はやし

はやしです。裏日本育ち、東京のすこんと晴れた空がすきです。今日も歩いています。

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  • 日記

    歩いて、読んで、考えて、の日々の日記。

  • かんがえこと

    「・・・無機質が交錯するそのすきまからそれを・・・バシッとこうなんか無機質でなんかドライな、記述にこそ感情が匂・・・」

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one hundred years and a day, - 2024.3

3月4日(月) 5時くらいに目が覚めてツイッタ見てる。見るほど日本の問題が流れてきて絶望的になる。そして見るほどアルゴリズムで増殖してくる。 ついにリモート一日自宅は落ち着かないというか、いや別に朝のミーティング後なら出てしまえばいい。 暖かいからニットにコートのみ、ブリグリ聴きたくなって、春の音、日差しと誕生日に近づくころの毎年のこの時期の感じ。気分よく曲流してる。 エクセルシオールでいっぱい作業しようと意気込んでいつもとちがう席に座ったらまぁ電波入んないよね。あきらめてi

    • かんがえこと-41

      4.19 本のない朝は、別の世界を開く。 何者かになりたくて、でもなれないひとがほとんどで、気づいた、イメージは、ジャンプしたら違う世界に降りたっているところ、ジャンプすきだよね、いつも一足跳び。 4.22 時間の濃度と質量、ただ流れ着いたここまでは。気にもとめていなかったものが、綺麗に見える、無機質な駐輪場、壁のモチーフは酔っ払いには雪のように、きらきらして。 赤信号では70年代のなにかが再現、白いトレーナーが大きく肩に腕をまわす。 どこからかポップコーンのにおい、ピ

      • かんがえこと-40

        4.10 まだだれもやってないこと、つくってないもの、という石が置かれてつまづく、知っていてつまづく、置いたのは自分、でも置かなくても見えない石は共通認識としてころがっていて。そうしてなにかのせいにして、溶けてゆく。 写真を撮っている自分、を見られるのが苦手、何を見ているのか、自分でもとらえきれないもの、を先にはかられているようで逃げたくなる、逃げるようにボタンだけ押して去る。今日だけは、無い目を盗んで、光るツリーだけ収める。 4.11 遠く坂の上から、視線の先には山

        • かんがえこと-39

          4.8 歩く条件。荷物のおもさ、天気と靴。理由、無し。 マッキントッシュはからだに食い込み、どうせならスペックごと取り込んでしまいたい。 のびた爪は時間芸術、美しくても垢はたまって、不協和音も愛せれば、不安定こそ豊かさ。 ここは清川、川から離れるほどに清くなり、 けれども言葉はどんなに探しても上から眺めてばかりで、偽善にもならない。ただできるのは、彼のそれまでを巻き戻して寄り添うだけで。気づかれないように、そっと。 突然交差する景色と記憶、いつか来たマンション建設地、そ

        one hundred years and a day, - 2024.3

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          かんがえこと-38

          3.4 大きなソファーに腰を下ろしコーヒーの香りを嗅いで、パンの袋を開ける。こういうことじゃないの。彩度は奪われた。 市場では子ヤギのミントに挨拶を。竹下通りのサインはださくて(仮)だと思いたい。虎ノ門ヒルズははじめて、遅れてきたルーキーのその長体は窮屈そう。 目的地に近づく。この曲が終わるタイミングに合うように、歩を緩める。 3.11 辿ればぜんぶいとしい。酔っ払って、手をはなした交差点、ケンタッキーでは時計だけ見て、鋭角の階段は目眩がする。あの日泣きながら聴いた曲に

          かんがえこと-38

          かんがえこと-37

          3.26 雨の川沿い、「百年の散歩」を読んでいて、パリのはずれの河岸の街まで。向こうの橋はぼんやりうすピンク色にかすんで、土手に上がればここは日本。さくら色。 花散らしの道で、土砂降りの誕生日を思い出す。満開になったとたん、それを待っていた大雨。ひきずられるように気持ちはふさいでいって。あの日と同じ空、ちがうのは。 3.27 荷台に積んだがらくたの袋の中から、ちょうどよさそうなかたちのものを探してはもってくる作業。デザインは夢の中でも遂行される。 空中の食堂から、アクリ

          かんがえこと-37

          かんがえこと-36

          11.19 東京ミズマチからリバーウォークを歩いて、隅田川沿いのタリーズでお仕事。空いていて快適だけれど虫が飛んでいる。オンラインの成田氏の講演を聴く。ニュートラルでいて本質的な視線には、いつも私の歩き方を教えてもらう。今日も「どう乗り越えるか」というテーマに対して成田氏は「乗り越えようとすることが危険」と言った。 歩いて浅草方面へ、行ってみたかった毛糸ショップへ向かう。途中、ベーグルなどないかとカフェをのぞいてみるけれども今日はベーグルはなく。ぐいぐい来る接客に押されて

          かんがえこと-36

          かんがえこと-35

          4.17 ランニングしよう、と思いつつ起きれず。というか起きず?いつものことではある。午後は純ちゃんのライブ配信など観つつベーグルを焼く。まだまだ形はいびつだけれども確かにベーグル。これはいろいろ試してマイベーグルを見つけていきたいところ。ヘルシーだし、良き。 4.18 今日から「新卒」君が配属。やはりなんというかきちんと感のようなものが違うというか。わきまえというか。キャリアの形はいろいろだけれども当時は自分も「普通」に「新卒」していたら悩みもひとつは少なかったのかななん

