大学編

さてついに、大学編になりました。
今僕は日本体育大学に通っております。

そして前回AO入試で入学したという
話をしたと思います。

この時、僕はある事件に
巻き込まれていたんです。。

それは、入試の準備期に遡ります。

入試の準備

日体のAO入試で入学するために
入試の3ヶ月くらい前から
ずっと勉強をしてきました。

入試前に提出しないといけない
地獄のようなワークがあり
小論文をひたすら書いたり。

書いた小論文を先生に見せに行って
死ぬほどダメ出しをくらったり
こんなんじゃダメ、文章の意味わからん

そう言われて凹んでムシャクシャしたり
していました。

文章なんて久方ぶりに書くのに
逆にうまく書ける方がおかしいだろ。

そんな風にふてくされたりして
文章の書けない自分にイライラ
していました。

なんでこんな文章が下手なんだろう

もっとわかりやすく文章書けるように
なるにはどうしたらいいんだろう

僕は悩みました。


そして気付くと、中学生の時に家庭教師
をしてもらっていた杉山先生という恩人に
相談したんです。

そして、お願いしました。

「文章を書くので添削してもらってもいいですか?」

杉山先生にはなんのメリットもない
ただのわがままなお願いです。


それを杉山先生は快く受け入れてくれました。


そうとなれば自分の心に火がつきます。


絶対に合格するんだと。

杉山先生を巻き込んでまで
やると決めたからには絶対
合格していい報告をするんだ


こうして自分自身を奮い立たせました。


そこから小論文の練習が捗り
添削してもらい、改善を繰り返すことで
文章能力がどんどんついていきます


そして、先生にもう一度
文章を見てもらいました。

そうすると反応はとてもよくて
だいぶ上達したなと褒められました。

ずいぶん上からくるなと思いましたが
まあ先生だしなと思いつつ
そこは流しましたが、、


でも本当に文章能力が上がってよかったなと
心の底から思いました。

杉山先生には本当に感謝です。


また、AO入試では集団面接があったので
面接の練習もかなりしました。


最初は本当にしどろもどろですよね。
志望理由は?という質問に
死ぬほどあたふたしてました。

だから、
志望理由をしっかり明確に
自分の言葉で説明することを練習しました。

紙に書いたものをそのまま
暗記するのではダメです。

絶対覚えられないし
そんなんじゃ答えられません。


だから、
言いたいことを
話したいことを箇条書きでまとめるんです。


一言一句違わず話すのではなく、
項目で話すんですよね。


そうすることで自分が言いたいこと
なんで日体大を志望したのかを
話せるようになるんですよね


紙に文章を書くのではなく、
言いたいことを箇条書きで
3つくらいにまとめる


これが面接の時にあたふたしなくなる
対策なのかなと思います。


そしてこういった対策を
バッチリしていざ、
日体大のAO入試に乗り込むわけです。

もう緊張緊張。


会場に入った時の空気感。

いまだに忘れないですね。

みんながみんな緊張の面持ちで
本当に静かなんですよね。

静寂です。


この空気感に負けそうになりました。
あ、自分無理かも。。と

しかし、
ここまでしっかり対策をしてきた。

何百回文章書いてきたと思っている。
今更どんなお題が来たって、
ちゃんと書き上げられるような
文章力はついているはず。


だから、
今まで練習したことを
そのまま出すだけだと

そう思い直して、
いざ小論文を書きました。


そのお題は今まで対策してきたお題と
結構似ているようなお題だったんです。

これはいける。


つらつらと文章を書いていきます。


いける。ちゃんとかけてる。

そう思った時、とてつもない
めまいに襲われるんです。

理由は全くわかりません。

なんでこんなに視界がグルングルン
しているのか理解できません。


え?なにこれ、、


気を抜いたらその辺に倒れそうな
そんない勢いのめまいです。


これはまずい。


僕は気を抜かないように文章を書くこと
だけに集中しました。

急激なめまいに襲われながらも
なんとか文章を書き上げ、
終了の時間を待ちます。


この終了の時間までがものすごく
長く感じました。

ずっと頭がグラングランするんです。
本当に気を抜いたら、
椅子から落ちそうなほど。

なので僕は眠ろうと思いました。
机に伏せて、目を瞑りました。


きっと疲れているのだろう。

そう思って少し眠りました。


終了のチャイムが鳴りました。
少し眠ったおかげか、少しだけめまいは
収まっていましたが、今度は
とても吐き気がしたんですよね。

やばい、このままじゃ会場で吐いてしまう

そう思い試験監督さんに

「気持ち悪い、吐きそうです。」

そう伝えると、試験監督の女性は
思わず一歩引きました。

結構な勢いで

サッと。

僕は悲しくなりましたが、
仕方がないことです。


だって目の前に吐きそうと言っている
受験生が、私の目前で吐かれるかもしれない。

