Ep.4 : アーティストインタビュー (水彩画/タケダヒロキさん)
絵具を水で溶かして描いていく水彩画。花や植物でリアルな動物を描き、動物の中に遊び(景色)を表現する水彩画アーティスト、タケダヒロキさんにインタビューをしました。
作品へ想い、日本国内での活動、作品が誕生したきっかけや海外展開に関しての想いなどアーティストの生の声をお届けします。
1. 作品を制作する上で、大切にしている世界観とは?
水彩、動物、植物という3点のキーワードを元に、自分にしか出せない色合いを表現しています。大学生のときに佐々木五郎先生の水彩の授業を受けたことをきっかけに、それまでの水彩画の薄い色合いのイメージからコントラストの効いた表現に衝撃を受けました。自分らしい表現方法を模索していた時期に動物の写真を眺めていると毛流れが植物に見えたことがあり、これをきっかけに「水彩・植物・動物」という要素を交えたリアルな絵を植物を使いながら描くことが自分のオリジナリティとなりました
2. 作家を目指されたきっかけや時期とは?
小さい頃はドラゴンボールが好きで、写し絵をしていました。また塗り絵も幼い頃から好きで、漫画自体を塗っていました。
中学校時代はオリジナルで漫画を描くこともあり、漫画家への進路を考えたこともありました。進路を考えていく上で、勉強は向いていなかったが描くことは得意だったため、デザイン科のある高校に進学しました。
高校ではデッサンやデザインを学びました。美大への憧れはなかったが、元から周囲より描くことが得意であり成績も良かったため、先生に後押しされ美大進学。美大で佐々木先生に出会ってから水彩にどっぷりはまり、その道で生きていくことを意識するきっかけになりました。
3. 水彩画ならではの魅力とは?
乾くまで仕上がりがわからないところ、また色鮮やかさと滲み方が魅力です。白をメインにか描くので、描きすぎないようバランスを見ながら制作しています。
4. 制作についてのこだわり・難しい点とは?
絵具を溶かす量を感覚で調整し、納得のいく色だしが一番難しいです。また描いていると楽しくなってしまい、描きすぎることもあります。その感性と理性のバランスが難しいため、途中で寝かせ作品と自分の距離を置いてみることもあります。またマンネリ化してしまわぬように植物を研究し、動物の中に遊び(景色)を表現している部分がこだわりです。
5. 作品を通して感じてもらいたいメッセージとは?
見る人たちに「癒し」を感じてもらいたいです。また難しいことを考えず、アートを気軽に楽しむきっかけになってほしいとも考えています。
6. TRiCERAについてずばり!
日本だけで生計を立てていくのは難しく、海外に展開できたらと考えておりましたが、言語や配送など複雑な壁が多く実行できずにいました。その時にちょうどTRiCERAさんのサービスを知って自分が求めていたことをすべて対応してもらえると聞き、是非!という思いで参加することにしました。
〜最後に〜
タケダヒロキさんの作品は弊社HPに掲載されておりますので、是非ご覧ください!→ココをクリック
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