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「立派な大人」という呪縛
30歳を過ぎて気付いたこと。
コンビニの店員さん、担当の美容師さん、フィットネスの先生。
なんだかみんな若い。周りに年下が増えてきた。
つい最近まで新人だと思っていた職場では、仕事の相談をされたり、リーダーと呼ばれるようになったり。
この焦りと戸惑いはなんだろう?
いつのまにか大人側へ来てしまった。子供の頃、学校の先生たちはものすごく「立派な大人」に見えた。大人はなんでも知っていて、強くて、悩みなんてないと思っていた。だけど自分が大人になってみると、全然違う。
「立派な大人」は少し前の自分から見た現在であり、今の自分から見た未来なのかもしれない。
完璧な人間には決してなれないけど、理想と違うと嘆く必要はないのだ。振り返ればきっと、あの頃の私がこちらを見上げて「すごいなぁ」と言っている。
思ったより全然すごくないよ。でも少しはレベルアップしたかな?
そんな風に歳を重ねていけたなら、大人側も悪くはないかもしれない。