そう思ったんだと思います。

サッと一歩引かれました。

なんか、本当にすみません。


そして僕は付き添いの人に連れてかれ、
医務室に行きます。

そして僕はそこで1時間ほど眠りにつくのです。

幸い次の面接時間まで昼休憩などもおり
時間が空いてたので1時間ほど
眠ることができたんです。

やはり眠ると吐き気や目眩が
なくなるんですよね

だから、面接の時にはすっかり目眩も
吐き気も治っていました。


だから、
バリバリ面接では今までの編集の成果を
いかんなく発揮できて
満足のいく受け答えができました


今思うと壮絶だったなと思います。

なんとか無事に試験を終える事ができました。


ただ、壮絶なのはここからでした。

面接が終わり、緊張感が抜けました。
そしてその時にはめまいや吐き気は
だいぶ治ってきたんです。


「あーやっぱ緊張してめまいとか起きたんかなー」

そんなくらいに思っていました。


そして、日体大から青葉台駅に向かう
バスに乗りました

このバスから悲劇は始まります。

バス酔い編


バスで酔ってしまったんです。
しかも結構やばめの酔いです。
バスの中で吐きそうになるほどの
強烈な酔いが襲ってきました。


バスの中は人でいっぱいです。
こんなところで吐くわけにはいかない

だから僕はひたすら我慢してました。
今にも胃液が口から爆発しそうなんです。

でもひたすら外を見て、
気をそらし続けました。

そして、なにも考えないように、
ただ吐き気を我慢してました。

スマホ画面なんて見れたもんじゃありません。


そしてなんとかバスは吐くことなく
無事に青葉台の駅に着くことができました


しかし僕の我慢の限界は
ここまででした。

我慢できずに、青葉台の駅の
草が生い茂っているところで


僕の虹は解放されました。


もう、これでもかってくらい
虹が出ました🌈


もう本当に申し訳ない気持ちだったのですが
バスの中で虹を解放するより
はるかにいいと思いました。

だから、僕は頑張ったんです。
褒めて欲しいくらいです。


そして全てを解放した僕は
少し気が楽になるんです。


お腹も空いたし、消化の良いバナナをたべて
少しでも気を紛らわそうとしました。

そしてバナナをたべました。

食べてから青葉台から
渋谷に向かう電車に乗るんです

そして、
青葉台から渋谷までの記憶は
僕にはありません。

気を失ったかの如くに寝てました。


そして渋谷に着いた頃、
また、、

めまいの襲来です。

まためまいが襲ってきたんです。

もーーーーー

良い加減にしてくれ


もうフラフラになりながら

次の乗り換えまで行くんですよ。


壁にもたれながら
壁をつたいながら、
改札を通り
駅構内まで行きます。


そうすると吐き気がまた襲ってきました。

もう最悪です。

全てを解放した後に
バナナをたべたのが間違いだった。

あのバナナが、
僕から出たがっていたんです。

虹になりたかったみたいです。


あーもうこれは我慢できない。
もう無理だ。


そして僕は駅構内の端っこで
虹を解放してしまいました。


そして、
僕は動けなくなってしまったのです。

視界がグラングラン。
吐き気もする。

こんな状態で
動けるわけありません。


そして助けを待っていました。

すると優しい女性の方が駅員さんを
呼んでくれたんです。


そして、僕は車椅子で運ばれます。

そして駅の医務室でさらに30分ほど寝るんですね、


でも今回は回復することは
ありませんでした。

視界はグルングルン。
吐き気も止まらない。


すると駅員さんが
救急車を呼んでくれました。


僕は救急車に運ばれました。


そして、病院に入院しました。

3日ほど入院しました。


もう親に死ぬほど心配をかけました。

駅で吐いてぶっ倒れて、
そのまま救急搬送される。

こんなことあります?


こんなことになるとは
全く思わないわけです


シンプルに家に帰って
感想を家族で話して
いやー多分受かってるわー

なんて話しながら晩ご飯を食べる。


僕はそんな未来を想像していました。

ただ現実は?

渋谷の駅でぶっ倒れて
家に辿り着けず
病院に搬送されて
点滴打たれて
3日間入院生活。

なにこれ、神様は意地悪なのかしら


今まで頑張ってきたのに
この仕打ちはありますか。

なんか僕のこと運のもってなさを
改めて痛感しましたね。


逆にこんなエピソードを
持ってる人はなかなかいないと思うので
逆にラッキーかなとか思ったりします。

といった感じで

僕の伝説の入試話でした。


えー、皆さん。

体調管理に気をつけてください笑笑

なんかまとめるのが難しいですが、

神様は時に意地悪ですよ

というのを伝えて終わろうと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた🤲

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