりやすいです。


(B3b)お届け先の住所を入力しよう

いろんな国の住所を入力することを考えると、
「日本とは異なるので自分にできるだろうか」と不安になると思います。

私もそうでした。

でも、実際にやってみると、なんとなくできます。

(1)相手の名前
ここは問題はないとは思いますが…
注意すべきことは、例えば、Kickstarterですと、相手が登録しているニックネームと実際の名前が異なることです。ここは注意が必要です。

(2)郵便番号
個人的には、一番難しいのが郵便番号でした。
国によって、郵便番号の表現方法が違うからです。

日本の郵便番号は111-1111の数字の7ケタですが
アメリカの郵便番号は11111-1111の数字の9ケタです(たぶん5ケタでも大丈夫)
イギリスの郵便番号は6ケタですが、数字だけじゃなく英字も使います
香港の郵便番号はないようですので、00000とかにします

どれが郵便番号なのか、すぐにピンとこなかったので、
その国の郵便番号はどういうものなのかを調べてから、住所入力をするようにしました。

(3)住所
国名は、選択式(プルダウン)になっていますので、選びます。

英語による住所の書き方の順番は、日本と逆になります。
まず、アパート名がきます。
次に、通り名とか
次に、市とか
次に、州
※アメリカの州は英語2文字で省略して書かれています
(次に国、そして、郵便番号)

でも、外国人の方から住所を教えてもらった時に
すでに上記の順番で書いてくれているので、
コピーペーストするだけですので、そんなに難しくありません。


(4)電話番号
電話番号は数字なので、郵便番号と間違えないように注意しました。
電話番号を記載されていない方には、めんどうかもしれないけど、必ず電話番号を確認した方がいいです。
※クロネコヤマトの話ですが、電話番号ないと送れませんと言われました。

(5)メールアドレス
私の場合は、相手の方からメアドを聞いていませんでしたので、ここは入力はしませんでした。


(B3c)内容品を登録しよう

上記は「香港」の例です。
そのため、「国際eパケット」が選択できます。

もしアメリカの場合は、そもそも「国際eパケット」が利用できないので、灰色になっていて、そもそも選択ができません。
上記の例でも、「国際eパケットライト」は灰色になっていて、選択できません。

船便を選択する場合は、
小形包装物を選択すると、船便を選択できるようになります。

香港もアメリカも「SAL便」は、利用できないので、灰色になっていて、そもそも選択ができません。

「EMS(物品)」や「国際eパケット」や「小形包装物-船便」などを選択した後は、内容品の入力をしていきます。

「内容品リスト」を、クリックすると、
予め登録しておいたリストがでてきますので、それを選択します。
すると、手動で入力しなくても、上記のように自動入力されます。

「個数」のところに数字を入力します。
例えば、「1」と入力すると、「内容品の総額」4500円が自動入力されます。

「内容品種別」は、販売している場合は「販売品」を選択します。

「危険物についてのご確認」のところを読んで、問題ないと判断したら「レ」をつけます。


(B3d)発送情報を登録しよう

まず、発送予定日を選択します。
私の場合は夜に作業をしていたので、発送予定日は翌日にしました。

次に、ダンボールに入れた状態の「総重量」を入力します。
すると、自動で料金が表示されます。

「インボイス印刷指定」は、かなり重要なところだとは思います。
「EMS」や「国際eパケット」や「船便」など、何を選択したのか、またどこの国に配送するのかによって、印刷される種類や枚数が変わるからです。「EMS」ですと、4枚とか5枚とか出てきます。ですが、ここはデフォルトで適切な状態になっているので、何も変更せずにそのまま進みます。

「有償/無償」は、販売しているならば「有償」を選択します。
ここはデフォルトは「無償」になっているので、変更を忘れないように注意します。


(B3e)登録内容を確認しよう

ここは確認するだけです。
問題なければ、「送り状を登録する」で次へ。

こちらも問題なければ、
「注意事項に同意して送り状を印刷」で次へ。


(B3f)送り状印刷

「印刷アイコン」をクリックして印刷します。

ちなみに、この画面で、「追跡番号」がわかりますので、例えば、Kickstarterのユーザーごとのメモにコピーペーストしておきます。
※「追跡番号」は印刷した紙にも記載されていますし、メニューページの「発送履歴を見る」からいつでも確認することができます。

