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★キャンピングカー生活まであと130日★「理想の父親像」

前回の記事に引き続き「親」に関連するテーマです。

私はこの世に男として生を受けたので、親になる=父になる、ということになります。

父になるということはどういうことなのか、予想と期待を込めて記事を書いてみようと思います。


自分の父親のことを考えてみる

はじめに断っておきたいのが、父親と価値観はだいぶ違うと思うし、ぶつかることも多かったけど、ここまで育ててくれたことに対する感謝はしています。

私の父親を一言で言うなら「頑固、真面目で不器用」でしょう。
自分の感情や考えを素直に出すことが下手で、その要素は私にも受け継がれている気がします。

基本、現実的な考えで無茶はしない。
普段と違うことはしようとせず、堅実なタイプ。
良い意味でも悪い意味でも、自分の限界を知っている。

現状維持こそ美徳。
常識外の新しいことを始めることに悲観的。
逆に自分の常識内のことであれば楽しむことができる。

私が父親に抱く印象

性格的には真逆だなと思う。
私は常に新しさを求めるタイプで、父はなるだけ現状維持したいタイプ。
私はストレートにものをいうタイプで、父は自分の感情を殺すタイプ。

そして、父は現在69歳。
私が生まれた時すでに、適齢期から見れば高齢だった。

年齢差にして40以上。
人によっては祖父になり得る年齢差だ。
時代背景も違えば価値観が違うのは仕方ない。

だから正直、自分の考えを理解してもらおうとするのを諦めている。
私が「私は私、あなたはあなた」の諦観を突き通せるのは父親あってのおかげなのかもしれない。

反面教師

父親が悪いと思っているわけではない。
ただ今でも自分の考えを理解されないことにモヤモヤすることはあるし「自分が父親だったら、こんなことはしないのに」と思うことはある。

そう思えるのは父親になっていない立場だからなのかもしれない。
家の大黒柱になれば考えや生き方も変わるのかもしれない。

ここまで育てたことに対して感謝はしているが、残念ながら子供時代に"尊敬"の念を感じられなかった。

私自身を主語とするなら「こんな父親になりたい」と子供に思ってもらいたい。
それが率直かつ端的な考えだ。

子に対する態度

前回の記事でも触れたが、
「子であっても一人に人間として対等に接したい」
というのが本音だ。

自分の方が人生経験が長い。
大人だからこそ分かることだってある。
それを伝えることはむしろ大切だと思う。

しかし、最後は自分の子自身に結論を出し、決断をさせたい。
それがどんな選択だったとしても、犯罪や人を傷つけることでない限りは子が信じることを尊重し、応援し、送り出したい。

親だけど、子だけど、同じ人間なんだから。
先に生まれただけで、自分だけ人生経験という武器を持って、丸腰の自分の子にかざすことはしたくない。

子が見ているのと一緒の方向を向いていたい。
子の人生は親の人生でもある。
(逆はまた然らず。)
親子となった瞬間から主語は常に子にしたい。

そのためにも「対話」は必ず取り入れたい。

「なぜそこに進学したいのか?」
「なぜそこに就職したいのか?」

学校の面接の前に親である私との面接をクリアしてほしい。
(それは理由がないとダメだとか、否定のためでなく、子自身の心の中で腑に落ちて本心で覚悟が決まるまで一緒に深掘りたい、自分も一緒に本気の状態になりたいから。)

少なくとも通常の精神状態のうちは、後ろ向きな理由だけでの決断は、私は認めないと思う。

「勝手にしろ」でもなく「こうしなさい」でもなく。

言うなれば「子と一心同体」になりたい。
子が考えていることを理解して、一緒に考えて、実現するためにはどうしたらいいか。

大事なのは自分で決める力だと思うから。
「自立」させるのが使命の一つだと思うから、介入しすぎるのは違う。

親として子の人生のサポート役であり、ライバルであり、メンターでありたい。
親として子の人生の上司には、コーチには、うるさいジジイにはなりたくない。

「父さんと対話して良かった」と思われたい、
「父さんと頑張りたい」と思われたい、
「父さんカッコいいな」と思われたいな。

そのために自分も努力が必要だな。

「昔や自分の基準でしか考えない頑固」な親にはなりたくない、
「共感せずに何事も決めつけたり強要する」親にはなりたくない、
「甘やかすだけで威厳のない」親にはなりたくないな。

常に「この子にとっての幸せは何か?」を親目線でなく、子の目線で考えられるように。

もし子を授かったら、自分の人生を子に捧げよう。

そのためにも一日一日を密度濃く、過ごしたいと思いました。
前向いていくぞ、頑張れ自分。
カッコよくなれ、自分。

<<<あと130日>>>
押しつけることがしつけじゃねぇ、自分でやらなきゃ意味がねぇんだよ!
by 野原ひろし from クレヨンしんちゃん

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