見出し画像

ヨガ=ポーズ。と認知される理由

こんにちは、みどりです。tree of leaf という箱のないyoga&ayurveda space を営んでいます。(店舗は2021年春オープン予定)

ヨガ=ポーズ。と認知される理由
というタイトルお伝えしようと思います。


ヨガはポーズだけじゃない!ヨガとは、本来の自分らしくあるための在り方そのもの。

ヨガ=ポーズ(アサナ)ではありません。(以後、記事ではポーズをアサナと明記しお伝えします)
何故、ヨガをするのか?
それは、余分についてしまったものを落とす為です。

ヨガの一部にアサナ(ポーズ)があります。アサナとは体位を意味し、あくまで瞑想をするために、快適で安心できる姿勢を保ち続けるための身体作りとして行なうものです。
歴史的にはアサナ(ポーズ)を行なうヨガのスタイルは浅く、ヨガ=ポーズとうい認識は現代的に変化し定着したものです。


ヨガ=ポーズとして認知されたのは、現代人が不調を多く抱えているから。

余分についてしまったもの。とは何なのか?それは疲労や不調です。

現代人は皆疲れていますね。不安や疲れには歴史があります。1990年代に癒しという言葉がブームになりましたね。バブル崩壊、不況。日本人の誰しもが漠然とした将来の不安を抱え、癒されたいと願って生まれた『癒しブーム』。
今は懐かしくも感じる『癒し』ですが、ブームは流行り。流行することでそれは当たり前となり、当たり前はブームではなくなり、癒されたい人たちが明確な方法を各自探しにいって、健康ブームや2000年代の『ヨガブーム』に繋がりました。もはやヨガも流行りではなくなり、健康のツールとして認知されています。

1990年代、不安と緊張でストレスという『目には見えない不調』
『目に見える、または数値化できる不調』を負った私たちは癒しを求め、
まずは目に見えるところから健康的になっていこう!と2000年代健康ブームが起こり、その中の1つがヨガ。


不安を感じると強い緊張状態となる。

不安や恐怖感は緊張は筋肉を硬直させ、凝りや滞り、痛みとなって現れます。緊張は睡眠や食事まで乱していきます。極度の緊張や恐怖感はストレスとなり、不調や病気につながってしまうという事。

太っているから痩せたい、肌が荒れているから美肌になりたい生理痛が辛い、健康診断の結果に危機感を覚えた…など、これらが『目に見える不調』です。

内面的なコンプレックスよりも、外見や数値、肉体的な痛みをまず改善解消したいと思いますよね。入院中の人は「自信を持ちたい」よりも「病気を治したい」と一番に願うはずです。

『目に見えない不調』=自信がない、不安定など性格・内面的なコンプレックスの改善解消は『目に見える不調』のケア後になるか、また『目に見える不調』を緩和していると勝手に自信がついていたりします。

話がそれましたが、何故ヨガ=ポーズとして認知されたのか?今回はここですね。


ヨガ=ポーズの認知は必然だった?!

書き出しに戻りますが、ヨガとは本来の自分らしくあるための在り方そのものです。アサナ(ポーズ)は、肉体的不調を緩和させ、余分なもの=不調を緩和・解消させるもの。自分らしく、快適で安心できる姿勢を保ち続けるための身体作りとして行なうものです。

緊張や不安感でたくさんの不調を負ってしまった現代人には、不調を改善する事。まずはポーズが必要であり、必然だったのです。

呼吸法、瞑想、教えや読誦、哲学なども含めてヨガです。
現代でヨガがエクササイズやダイエットや健康体操として認知されているのは、忙しく疲れていて『目に見える不調』を多く抱えている方が多いからかもしれません。


身体の不調緩和・健康へ向かうには、予防学でもあるヨガのアサナは効果的です

ヨガが、ポーズというイメージや、ダイエットや美容に集中しているように思え、以前は複雑な気持ちになりました。今は時代にピッタリで有りだと思っています。

次の時代、『心の時代』『意識の時代』『目には見えない不調と向き合う時代』が、もうそこまで来ています。
その前にまずは身体を整えていきたいですね。

ヨガ=ポーズだと認知される理由をお伝えしました。

次回はヨガ後、すっきりさっぱりする理由をアーユルヴェーダの視点も踏まえてお伝えします。


yoga&ayurveda spacetree of leaf
ヨガ講師・アーユルヴェーダ講師 谷中 碧

▶前回【コロナ禍の今、心に留めたいこと。】はこちら




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?