          かんがえこと-35

          かんがえこと-34

          3.20 調布からの帰り。スターバックスに入って2時間ほど読書。久しぶりに買って読みたいと思ったのは哲学の本。最近はかんがえるよりまず感じること、を意識していたけれどもやっぱりかんがえることは日常で。 読書を終え、その後寄った店で偶然、前職場のYちゃんに遭遇。ミラクル。コロナ渦での営業について気にかけつつも全く会えていないのだった。お互いの近況など数十分立ち話。近々飲みに行こうと約束し別れる。 3.23 LIGの書類選考は落ちた。そもそもなぜ私へメールが、私のスキルで

          かんがえこと-34

          かんがえこと-33 3.27

          3.18(水) すこし、暇だ。仕事もこの情勢で本来より少なく。心も暇を持て余している。あれこれ悩むのは暇だからなんだよ、と書こうとして豚だからなんだよ、ってなったのは気づいたからいいとして、暇だからなのだ。だからその悩みの不要さに気づいた時、急に手持ち無沙汰になる。そしてよりによって昼休み、本を持って出るのを忘れさらに手持ち無沙汰。今日はどこを歩こうかと「キョリ測」を開く。新宿まで行けそうかも、赤坂見附で降りて歩く。 帰りにわざわざ電車賃かかるのも気にせず、向かう。首都高

          かんがえこと-33 3.27

          かんがえこと-32 3.15

          3.9(月) いちばん信じられるものはなんだろうか。自分がいちばん信じたいものはなんだろうか。やはり生のひとの声とことば。温度。そういうのが伝わる本。 最果タヒ「好きの因数分解」がとても良いなぁと思っていて、とくにその発想というか、私も因数分解、したい。「モデル○○の私を作るもの30」、的なものではなくてもっとこう理由なんかないけど好きなんだからしょうがないじゃん、みたいなわざわざ人には言わないこと、わざわざことばにしたい。 3.11(水) 春の陽気。春はすき。春が近

          かんがえこと-32 3.15

          かんがえこと-31 3.10

          3.5(木) もう木曜日。日記は書いていない。本も読めていないし、新聞もニュースも読まない。スマホでゲームもしないし、アニメやドラマも観たいと思いながら観ていない。とりあえず毎日同じ時間に出社はしていて。生きるのに最低限のことしかしていない。図書館で予約した本がそろったようなので借りに行きたい。「夏物語」まではあと300番目くらい。 3.6(金) 昨日木曜日だったので、もう金曜日。寝坊。昨日の夜のキャベツのみそ汁に卵を落とす。昨日作っておいてよかった。 帰り。池袋から

          かんがえこと-31 3.10

          かんがえこと-30 3.1

          自愛、とか、自分を大切にする、っていうことを意識する毎日で、普通の人からしたら当たり前のことなのかもしれないけれどもなかなか理解できず、理解というか、そう頭で考えていることがもう違うのだと。「自分の感覚を大切にする」って言葉で少しわかってきたのだけれど、つまり、その時自分がどう感じたのか、を実はわかってない。こんなに感情には向き合ってるつもりなのに、相手の反応やことばに振り回されているだけで、それは自分がどう感じてるか、とは逆の方向なのかもしれない。やはりその時の感覚をのこす

          かんがえこと-30 3.1

          かんがえこと-29 12.16

          12.8(日) お世話になっていたクリーニング屋の大将が体調を崩して店を閉めてから、クリーニング難民になってしまっていたけれどもようやく別の店へ。セーター2枚で2,000円とられる。「うちはプロだから。」とのこと。 その後カフェアースへ。アースへ行くときはいつも開店直後の一番乗りで。もっといつでも行っていろんな人たちと交われればいいのかもしれないけれども、できない。なぜできないのかは、わからないけれども、おしゃべりする時間をひとりじめしたいのは常で。どんな読んだ言葉に学ぶ

          かんがえこと-29 12.16

          かんがえこと-28 12.8

          11月25日(月) 先週の水曜日くらいからおなかの調子が悪い。お腹は空くのに、食べたら全部くだしてしまう。 水曜の夜は岩本町でまきこさんとタコス。普通においしくいただいたけれどもそのときも食後に店のトイレに世話になってしまったのだった。まきこさんとまったりおしゃべりする時間は楽しかった。結局は自分しだいなのだけれど、しかしなぜ女ばかりがこんなにも悩むのだろうか。 金曜は昼食をとらず。夜の豆乳鍋はおいしくてたくさん食べる。とても寒い日で、きっとみんな夕食は鍋。白菜がどこも

          かんがえこと-28 12.8

          かんがえこと-27 8.3

          7.8(月) 午後になって頭痛。パンが食べられるパン屋、に入って休憩。こめかみを強力に押して止める。治る。「植草甚一コラージュ日記」をめくってみる。語られるその時代の映画や作家のことは知らないものばかりだけれども日記としてやはり面白い。手書きのまま作品のように載っているのも、良い。とにかく本ばかり買っていた様子。またカフェアースの本棚に入れることにする。夜は首都高のドライブ動画を観て、寝る。 7.9(火) 10年以上勤めていればいろんなことがあって、でも良くも悪くも日常

          かんがえこと-27 8.3