見出し画像

青少年科学館でISSを想像してみる

私が何かとお世話になっている札幌市青少年科学館

その2F。天文・地球科学コーナーに直径20mの地球ドームがあります。
(ドームの正体はプラネタリウムです)

画像3

実際の地球は(赤道面で)直径が約1万2700㎞です。
ドームと比べると、だいたい635,000倍になります。

地球周回軌道を回るISS(国際宇宙ステーション)は、約400㎞上空を飛行しています。

これをドームの縮尺に合わせると、1/635,000なので約63cmになります。

つまり、20mの地球ドーム表面から63cm離れたところをISSは飛行していることになります。
結構離れている?それとも意外と近い?
この辺は人それぞれですかね(私は近いと思いました。)

宇宙って考えると、一般的に高度100kmとが宇宙と考えられていますので、表面から16cmぐらい離れたところ。
「すぐそこじゃん!」って思いますけど、これはこれで実際遠いですよねぇ。

で、肝心のISSです。

画像2

全幅(太陽電池パネルと一番長いとこ)が約108mなので、1/635,000すると、、、0.17mm

んっ!?0.17mm!!??

まじか、そんなに小さいんか。

ってことで、地球ドームに当てはめると、ISSは高さ63cmのところを、0.17mmの大きさで回っていることになります。

0.17mmって言ったら、ちょっと太い髪の毛ぐらいですね。

それが地上から条件次第とは言え、見えるんだからすごい話ですね。

画像3

(この記事は以前別のblogで書いた内容を再編集したものになります)

宜しければサポートをお願い致します。ご厚意は天文ボランティア活動の資金とさせて頂きます。 これからも星空に興味を持っていただけるような記事を書きたいと思っています。