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★キャンピングカー生活まであと174日★「あたらしい旅のススメ」

あした何の日?

こんばんは。
今回は本日参加した、地方人材還流促進事業 の「LO活プロジェクト」と「株式会社TABIPPO」のコラボウェビナーに参加したので、その内容の振り返りと考えたことについてnoteに書いてみたいと思います。
※始めに断っておきますが、プロモーション記事ではありません笑。このキャンピングカー記事に収益は発生していません。また、録画録音は禁止でしたので、全てメモと記憶、時にネット記事等を頼りに執筆してます。

LO活プロジェクトとは

『Local+就活』の意で、地方就職を考える若年層を応援する厚生労働省のプロジェクトです。「地方で自分らしい生き方、働き方」を見つけるお手伝いをされています。

まだ私は実際に活用したことはありませんが、無料の個別相談・地方就職のノウハウの学び・気になる地域のセミナー情報探しなど、地方の仕事・就職に関して幅広い情報網がありそうです。
気になる方は以下のリンクからどうぞ。

今回はそんなLO活の事務局と株式会社TABIPPOの代表取締役「清水直哉(愛称:しみなお)」さんのコラボセミナーです。

「あたらしい旅のススメ 〜拡張する旅の価値とキャリア〜」ということで、学生や若年層社会人を対象にお話していただきました。
基本的には一方通行の説明会のようなものでしたが、最後の質疑応答では個人的な質問にもしみなおさんに答えていただきました。

TABIPPO学生支部やPOOLOの説明も絡ませながら、
「今とこれからの旅のあり方と今後のキャリア観」について中心に話されました。

TABIPPOの簡単な説明

しみなおさんは学生時代に世界一周の旅をした中で出会った仲間たちとTABIPPOを立ち上げ、現在も経営者として対企業、対個人で様々な事業の拡充に努められているそうです。

TABIPPO=旅に一歩踏み出す、という意味が込められているそうです。しみなおさん自身、世界一周の旅で人生が変わったと言います。セミナー内でも何度も「若者に旅に出てほしい」というメッセージを発していました。

ちなみに私が所属するPOOLOというコミュニティもTABIPPOの取り組みの一環の組織です。さらに細分化するとPOOLO JOB、POOLO NEXTなど、それぞれターゲットが別にあります。
コミュニティ内での交流が盛んになれば、文化を広げられるのではないか、という狙いもあるようですね。

旅する生活=自由のイメージがありますが、
自由には責任と自立が求められる。会社としても社員が好きな場所で働ける風土醸成などは進めていますが「責任と自立」という点は重視してチーム作りをしていると言います。

TABIPPOの使命は「旅を広める」「あたらしい旅を作る」こと。
スライドの中に「旅は人を幸せにする。人を強くさせる。人を利他にする。」「旅が観光を豊かにする。観光が世界を豊かにする」というワードがありました。

人を利他にする、旅が観光を豊かにする

ここにTABIPPOの"旅"に対する価値観が含まれていると思います。
ただただ余暇を楽しむため、消費としてのツーリズムではなく学び・経験を求め、「自分の社会的な立場」と「旅や地域の特性(時にビジネス、時に人の心を成長させるプライスレスな価値)」を融合させていく行為こそが"観光"や"旅行"と違った"旅"が含むニュアンスなのだろうと思います。

今の時代 私たちを取り巻く状況

昭和が終わり、平成に私は生まれ、令和を生きていく中で
日本ないし国際情勢は著しく変化してきました。戦争が終わりグローバル化で旅行客の移動が活発になると、情報や価値観がどんどんと混合されていきました。

「今までの常識」は固定化されず、常に流動的に行動選択をしていかなければならない「風の時代」です。
コロナウイルスの流行がそれを後押ししたのは言うまでもないしょう。

それ以前より「人生100年時代」という言葉にあるように
一度就職した企業で一生勤めるのが正解とはいえないキャリア観となりました。

「会社中心のキャリア観」から「人生中心のキャリア観」へ。
会社や生活のために生きるのではなく、自分の人生にとって豊かなの暮らし方はどんなものか(どこで働くか、何をするか)を追い求める時代がきている。

私も過去、「会社を辞める」とか「副業する」とか「日本一周する」と親に言った際に理解を得られない経験は数え切れないほどしてきました。しみなおさん曰く「親の生きた時代と今は違いすぎる、反対されるのは当たり前」とのことで、個人的には勇気をもらいました。
(理解されなくても何度も言ってぶつかり続けてきたからこそ、親からは「何言ってもやると言ったらやるんでしょ」と諦められていますが笑)

さらに、私は今回のセミナーで初めて知ったのですが「VUCAの時代」という考え方があるそうです。「先行きが不透明で将来の予測が困難な状態」を意味する言葉だそうです。
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
のイニシャルをとったものだそうです。

個人的な意見を言うと、このように目まぐるしく状況が変わる社会で「対応しなければならない」って言い方は少し違う気がします。
そんな義務感たっぷりの考え方ではとてもじゃないけどVUCAの時代に対応なんて出来ないだろうから。

先程の「人生中心のキャリア観」にあるように「自分が求めたい豊かさ」の方が基盤として存在していいと私は思います。
その上で風の時代にあった、臨機応変な選択の取り方ができればいいのだと思います。
信念さえ同じであれば手段は違えど正解だと思うから。

旅とは?

シンプルな問いほど、答えを出すのが難しいものです。

前提として"旅"と比較されるワードとして"旅行"や"観光"があります。
先ほども少し触れましたが、旅は「消費としてのツーリズム」として定義はされないでしょう。

そして昨今は"旅”をする人が増えてきている。
しみなおさん曰く、それは「①価値観や人生の多様化」「②旅のボーダレス化」「③欲求の高次元化」によるものだといいます。

①これはSNSの普及や人の移動によるもの。
②ノマドやワーケーションなどにより普段の生活の一部に旅がある
③物や資源に困らず何となく生きていけてしまう日本にいると、社会貢献や地域貢献といった他者や世の中にGiveする活動をしたくなる

特に③は確かになぁ、なるほどなぁと思いました。

これまでの"旅行""観光"は
「画一された旅行パッケージ」「レジャーとしての消費」「団体旅行」「非日常を味わう」などに意味がありました。

そして昨今の"旅"は「個人それぞれの捉え方、動機」「ライフスタイルとしての旅」「人生を豊かにするための旅」「旅と仕事・生活の両立」「地域に還元する旅」へ。

我々のように色んな場所にフットワーク軽く旅をする人た血のことを「風の人」、対して地元で生活を営む人たちのことを「土の人」と表現していました。

風の人=外からやってくる、土地に"種"を運び刺激を与える
土の人=地元で生活する人、しっかり"根"を張り活動し続ける

この両者を繋ぐのが「風土コーディネーター」だと言います。
(肝心のここのメモが消えてしまっていました…。)

いま、観光業や地域業には"やりがい"が溢れている。
若者がやりがいを持ってスキルを活かせる場が用意されているので、ぜひ地方に関わってみてほしいとのことでした。

日本一周は来年からですが、今年もやれることから始めて行こうと思います。

<<<あと174日>>>
この世の1%も知らない



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