しろくまドイツ留学記 【14~15ヶ月目】【第3セメスター開始】
第3セメスター
夏休みが明け、第3セメスターが開始しました。日本の大学で言えば修士の2年生にあたりますが、ドイツではまだまだ授業が待ち受けています。私の場合、必修2つに選択必修3つに登録しています。
第1, 2セメスターで頑張った分楽ができると思っていましたが、間違いでした。結局去年と同じく休日返上で勉強しています。ただ、どの授業もキャンパスで行われるので、気軽に質問できたり、クラスメイトとディスカッション出来る分以前よりずっと気持ちが楽です。
授業のオフライン化
ワクチンが普及したおかげで、授業がキャンパスで行われるようになりました。2回接種済みの学生のみという制限はありますが、ほとんどの学生がキャンパスで授業に参加しています。
今までZoom上でした話したことのなかったクラスメイトと直接顔を合わせるのは、なんだかちょっとだけ恥ずかしいですね。とはいえ1週間もすればすぐに慣れてしまうので、人間は不思議なものです。
オフライン化による恩恵は計り知れません。集中力は明らかに増加しますし、授業中に気軽に質問できるのも嬉しいです。発言自体憚れる感じがあり、授業後個人的に質問に行くことも出来ないZoomとの差は歴然です。
クラスメイトとの習得度の確認を出来るのも嬉しいです。オンライン上だと皆がどんどん先に行っているような感じがして辛いので、心が折れないためにもこういう機会を積極的に作っていことが大切です。 また、授業中にクリティカルな回答が出来た日には自己肯定感が大幅アップです。
Mensa (学食) の開放
去年は大学ごと閉鎖されていたので使用できませんでした。が、今期からは無事開放されました。おかげで美味しいドイツ料理をリーズナブルに楽しめます。ホーエンハイム大学の場合1食3.25€ (約400円) で、学部で通っていた名古屋大学よりも安いです。量は勿論ドイツ式でとても多いです。
ドイツの学食は美味しくないと聞いていましたが、ホーエンハイム大学は例外のようです。毎日本当に美味しくてありがたいです。メニューは3種類から選べ、しかもメニューが毎日変わります!2ヶ月通っていても1度も被っていないので、相当な種類を扱っているようです。凄い!3種類の内1つは必ずVeganメニューになっているのもポイントです。
個人的には半身のローストチキンが嬉しかったですね。この日は授業まであと10分しか内状態だったので焦って食べましたが、出来たら2人前頼んでゆっくり食べたかったです…
また、左の写真のシュニッツェルも美味しかったのですが、付け合せの湯でたカリフラワーが異常に美味しかった記憶があります。オリーブオイルと塩をかけただけで凄まじい旨味を感じました。家でも試したいです。
シュトゥットガルトの日本人留学生
去年は日本人の学生が全く見つからず寂しい思いをしていましたが、今年はなんとシュトゥットガルトだけで20人近く確認しています。ホーエンハイム大学では私を含めて9人在籍しているようです。
その内2人は九州大学からの交換留学生のようですが、残念ながらまだ会えていません。私の友人と同じ寮に住んでいるようなので、なんとか連絡を取ってみようと思います。
こんなにも留学生が増えてくれたおかげで、休日に遊びに行ったり、はたまた大学帰りにカフェに行ったり出来るので本当に嬉しいです。特にPhDの柳下さんはしょっちゅうお茶に誘ってくださるのでありがたいです (ついでに研究の統計解析を手伝わされるのが大変ですが)。
また、日本人留学生のLINEグループをシュトゥットガルト大学のハルトくん (Twitter) が作ってくれました。12/14時点で84人もメンバーがいます。定期的にグループ内でイベントもやっています。本当に、去年とは大違いです。
最近行った旅行
授業が始まるまでの時間を使ってアルザス旅行に行きました。アルザスと
いえば2年前ドイツを訪れたときにも立ち寄っており、個人的に大好きな場所です。ご飯とワインがとにかく美味しくて、3日の滞在で確実に数キロ太ったと思います。
また、パンデミックの中でも人種問わず優しく接してくれる方が多く、本当に素敵な所だなと再確認しました。相変わらずワインもすこぶる美味しく、最高の3日間を過ごすことが出来ました。ちなみに、ワイナリーで色々テイスティングした結果私はMuscat (マスカット) のワインが好物なようです。
当時の記事:
セメスターが始まってからも、休みの日を利用して日本人留学生の飲み会を企画したり、デュッセルドルフに遊びに行ったりしました。
旅行やイベントの詳しい内容は後日改めて記事にしたいと思います。
※2021年10月~2021年11月分
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