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科学大国日本の凋落

皆様、”科学”における日本の地位が年々低下していることをご存じですか?

すでにNewsweekや日経新聞にも取り上げられたように、論文数や論文のインパクト、博士号取得者数が年々減少しています。(下記は有料記事です。)
https://www.newsweekjapan.jp/magazine/295993.php
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36412990S8A011C1TM1000/

現状を危ぶみ、行動を起こした研究者がいます。
彼らは日本科学技術振興協会(JAAS)を設立し、日本国内における”科学”の地位向上に動いています。
下のファイルにJAASの設立主旨がまとめられていますので、是非ともご覧ください。

さて、JAASではすでに様々なワーキンググループを作り、活動していますが、結局のところ徒労に終わる気がしてなりません。(私もJAAS賛助会員なので、どんなことをしているのか少しは知っています。)
その理由は、以下の2つと考えています。

①国会議員が会員にいないこと

②インフルエンサーが会員にいないこと

JAASはただのNPO法人ですので、意見しか述べることができません。そのため、国を動かす力を自身は持っておらず、国会議員を”説得”するという遠回しな手法を取らざるを得ません。
私としては、JAASの会員の中から、「博士号を持ち、話のうまい人」を、国会議員にすることが、JAASの理念を叶える一番の近道だと思っています。

そして、インフルエンサーがいないことも厳しい要因です。学術的には有名な人はメンバーの中に多数いますが、残念ながら社会的に有名な人はほとんどいません。社会的に有名でない人が発信する情報は、見る人が限られていますし、人の興味を引き付けません。コロナ関連で有名になった岡田晴恵教授にように、テレビ出演を定期的に行い、問題提起ができる人が必要だと考えます。

私もまだ国会議員でもインフルエンサーでもありませんが、自分から何か行動を起こせるように、現在準備しています。

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