ラーメン

ダイエット中でもラーメンが食べたい 自炊考察編

1.はじめに
 みなさんこんにちは。前回から閲覧ありがとうございます。えぴおんです。(@epi_chemistry)

 前回の記事をツイッターに投稿した模様、ダイエットしたいけどラーメンを食べてしまうという、ものを見つけました。ラーメンってダイエットの天敵って言われますからね。そこで今回は、ダイエット中に食べても大丈夫なラーメンを考えていこうと思います。なお、ここから先は机上論なので実食経験はありません。ご了承ください。

2.ラーメンを知る
 はじめに、ラーメンについてまとめましょう。ラーメンは1697年に水戸黄門が初めて食べたことで有名ですね。一般に広まったのが1850年代とそこそこの歴史を持っているようです。闇市でも人気だったようで今の朝ドラは即席ラーメンを開発した夫婦がモデルになっています。

 そんな昔からあるおいしい食べ物ですがやはりダイエットには向いていないです。これはハイカロリーかつ脂質まみれだからです。

「おいしいものは脂肪と糖でできている」

 CM会社は僕らの気持ちがよくわかってますね。今回はそんなラーメンをダイエット中に食べる方法を考えていきましょう。

3.ラーメンへ求めるスペック
 今回、ただラーメンぽいものを考えても意味がないです。プロテインに麵を入れただけではラーメンとは言えません。よって、今回の企画では条件を課すことにします

①低脂質低糖質であること
 ダイエット中なので当然ですね。上の写真を見る限り、チャーシューと麵をヘルシーにすればよさそうです。

②見た目がラーメンといえること
 汁に麵つけただけはラーメンといえません。料理は見た目も大切です。

③そこそこ安いこと
 いくらラーメンが嗜好品とはいえ、金を掛ければいいってわけではないと思います。肉にはヒレ使って...だとラーメンの手軽さが損なわれてしまいます。一食600円くらいを目指したいですね。

 こんなところでしょうか。ほかにもいろいろあると思いますが今回はこの条件を満たしたラーメンを考えていきます。

4.ラーメンの麵
 ラーメンといったら麵ですね。名前に入ってるくらいですから。普通の小麦麵では解決できません。そこで今回紹介するのはこちら

 こんにゃく麵ですね。小麦の代わりにこんにゃくを使っているそうです。特筆すべきはカロリーでなんと26.9 kcalだそうです。普通ラーメンの麵は
500 kcal前後するのでだいぶカロリー制限できましたね。

 なぜ、こんなカロリーを実現できるのか説明します。これは素材が難消化性デキストリンだからです。なんなんやそのカタカナ…って感じですが平たく言えば食物繊維です。基本的に糖質には二種類存在します。デンプンのような消化してエネルギーになるやつと今回のような食物繊維です。このうち後者ですが、消化できないんですね。消化できないということは栄養にならないわけなのでおなかから出てくるだけになります。よって低カロリーが実現します。

 一方でデメリットももちろん存在します。それは、炭水化物を減らしすぎてしまう点です。前回も言いましたがPFCバランスを守ることが大切です。そうなってくるとこんにゃく麵を三食食べた場合、低糖質になりすぎてしまします。この記事では糖質制限ダイエットを扱う予定が今のところないので炭水化物もとっておきたいところです。そうなると頼りすぎ禁物かなと思います。(まぁラーメン食ってると白米食いたくなるのでなんだかんだ大丈夫なのかもしれません。)あとは水を含みやすいという性質上体重が一時的に上がるそうです。健康診断の前は控えるのが無難です。

5.ラーメンの具
 次にラーメンを彩る具材です。麵とスープだけではさみしいですからね。おすすめは鶏むね肉のチャーシューです。

 調理法はクックパッドにお任せします。(今回は考察メインなので)鶏むね肉は高たんぱく低脂質の鑑です。ただ、ぱさぱさしがちなのでそこは調理でごまかしましょう。実際、鶏肉をチャーシューにするラーメンとか結構ありますからね。さらに、鶏チャーシューと一緒に煮卵を作れば味付け卵もできます。卵は脂質もそこそこありますが最低限はとる必要があるので一個くらい問題なしです。実際、中山きんに君はダイエット中でも一日5個卵を食べてるらしいので生き証人も完璧です。1つ注意点を上げるとするならば、味付けの際に砂糖は減らしましょう

6.ラーメンのスープ
 最後はスープです。ここがギトギトだったら今までの努力が無駄ですからね。そこで、おすすめしたいのが出汁を利用することです。味付けのために入れる醤油の量を減らし、煮干しや昆布の出汁を入れて減塩を狙います。

 そもそもなぜ塩をとりすぎると太るのでしょうか。これは塩が水分を引き込むからです。ナトリウムは沈殿をつくるものが0に近いため、体からなかなか排出されません。そのため、水分を体にとどめることでナトリウム濃度を下げます。これがむくみですね。水分が排出されにくいので体重は重くなるのです。

 出汁に入っている味の正体はいわゆる旨味成分です。旨味成分はグルタミン酸というやつでこれはアミノ酸です。詳しいことは今回省きますが塩ではないです。よって、塩の代わりに味がつくので減塩効果が狙えるわけです。ただ、注意したいのが煮干しや昆布にも塩がすでについていることです。塩をガバガバとるよりは少ないですが、とりすぎは注意です。

7.まとめ
 ヘルシーラーメンを作るには、麵をこんにゃくにしてチャーシューを鶏、スープは出汁をメインに添えればよいことがわかりました。鶏肉は安いですし、こんにゃく麵は一袋100円ちょい位なのでそこそこ安いです。理論上は可能なので誰か作ってみてください。

 えぴおんさん、長々とすいませんがそうじゃないんですよ。僕はお店のラーメンが食べたいんですよ。

 って声が聞こえてきました。そこで、次回は店のラーメンを食べつつPFCを守れるか検証したいと思います。もちろん毎日は無理だと思いますが、ちょっとくらいは何とかしたです。

 

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