テープカッター

いつだったか(おそらく1月以内)、息子のためにテープカッターを導入した。

指で切れるマスキングテープがあるし、セロハンテープを使わなくても良いのでは…と親的には思うのだが、息子はどうやらセロハンテープを使いたいらしい。

正直なところ、一応家に常備しているものの、私たち親はあまり使うことがない。必要な時にハサミで切ればいいだろうと、テープカッターは家に無かった。

しかし息子が使いたがる。ハサミを渡して親が見ていないのもちょっと怖いし、ならば導入するかと我が家にきたテープカッター。今のところ、息子はどんどん使っている。

昨日は大作を作っていた。ダンボールを三角柱にくっつけて、側面にうちわやら自分が描いた絵やらをくっつけて、最後に棒を通して「おみこし!」と言っていた。

おそらく最初からお神輿を作ろうとは思っていない。作っていくうちに「こうしたら良いのでは?」というアイデアが出てきて、最終的にお神輿になったのだと思う。

ブロックもそうだが、最近は創作能力がどんどん上がってきており。親が感心してしまうものも沢山作ってくれる。子どもの成長はすごい。

それを支えているのは「子どもが使いやすくて」「自由に使える場所にある」道具たちなのだろう。使いにくかったら使う頻度は低くなる。使うのに手間がかかったら、やはり頻度は低くなる。

ある程度の道具を与えてあれば、あとは勝手に子どもが遊んで学習するのではないかなぁと思ったりする。個人的には、ひらめき工房のような、いろんな材料が引き出し等々開けたら出てくるのが理想なのだが。一般家庭でそこまで揃えられるのかというと、場所的にもお金的にも難しい気はする。

息子がよほど工作好きならおそらく用意するが、他にもウルトラマンやら料理やら絵本やらいろいろ好きなものはあるので、工作に一点集中はできない。たまにテープカッターのような道具をあげるか、空き箱ができたらあげるか、そのくらいになるだろう。

まぁそれでも想像力を膨らませて楽しめるのが子どもだと思うので、これからもどんどん作ってくれたらなと思う。空き箱一個、ラップの芯一本でも何やかんやと遊びを思いつく、そんな子どもでいて欲しいのである。

兎にも角にも、テープカッターは買って良かった。息子の工作の幅が広がった。今年買って良かったもの2位になるかもしれないな(1位は今打っているキーボード)。


ではまた明日。

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