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オンライン相談会1回目を終えて。こどもとアーティストを繋ぐネットワーク事業

オンライン相談会、1回目が無事に、かつ楽しげに終わりました。

まず最初にお話しさせていただいたのは、どういう背景でこの事業を計画したのか、目指すところはどんなところなのか。

これは簡単にいうと、文化庁などでもこどもの文化芸術の体験機会や鑑賞機会を推奨していますけれど、現状ではリソース不足や連携不足などの課題などもあり、十分ではない、と。

​もっともっとあるべきではないかということが理由のひとつです。​

次に、事業全体のおさらい。
3つのプログラムについて。

放課後アート秘密基地は体験や鑑賞の場であるけれども、大前提としてまずはこどもが安心できる場所であって欲しいとお話しました。

ページにも書いていますが、通常の習い事や鑑賞とは異なる方向性で「気が付けばあれはアートだった、演劇だった、〇〇だった」

みたいな、とにかくワクワクする時間だったらよいなと思っています。

それと、一点。

ワークショップと書くとどうしても教える、みたいなニュアンスが強くなってしまうかもですが、鑑賞でもOKです。

鑑賞から感じることもたくさんあると思いますし、鑑賞と体験の境界線が曖昧なものも大歓迎です。

むしろその曖昧さこそが、アートの強みが出る部分かもしれません。

また、現在はページ内に追記しているのですが、放課後アート秘密基地の時間の流れのようなものもお話しました。

放課後を過ごせる場所としての実証実験も兼ねていて、こどもが学校が終わって早く来ても良い、というシステムにしたいと思っています。

早く来て、お友達やスタッフやアーティストと話したり、準備をしている様子を眺めたり、手伝ったり。

そういう余白のような時間も大事なのではないかと思います。

こどもの対象年齢や、時間の使い方は各アーティストにある程度委ねたいと思っています。

応募フォームで対象を選ぶ項目があるのですが、例えば小学生、小学生高学年、中学生、小学生高学年+中学生など対象年齢をある程度選んでもらおうと思っています。

年齢制限がもっと幅広くてもかまいません。

あとは

来年度以降に発展するビジョンはあるのかどうかというご質問をいただきました。

もちろん何かしら活動を継続はしていきたいと思っていますが、今の時点で計画を決めすぎると押し付けになりかねないので、まずは今年一年試行錯誤してみて、そこから得た学びを来年以降に繋ぎたいみたいなニュアンスのことをお伝えしました。

まとめると、一番大事なのはこどもが安心して楽しい時間を過ごすということになります。

楽しいにもグラデーションがありますから、必ずしもポジティブでキラキラした内容である必要もありません。

こどもが審査員にもなる予定ですので

こどもが面白そうと思えば良いし、実際に面白かったらなおよしで、仮に攻めすぎてうまくいかなかったとしても、こどもにどうしたらもっと良くなるか聞いたりとか。

こどもが受け身じゃなくて、能動的に「こうしたらいいんじゃない?」とかって考える時間もまた豊かであると思います。

という訳で、月曜日のお昼過ぎもオンライン相談会を開催します。

こちらは日中の方が良い人向け。

いま保育園で手足口病が流行っているらしく、こどもが急に帰ってきちゃったらごめんなさい。

「今回は急だったから無理だったけど、またやって欲しい」という要望があったらご連絡ください。

できる範囲で対応します。

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