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無い無い尽くしの大学生が腹決めて自分変えてトレンダーズに会うまで

「就活うまくいかなくて死にそう……」現状を変えたいともがき続ける過去の自分に向けて、このnoteには僕の就活生時代を綴ります。

というわけでどーも。
皆さんこんにちは。
トレンダーズ株式会社で広告プランナーとして働いている、新卒1年目の安田と申します。

「就職活動」という言葉を聞いて、皆さんはどんな印象を思い浮かべるでしょうか。
「とくに苦労もなくスムーズに進んだ」という人がいる一方で、「正直うまく行かなかった」「どうにかなるまで死ぬほど大変で、あまり思い出したくない」と思う方もいるのでは?
僕自身はトレンダーズという会社に出会ったおかげで、今でこそ納得した道を見つけて毎日働いておりますが、正直言うと就活に対してはあまり思い出したくない派だったりします。

「人生終わった」と思ってた時期もありますし、お祈りされた数も多すぎて20社から先は数えるのをやめました。(覚えてないだけでもっとありそうです……)

ここまで書けば分かる通り、僕は就活強者ではありませんでした。
ですので、「こうすれば就活がうまくいく!」といった話は僕からはしません。

ですが「自分を変えたい」と思っている人や何かを心底悩んだりもがいている人には、少しだけ僕の話が役にたつはずです。
過去の僕と同じように、現状を死にものぐるいでなんとか変えようと頑張っているあなたに向けて、このnoteを贈ります。

①なんにも持っていない大学生だった、就活前の自分

初めに言っておくと、就活前の自分ほどなにも持ってない大学生もいないだろうと思っています。

・どこにでもいるオタクで打ち込んだものもなく
・自分の専攻をそのまま仕事にする気は起きなくて
・中身はその辺にいる意識の低い大学生で
・学業もサークルもバイトも人間関係もほどほどでしかなくて

普通の人なら就活までには何かしら打ち込んだ経験を持っているもので、それでなんとかなるものだと思います。
ただ、自分には打ち込んだものも、胸を張って言えるものも何もなくて。

就活で必ず求められる学生時代に打ち込んだこと、いわゆる「ガクチカ」も武器になるものもまともにありませんでした。
(※「一応早稲田いたなら、お前学歴だけはそこそこある方だろ」って指摘もありそうですが、学歴だけあっても打ち込んだことが無いと話にならなかった、というのが僕の経験談です。)

何も持っていないし、目指す先も何もなかった。
就活の動き出しこそ3年生の5月くらいのタイミングで早かったものの、何も持っていない人間に待ち受けていたのは当然の末路で。

ありったけ申し込んだサマーインターンの選考もろくに通らず、一方で就活で定番の「サマーインターン有名なとこでどこ行った?何社行った?」という話題にもついていけず。
夏も始まったぐらいの段階で、自分のこれからに明確な危機感を覚えました。

「誰も自分を必要としていない」
「このままでは死んでしまう」

他の人と比べて、何も持っていないし何も手に入れられていない。
生きているのにまるで自分が生きていないような、不思議な感覚でした。

ただ、そう痛感した一番の理由はやはり「今まで自分が何もしてこなかった」からでした。
「俺の人生ここで詰み、ってやつなんだろうか」何もしてないくせに、ぼんやり考えたこともあります。

でも勝手に一人で打ちひしがれて、そこでようやく踏ん切りが付きました。

「前を向かなきゃ。このままじゃ終われない。」

普通の人と比べたら遅すぎる気づき。
学生時代を有意義に生きていた人には追いつけないし、鼻で笑われるようなレベルです。

それでも、これから先の人生を生きていくんだから。みっともなくても足掻かないと。

だから、その時から自分にできることを血眼で探すことにしました。


②ガクチカが無い。だったら今からでも作るしかない。自分で変わることを選んだ夏

今からでも間に合うはず。間に合わせる。
何も無い現状をどうにかできるのは自分しかいない。
だから自分でなんとかする。
自分で自分を変えてやる。

そう強く想ったことをきっかけに、3年生の夏は自分にできることを探して回りました。

僕の場合は、たまたま見つけた「長期インターン」というものを現状打破のきっかけに選びました。
ただ、この長期インターンも簡単に始められたかと言うとそんなことは無くて。

