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常夜鍋で体の中からあったまる

今夜はまた一段と冷え込んでいます。
ここ2、3日の内で一番寒いかもしれません。
こんな日はあったかいお鍋で
体の中から温まりたいと思います。


今日のお鍋は常夜鍋。
恥ずかしながらこの年まで
常夜鍋というものを知りませんでした。

今年から使っている和暦手帳のコラムに
紹介されていたのを読んで
食べてみたいと思っていました。

ほうれん草と豚を煮たシンプルなお鍋で
毎晩食べても飽きないから
常夜鍋と呼ばれるんだとか。
江戸時代に流行ったらしいです。


調べてみると厳密な発祥は
良くわかっていないだとか、
魯山人が広めたとか諸説あるようですが
江戸時代に庶民の間で流行っていた
というのが個人的にはしっくりきます。



作り方もいろいろあるようで
日本酒をたっぷり入れるべし、
味付けはポン酢と薬味で、
ほうれん草と豚以外は入れない
(お豆腐なら可)など人によって
こだわりのルールがありそう?

我が家は美味しければなんでも良い派。
昆布出汁でほうれん草と豚肉を煮て
半端に残っていたちくわとエリンギも
追加で入れてみることにしました。

ほうれん草はサッと茹でてあく抜きしてから
日本酒はなかったので省略します。
味付けはぽん酢と柚子胡椒、七味をお好みで

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ほうれん草の沼みたいな常夜鍋の完成。
エリンギやちくわが飲み込まれてるみたい😂
見た目は悪いですが、お味は最高!

画像2

器に盛って体裁を整えたのがこちら。
あっさりしつつも旨味たっぷりのお出汁と
シャキシャキととろとろの中間の
ほうれん草がとっても美味しい。
旬なだけあってほうれん草の
やさしい甘みがじゅわーと染みます。

あんまり味付けしなくても
お出汁とほうれん草、豚の甘みで
充分美味しい。素材の味を楽しめます。

意外と良かったのがエリンギ。
お鍋の味は邪魔しないし、
食感がいいアクセントでした。


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とっても美味しかったけど
毎晩食べたら流石にちょっと飽きそう。笑
でもほうれん草が旬の間に
あと何回か食べたいなぁと思います。
今度はお豆腐も入れて
日本酒ベースのお出汁で煮たいな。

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