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糖質の種類

今回は皆さんご存知の糖質に書いていきたいと思います!

糖質には単糖類、少糖類、多糖類の三つに分かれています。その中でもまた分かれていきます、、、。なかなかややこしですよね。

なるべくわかりやすく書いていきます。

単糖類(ブドウ糖 果糖 ガラクトース )

分子がひとつひとつで単体になっているもの。

ブドウ糖 ブドウの中に多く含まれている為ブドウ糖と呼ばれています。脳や神経のエネルギー源になるもので一番重要な糖質の一つです。

よく聞くGI値というのはブドウ糖が基準となっています。

果糖 果物や蜂蜜に多く含まれていることから果糖と呼ばれています。肝臓内のフルクトキナーゼという酵素によって分解され糖新生によりブドウ糖に変換されてエネルギー源となります。中性脂肪を上昇させやすいという性質を持っています。つまり太ります。笑
ガラクトース 食品として単体で存在するものはないようでグルコースと結びついて少糖類である乳糖を形成している糖質となっています。

少糖類(ショ糖 麦芽糖 乳糖)

分子が2つもしくはいくつかついたもの。

ショ糖 ブドウ糖と果糖が結びついたもので、砂糖です。ブドウ糖は血糖値を上昇させて、果糖は血糖値の上昇はあまりさせませんが中性脂肪を合成させやすいという性質がある為、砂糖の摂り過ぎは肥満の原因となります。
麦芽糖 水飴によく含まれており、ブドウ糖の分子が二つ結びついたものです。
乳糖 ガラクトースとブドウ糖がついたものが乳糖で、牛乳などの乳製品の中によく含まれている糖分です。日本人は乳糖に対して弱い方が多く牛乳を多くとると下痢をしやすいという人は乳糖が体の中であまり吸収されずお腹を下してしまうことが多いと言われており、乳糖不耐性と言います。

多糖類(グリコーゲン デキストリン デンプン)

たくさんの分子がついたもの。

グリコーゲン 骨格筋や肝臓に多く含まれており、筋肉の中のエネルギー源として存在しています。
デキストリン エネルギーゼリーなどによく含まれており、デンプンを酵素分解したものがデキストリンです。デンプンよりも消化吸収が早く、ブドウ糖より消化吸収が緩やかで二つの中間位の性質を持っています。
デンプン 複合炭水化物と言われており、ブドウ糖の分子がたくさん集まったものがデンプンと言われています。アミロースとアミロペクチンという二つに分けられて餅米などに含まれておりほぼアミロペクチンと言われています。アミロペクチンは消化吸収が早いという性質があります。白米の場合はアミロース1:アミロペクチン4くらいの割合で餅米に比べて消化吸収がやや緩やかになります。


全ての糖質は分解されてブドウ糖として変換されエネルギー源として使われます。書いてある順番に下から上にぐーーーっと上がっていくように分解されるイメージです。

今回は糖質についてでした。

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