長期インターンの募集に応募して、いろんな会社に足を運び、また突きつけられる現実。

「で、君、学生時代に何をやってきたの?」
「実績無い学生はいらないんだけどなぁ」

学生時代に何もやってこなかったことは、どこまでも自分に重くのしかかってきて。

長期インターンに取り組みたいと思って探し回りつつも、三行半を突きつけられることはやはり多かったです。
正直、探しても見つからない生き地獄を再度思い知らされて、気持ちが揺らぎかけた場面もあります。

それでも、できることがあるのに投げ出すのは「変わりたい」と誓った自分に嘘をつくことになると思ったから。
自分を採用してくれる会社さんと出会えるまで、探し続けました。

どこまでも積極的に、自分から動く。
自分で動かないとなにも変えられない。

そう自分に言い聞かせて探し続けて、僕はようやく1つの会社でインターンとして採用してもらえることになります。
(※この時点では、トレンダーズとは出会っておりません。別の会社さんです。)

その時インターンとして採用してもらえた会社では、「積極的で前のめりに来てくれる」「事前に調べてきた内容と会社側で説明した部分で齟齬が無く、話がスムーズだった」といった点から、働くことへの高い意欲を評価してもらえたようでした。

「自分にできることを探す」と決めて行動に移してから、掛かった時間は1ヶ月。
決まるまで辛酸をなめたなぁと思います。


③変わるために全力を尽くす!長期インターンで何やった?

時間は掛かったけど、どうにか長期インターンに参加することができました。
とはいえ、参加できたのはただのスタート地点に過ぎず。

掴んだチャンスは逃したくないから。
自分に使える時間は、ありったけ長期インターンのシフトを入れることにしました。

募集自体はいわゆる「Webマーケティング」に分類される仕事です。
仕事の内容は、SEO対策に向けて記事を量産するところからスタート。

インターンの中にも階級制が敷かれていて、ここが上がらないとできる仕事の幅が広がっていかない仕組みだったりします。
たしかに階級に応じて裁量はある程度決まっていました。
ですが、決まっているならば決まっているなりに工夫をこらすまで。
目先でやるべきことをやらずして、自分が変われるわけもありません。

自分が変わるためにその時やったことや背景を具体的に話すと、こういった具合でした。

<背景>
・入ったばかりのインターン生は、ひたすら記事のライティングが仕事
・記事1つ〇〇〇〇字で〇〇分、といった会社側でインターン生に課しているノルマが有り
・ノルマ通りに終わらない学生も結構いた
・記事をたくさん書くことに腐るインターン生もそれなりにいた
・自分も最初は全然ノルマ時間の達成ができず苦戦
・苦戦したままだと、自分が変われることを証明できない

<やったこと>
・自分で変わることを有言実行するために、腐らずトライ
・まずは全力で、とにかく記事の本数書いた
・「この記事はここ意識して書く」と改善点を探しては積み重ね
・「ここ意識して書くとこれだけ短縮できる」点と短縮時間を片っ端からリスト化&実際に試して効果を確認
・質を担保しつつ、ノルマ時間の半分で記事が書けるようになる
・記事のジャンルに縛られず再現できるようになるまで上記を実践

階級が一番下だと、ひたすら記事のライティングが仕事で。
裁量って言葉を使うなら、たしかにある程度限られた状態だったとは思います。

とはいえ記事を書くことが仕事であるならば、記事を書くことにたいしていろんな角度から工夫ができるわけです。
僕の場合は「時間を徹底的に短くする」ってアプローチを取りました。
全力で短縮しすぎて、当時いた社員から驚かれましたね笑。
大変うれしいことに、これがきっかけでこの会社ではいろいろと仕事を割り振ってもらえるようになりました。

いろんな仕事に挑むチャンスをもらって、それに全力で飛びついて。
中には数字に直接貢献できたものもあったり。

世間的に見て大したことはそんなにしてないですが、自分が打ち込んだと自信を持って言えることが増えてきて、何も無い頃の自分が変わっていったことを実感していました。

ちなみに先述した階級制には昇格の仕組みがあるのですが、当時の歴代最速スピードで昇進をさせてもらえたのも、個人的には自分の変化を感じる瞬間だったり。(これはただの自慢です笑)