印刷をしたら
問題なく印刷ができているのかを必ず確認してください。

「印刷を完了」にすると、2度と印刷ができません。

「印刷完了後」に、一部だけ修正したい場合は、改めて作り直す必要があります。メニューページの「発送履歴を見る」から「再作成」で簡単に作る直すことができますが、できる限り1回で印刷は成功させた方がいいと思います。

ちなみに、私は全て「白黒印刷」にしましたが、問題ありませんでした。
それでも、数百枚を印刷すると、けっこうなインク代になってしまいます。EMSであれば1人につき4枚とか5枚でてきます(たぶん国によって異なります)。

(B4)印刷した紙に署名をしよう

「日付と署名する欄」あるいは「署名のみする欄」がありますので、ボールペンなどで記載します。

船便や国際eパケットは1枚しか出てきませんが、
EMSは4枚とか5枚とか出てきますので、紙ごとに署名をします。


(B5)郵便局に持って行こう

「内容品を入れたダンボール」と「印刷した紙」を持って郵便局に持っていきます。
専用パウチがありますので、郵便局でもらって入れます。

次回からは、次回の配送用のために専用パウチを予めもらっておきましょう。

「EMS」は集荷に来てもらえますが、
「国際eパケット」や「船便」は集荷に来てもらえませんので、自分で郵便局に持っていく必要がありますので、注意してください。


(B6)割引制度

例えば、EMSは一度に10件以上を発送すると、10%オフになります。
一度に50件以上なら13%オフ、100件以上なら15%オフ。

「月間割引」という制度もあります。
1ヶ月で50件以上なら10%割引になります。
ただし、こちらは「料金後納」制度の利用しないと適用されません。
私は「料金後納」制度は後から知ったので利用できませんでした。


「国際eパケット」にも割引の制度があります。

上記の日本郵便のサイトから
国際eパケットの料金表(PDF)」をダウンロードできます。

ですが、国際eパケットは、2023年9月30日をもって廃止されるらしいですので、こちらの情報はあまり意味がないかもしれません。



(B7)追跡番号(トラッキングナンバー)を相手にお知らせしよう

追跡はこちらのページから
追跡番号を入れて、「GOをクリック」すると、英語の画面がでてきます。

追跡番号を入れて、「GO」をクリックして
英語の追跡のページが表示されたら、

私はその「追跡画面の直のURL」と「GOを入力するページのリンク」と「相手の追跡番号」を送るようにしました。


私は、発送してから3週間ほど経ってから、追跡ができる全てを確認しました。

すると、追跡ができない国があることを知りました。

例えば、「オーストラリア」は追跡ができませんでした。
オーストラリア」に到着している。というところまではわかりますが、その後の情報が追跡ができないみたいです。

ですので、届いたのか、届いていないのか、わかりません。

日本郵便に問い合わせたところ、
「国によって、追跡ができない国がある」と言われました。
おそらく、オーストラリアがそれなんだと思います(たぶん)。


また、おそらく不在で配達できなくて「保持(retention)」になっている場合は、相手に連絡をするようにしました。


外国に到着した後の配達は、日本郵便でもわかりません。

どこに「保持(retention)」されていますか?
と、日本郵便に問い合わせをしましたが「わかりません」という回答でした。

また、外国に到着した後の配達は、どこの企業が現地の配達を行なっているのですか?
と、日本郵便に問い合わせをしましたが「わかりません」という回答でした。

ですが、おそらく外国に到着した後は、「その国の郵便局が配達している」と思われます。

まず、こちらの海外の郵便局リンクで、「保持(retention)」されている国の郵便局のサイトに飛びます。

その外国の郵便局のサイトで、日本郵便が発行した「追跡番号(トラッキングナンバー)」で検索します。

すると、追跡情報が表示されます。
追跡情報が表示されるということは、その国の郵便局が「保持(retention)」していると思われます。

そこで、荷物の到着を待つ相手に「その国の郵便局のURL」と「追跡番号」をお知らせして、「保持(retention)」になっていますので、その国の郵便局に問い合わせをしてください。と伝えました。


