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年収の壁シリーズ③ 130万円の壁とは??

こんにちは、トライサポート株式会社のツジです。

本日は、年収の壁シリーズ第3段、130万円の壁。についてです。

少し前回までのおさらいをしましょう。

①103万円の壁とは、個人に所得税が発生する境界線。給与所得に対しての給与所得控除(55万円)と、全ての人に使える基礎控除(48万円)の、合計103万円を超えると、超えた部分に対しては所得税がかかってきますよ。という話でしたね。

②106万円の壁については、100名以上の会社にお勤めで、年間106万円以上稼ぐ人に関しては、その会社が用意する健康保険と、厚生年金に入ってくださいね。となる境界線でした。
2024年10月からは51名以上の会社でもこのルールが適用になります。
このルールにより、所得が減ってしまうケースもありますが、国はこの減ってしまう所得に対して手当を促進するような補助制度などを設けています。
企業によって対応は違ってきますが、該当する人はなんらかの手当が受けられるかもしれません。

以上、103万円の壁、106万円の壁についてでした。
詳しくはリンク先を参照ください。

では、今回の本題、130万円の壁についてです。
130万円の壁に関しては、106万円の壁と性質的には似ています。
106万円の壁は、100人以上の従業員がいる会社で働いている人向けの話でしたが、130万円の壁は、全ての人に対して適用されます。

例えば、パートを掛け持ちして働いていて、合計して130万円以上になる人や、フリーランスで収入(利益ー経費)が130万円以上になる場合は、年金や健康保険に関して、誰かの扶養ではなく、自身で加入が必要になります。

つまり、
社会保険料(年金、健康保険)の加入の必要の有無に関しては、会社の規模によって106万or130万円の2つの境界線があります。ということになります。

今回は比較的分かりやすかったですかね。
次回は150万円の壁についてです。この壁が最後ですね。

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それでは、また!


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