「何も持っていない自分を変えたい」と心底思って行動に移せたからこそ、ほんの少しだけ自分を変えることが出来たのかなって気がしてます。

ここまでだといい話で終わりそうなのですが、トレンダーズと出会うまで、実はもがき苦しむ日々は続いていきました。
その話もちょっとだけさせてください。


④「自分を変えてもだめなのか?」諦めかけていた自分とトレンダーズとの出会い。

上記の長期インターンに取り組んでいたのと並行して、いわゆる普通の就職活動にも取り組んでいました。
合説や就活イベントでいろんな会社さんと接点をもって、いざ選考を受けても落とされるばかりで。
ちょうど3年生の秋~冬頃だったかと思います。

選考で落ちる部分はバラバラで、原因を考えても分からないことが多く。
冒頭でお話したように、お祈りされた数もどんどん増えていくばかりで。
「自分を変えることができても、やっぱりだめなのか?」と諦めそうになっている自分がいました。

そんな僕に転機が訪れます。
当時使っていた逆求人サイトにて、とある会社の人事から声を掛けてもらいました。
それが「トレンダーズ」という会社だったんです。

もう今となってはオファー文をすべて思い出すことはできませんが、どの会社よりも熱量の込められたメッセージが書いてあったことは強く覚えています。
熱いオファー文にココロを動かされている自分がいることに気づきました。

「この会社の人に話を聞いてみたい」

そうして僕は、トレンダーズで初めて面談をしてもらうことになります。

面談のなかで僕の目指す方向性ややってきたことなどを一通りお伝えした上で、返ってきたのは「さらにこうすると良いかも!」「うちの〇〇に話を聞くとヒントがあると思う!」といった結構具体的なアドバイスや提案の数々でした。

実際、そのあと現執行役員の岡藤さん現取締役CFOの田中さんに壁打ちする機会をもらい、教えてもらった情報や学びを吸収・実践することで、自分をさらに変えていくことができました。

ちょっと具体的な話を1つすると、当時の僕は「30歳くらいまでには何でもできる人になりたい」と漠然ながらも目指す方角が見えていました。
ただ、「何でもできるに固執しすぎると、何もできない人になる」といったことをCFOの田中さんに教えてもらったことがあって。
ほかにも面談でいろいろ教えてもらったことをきっかけに、「最終的にはゼネラリストタイプを目指す」「でもまずは、きっちり尖った得意領域を獲得する」といった、今までの自分をベースに軌道修正を加えることにしました。

こうしてトレンダーズとの接点で自分にどんどん変化が加わっていき「入るならここだな」と覚悟も決まっていきました。

自分が変わり続けるために、
変えるきっかけをくれたこの会社で、
この会社の人たちと一緒に働きたい

あとで聞いた話ですが、面談・面接1つ挟むごとに僕が変わっていく様子がトレンダーズの求めていた要素の1つ「変われる人」に当てはまっていたとのこと。

選考フローに案内してもらってからも、自分に出せるものは全部出しましたし、思い切ったことを言った覚えもあります。
改めて書くのは結構恥ずかしいので、選考周りの話はこちらの記事を読んでくれたら嬉しいです。
(※僕の内定者時代のことを書いてもらった記事になります。)

最後の面接が終わった後で、当時社長(現会長)の岡本さんから「それじゃこれからよろしくね。」といったことを言われた時は、かなり嬉しかったです。

こうして、「自分を変えること」からすべてを始めた1人の大学生は、「変われる人」を求めている会社へ入社することを決めたのでした。

(※ここから入社するまでの1年間、内定者として働いていましたが、それはまた別の日にお話します。)


⑤無い無い尽くしの大学生が腹決めて自分変えてトレンダーズに会うまで

最後にこのnoteを読んでくれた人へ。
今回のnoteでは、「変わること」をテーマに、僕の就活時代のお話をしました。

「さあ!次は君も!」みたいな押し付けがましいことは一切言いません。
「俺もやったんだからさ」って人に押し付けるのは、なんだか同調圧力みたいで嫌なので。
僕は僕、あなたはあなたです。

このnoteを読んだあとに、自分の何かを変えてもいいし変えなくてもいい。
それでも、誰か1人のココロを動かせたのならば、僕は嬉しく思います。
未来はそこから始まると思うから。

※他にもnote書いているので、もしそちらも読んでくれたら嬉しいです。


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僕が直接見に行きます。

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文:安田 匡宏

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