【PEST分析】Eスポーツというキーワードから見る消費トレンド

こんにちは、トレンドハンターです。

マーケティング用語にPEST分析がありますが、PESTのSociety(社会的)な要素を分析することは世の中のトレンドや消費動向を見ていくうえで非常に重要になります。

特に、ファッションショーや海外の展示会、SNSなどから生まれてくる社会的要素は、カルチャーが表れてきますので、とらえるのは難しいのですが、重要な要素です。

ファッションショーや展示会からのトレンドの見方は、テクニックが必要になりますが、本日は社会的要素の中でも簡単に見れるトレンドを紹介したいと思います。

本日は、2018年からトレンドになってきているイースポーツに関する情報収集です。

それでは今回も、私のまとめている個人的なメモを公開いたします。
私のメモなので箇条書きになっているところが多くなっています。

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目次

1.トレンドの背景
2.マーケットの規模
3.日本のイースポーツの概況
4.海外のイースポーツの概況
5.マーケットの拡大
6.消費拡大のヒント

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1.トレンドの背景

2018年からトレンド開始。2020年もトレンド継続。大規模な世界大会や日本では国体でも。10月の国体を契機にさらに盛り上がりを見せている。しかし一方で、世界に比べたら日本の発展は遅く、賞金の規模も日本は法律のために低く抑えられている。

2.マーケットの規模

現在、約1400億円のマーケットボリュームがある。今後、世界的にさらに伸びていくことが予測され、コロナの中での巣ごもり消費や人と会わない消費の中でも、イースポーツが伸びる要因はたくさん出てくる。

3.日本のイースポーツの概況

国体(茨城県)での開催が2019年から始まっています。日本初の都道府県別の対抗戦が国体で。高校野球のように郷土愛を刺激されますね。

2020年は鹿児島の予定でしたが、2023年に延期することが決定。

高校の部活でも2020年は開催。コロナの中でも安心のスポーツですね。 学校教育では、部活だけでなく、戦術を学ぶ教育の場として注目(プログラミング)されています。

オンライン開催されている東京ゲームショーでもイースポーツは注目されていますね。

日本は海外から遅れている。

富山県が地方では一番盛り上がっています。地方でeスポーツイベントをやることで、自治体や企業が期待する地方創生効果が生まれます。

そのほか日本では企業での部活も盛んに、イースポーツを契機とした商談、企業間交流なども生まれています。

4.海外のイースポーツの概況

海外は、賞金総額が桁外れですね。

海外ではイースポーツ専用のアリーナもできてきています。

5.マーケットの拡大

企業や学校の部活はすでに拡大してきていますが、女性や家族でもコロナでイースポーツがトレンドになってきています。また、子供から高齢者、障害者でもできるスポーツ、最近では障害者施設でも。中高年以上のマーケットも注目されています。

6.消費拡大のヒント

イースポーツというキーワードからどういうものが消費に影響するかアイディアを出してみよう。

ゲーミング●●
選手関連グッズ(人気ウエアなどの登場、ライセンス商品などの登場)
ゲーミングマウス
ゲーミングユニフォーム、ゲームウエア
ゲーミングスマホ(5G)
ゲーミングスマホ関連グッズ
ゲーミングPC(薄型タイプ)
携帯型ゲーミングPC
ゲーミングモニター
ゲーミングチェアー、ゲーム座椅子
ゲーミングデスク
ゲーミングキーボード
ゲーミングヘッドセット(ゲーミングに最適なヘッドホン・イヤホン)
ゲーミングイヤホン
ゲーミングシューズ
ゲーミングアイグラス(目に優しい)
プロコン
エイムリング(コントローラーにつけるもの、ヨーロッパで)
Eスポーツの応援グッズの拡大、応援マーケット
イーゲーム用のドリンク(例えばブルーベリー、DHAなど)
イースポーツドリンク
人気イーゲーマーのグッズ、ライセンス商品


コロナの中でも人と会わないでできるイーゲームのマーケットは非常に注目されています。プロの方が非常に注目されていますが、簡単にできるスポーツとして、今後は、子供から高齢者まで様々な方が参加することが予測されます。また5Gの普及もイーゲームを後押しすると考えています。このマーケットはますます注目ですね。

是非、ココから何が消費に結びつくか、連想ゲームしてみてください。

ありがとうございます。

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