実は、最初は香港の方から「届きません」という連絡を受けました。
その方の追跡を見ると、「保持(retention)」になっていました。
私も配送のことはよくわからないですので、日本郵便の追跡ページの下に電話番号が記載されていたので、その電話番号に問い合わせをしてください。と言ってしまいました。

念のため、自分でもその電話番号に問い合わせをすると、「どこに保持されているのかわかりません」という日本郵便の回答でした。

これはまずいと思ったので、香港の方に、「香港の郵便局に同じ追跡番号(トラッキングナンバー)で問い合わせをしてください」と連絡をしました。数日後に、無事に届きました。という連絡を頂き、ほっとしました。

このことがあったため、全部の追跡を調べて、「保持(retention)」になっている方には連絡をしました。


以上で、日本郵便(海外発送の方法)を終わります。


次は、クロネコヤマトについてです。



(C)クロネコヤマト(海外発送の方法)

ここからは、クロネコヤマトを利用した海外発送の具体的な方法を説明していきます。

日本郵便との違いは…

手書きで「住所」や「内容品」を書く(インボイスつき送り状)
ダンボールを閉じずに、配送前にクロネコスタッフと内容品を確認する

私は利用したことがないのですが、ヤマトビジネスメンバーズだと、おそらくパソコン上で、伝票を制作できるかもしれません。


(C1)配送料金はこちら

各国の配送料金はこちらから

料金設定は、4つのゾーンに分かれています。

営業所に持ち込みをすると、100円引きになりますが、
「にゃんpay」などの割引はできません。


(C2)「インボイス付き送り状」をもらいに行こう

クロネコヤマトでは、手書きで「住所」や「内容品」を書きます。

「住所」や「内容品」を書くための伝票(インボイス付き送り状)を、クロネコヤマトの営業所でもらいます。

「インボイス付き送り状」の書き方は、クロネコヤマトさんのページにのっています。

複写の数が多いので、筆圧MAXで書く必要があります。
かなり手が疲れます。

「インボイスの部分(内容品のところ)」を、エクセルなどで制作しても良いようですが、「お問い合わせ伝票番号(追跡番号)」が必要なので、結局のところ、専用の伝票に「自分の住所」や「相手の住所」などを手書きで書くことになるので、「ヤマトビジネスメンバーズ」ではない方は、全部を手書きするのが個人的にはいいかなぁと思いました。


(C4)ヤマトスタッフと中身を確認しよう(国際宅急便開披検査のお願い)

ヤマトスタッフと、「インボイス付き送り状」の記載内容と、実際のダンボールの中身を一緒に確認します。

また、営業所でこちらの紙「国際宅急便開披検査のお願い」がもらえますので、「レ点」と「署名」をします。
(ダンボールにガムテープを貼って)(料金を支払って)終わりです。


(C5)追跡番号(トラッキングナンバー)を相手にお知らせしよう


追跡はヤマトのこちらのページ(英語)からできます。

こちらのURL
http://track.kuronekoyamato.co.jp/english/tracking
12ケタのお問い合わせ番号(トラッキンナンバー、追跡番号)を、相手にお知らせしましょう。


以上で、クロネコヤマト(海外発送の方法)を終わります。


(D)梱包について

プチプチはこちらで購入しました。
こちらは、個人事業主や法人でないと購入することがができませんので、注意してください。こちらのアウトレットプチは安いと思います。


ダンボールはこちらを購入しました。


■こちらのテープカッターは役立ちました。

ボドゲをプチプチで包みます。

航空便はダンボールの状態で発送しました。

船便の場合は、さらにダンボールをプチプチで包みました。


以上になります。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

ヒロケンより



(E)トリックテイカーズKINGsの宣伝

<プロモーション動画>


<プレイ動画(5人)>


<Amazonでの販売ページ>



<Kickstarter
のプロジェクトページ

https://www.kickstarter.com/projects/tricktakers/tricktakers-kings

<ゲームマーケットでの紹介ページ

<ボドゲーマでの紹介ページ

<BGGでの紹介ページ


<note「トリックテイカーズKINGsをつくる意味について」>





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?