見出し画像

御三家から東大に進学した僕が見てきた日本の教育

こんばんは、伊藤優志(いとうゆうじ)です。現在01:09です。こんな時間にnoteを書くことをお許しください。

華金によっ酔っ払いながら母親とドラマを見ながら、紆余曲折を経て、やはり日本の教育について(世界と相対的に比較しているわけではなく絶対評価で)危機感を感じざるを得ませんでした。

ぶっちゃけ僕は一般的にはエリート街道と言われる学歴を持っています。普段はわざわざ言いませんが今はいいます。その僕でさえ、自分が受けてきた教育には満足していません。

進学校の実態

僕は御三家と呼ばれる都内有数の進学校の出身です。(特に意味もなく隠していましたが私立麻布中学校・高等学校出身です。)

ただ、「御三家」「国内最高峰」と呼ばれる進学校の名声を支えるのは東大を始めとする一流大学の合格実績なのですが、それさえ、鉄○会や東○東大特進コース(東大合格の可能性が高い生徒に対して大学受験に関して優良な授業を無料で受けさえるコース)によって生みだされています。生徒は1/3は学校で寝ているし、1/3は半分は遊び、残る1/3(内職=授業とは関係ない塾などの勉強をすること)僕自身、学校は友達と遊んで息抜きをする場としか思っていませんでした。

授業は9割意味ないと思っています。

①教科書・参考書見ればわかる
②もう塾でやった
③純度100%で先生の趣味でしかない

のどれかに大抵当てはまっています。本当に僕たちのことを考えて設計された授業は一握りだと僕は思っています(その一握りの先生は今でも大好きです)。

これが「教育レベルが高い」と言われる進学校の実態です。実際、他の学校の話を聞くと、相対的には教育レベルが高いと思っています。つまり日本の大半の学校では教育と呼べるかさえ怪しい教育がドヤ顔で施されているということです。

日本一の大学の教育の実態

僕はこのような中学・高校を経て、東京大学に進みました。

ここの教育は僕は結構好きです。

「教養」を重視し、理系であっても文系、文系であっても理系の分野を学ばされる。実際僕も単位の関係でしょうがなく受けた理系の授業内容にとても関心を持ち、今でも本を読んでいます。このように多様な分野に目を向けることをとても大事だと感じる今日この頃です。

ただそれでもなお

「こんな座学だけで大丈夫なのか」
「もっと大学生のうちに、社会にでる一歩前で学ぶべきことがあるのでは」

と思ってしまいます。僕は大学2年の後期は全て大教室授業でそれゆえに全てオンラインでだいたいされる見通しです。

知識偏重・暗記と努力重視、この傾向性には疑問を感じざるを得ません。

日本の未来

とは言っても、おそらく日本の教育は全て同じようなものなのでしょう。

いろんな声を聞くかぎりそんな気がしています。

僕は日本の教育しか知らないので、「日本の教育は」としか言えず、海外の教育とは比較できません。ただ、こんな教育しかできない日本が国際社会で競争力を失っていくのは自然な流れだと思っています。

逆に世界の教育も同じようなのであるならば、むしろ人類の未来に悲観的にならざるを得ないと考えています。

では何が必要か。シンプルに

「ITの力と共に文科省指定の授業を秒で終わらせ、従来の教育課程では学べないが重要なこと(セルフアウェアネス、多様な価値観、その他沢山)を学べる学校」

これだと思っています。そしてこの方向に進むと思っています。日本人はそんなバカじゃないし、パッションと能力を持った人がいっぱいいます。

ここまで書いたことが、僕の人生経験から感じる日本の教育の現実と未来像です。(これも関連している。

===

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。もし、共感でも反論でも感じたことがありましたがご連絡いただけると幸いです。楽しみにしています。

あと、文章の質については諸事情につきお許しください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?