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Feel Cycleの体験に行ったけど私には合わなかったレポ

Feel Cycleが「七月中に申し込むと一か月1000円!」(今は3000円っぽい)みたいなキャンペーンをやっていたので行ってきました。ちょうど繁忙期だったので八月の中盤から一か月という感じです。一回行ったところで「もういいかな…」となってしまったので、詳細を書こうかなと。

Feel Cycleとは

暗闇バイクと呼ばれるやつです。暗くした部屋で爆音で洋楽聞きながらフィットネスバイク漕ぐやつ。コロナちょい前くらいから見かけ始めた気がします。
本来の料金プランは一か月に通う回数で変化するみたいなんですが、トライアル価格の期間は通い放題のプランになっているのでいつでも何度でも行くことができます。トライアル後はその月の月末まで9900円を日割りしたちょっとお得な値段で通えるみたいです。


合わなかったポイント

軽く私の属性を書くと、
・運動不足のゲームオタク。体を動かすこと自体は嫌いではないが、体を動かすのが好きな人たちのノリが苦手。
・ADHD持ちで習慣化が非常に苦手。「こつこつ続ける」を要求される運動やダイエットと相性が極端に悪い。
・洋楽は大好き、むしろ洋楽とゲーム音楽しか聞かない。ただし一人で延々聞くといった好み方なので、周りにファン仲間は作っていない。
・酒にとても弱く酔っ払いも苦手なので、飲み会や夜遊びに興味がない。

単純に私がクラブカルチャーに親しみがないというのが大きいのかもしれない。そして何より大きかったのが、「素人の歌声を聞くのが嫌い」ということ。例えば道で学生が合唱コンクールの歌を歌ってたり、小さい子が電車の中で童謡歌ってたり、ライブでコーレスでもないのにアーティストと一緒に歌いだす人とか、カーオーディオで鼻歌歌うのとかカラオケアプリの人気ユーザーの自動再生とか、バスツアーのガイドさんが歌う民謡とか。友達とのカラオケ以外の素人の歌、というか「頼んでもいないのに聞かされる素人の歌」全般私は聞くのが苦手です。なので友達でも通話で突然歌いだしたりされるとたとえ上手くてもミュートにしてる。
Feel Cycleでは前でお手本で漕いでくれるトレーナーさんが「Ho! Ho!」みたいな掛け声挟んだり一緒に数フレーズ歌ったりするのが、お願いだから黙ってくれ!音楽台無しだろうが!って思ってしまいました。英語でコールしてるんだけどお世辞にも英語がそんなに上手ではないし…。しゃべるだけならまだしも歌うのが本当に耐えられなくて。私自身ロックファンながらライブに行かない音源ファンなのもあるのかも?(コロナ禍になってから初めてライブいったけど無発声快適すぎ!ワーとかウォーとか言えないのはつらいけど、観客側のパフォーマンスいらない勢としてはずっとこれでいい)
クラブカルチャーやガンガンインタラクトしていくタイプのライブが好きな人はOKなんじゃないでしょうか。

それから単純にケツと股間が痛い。これ男性どうしてるんですかね。サイクルショーツみたいなぎゅっと固定できるやつ履くのかな。特に特殊なパンツを履いてこいみたいな話はなかったんですが、私自身が割とボクサーショーツを履くので、若干摩擦が気になりました。あと競技用バイクとかと同じでクッション性がないので45分乗ってると痛い。結果的に立ち漕ぎが癒しみたいになってました。あと私はIラインにニキビがある(位置的に衛生的に保つのが難しく、治しては生理のたびに再発する…)ので余計に痛かったのはあります。痔になりやすい人とかもやめといた方がいい。

というわけで合わない人は
・クラブカルチャーに馴染みがない
・普段から洋楽をヒットチャート関係なく聞く
・他人が歌う歌を手放しで許容できない
・尻が痛くなりがち
といったところでしょうか。


合う人って?

つまり合う人はこの逆な訳ですね。
・クラブやDJイベントに親しみがある
・どちらかと言えば洋楽は流行りだけ追う/洋楽を聞かない
・音楽にアーティスト以外の声が乗っても気にならない
・尻痛くなりにくい

このうちの
・どちらかと言えば洋楽は流行りで聞く
という項目は、普段から洋楽を聞いていて「洋楽そのものが好き」という人はヒット曲よりもジャンルやアーティストで聞いていると私の経験上感じているからです。だからこそ好きな曲が出てきてしまったときに、雑なコールや音痴な歌に被弾する可能性が高いと考えています。好きな曲を音痴に歌われても許せる人めちゃくちゃ心広いな…
逆に普段全然洋楽聞かない人とかは全然アリだと思います。ノレるかはわからないけど、追い込まれてる時に歌詞聞き取れないに越したことはないし…。
継続が苦手な人間が続けやすそうかどうかで言えば、上記の合わない人に当てはまらなければ続けやすそうです。コミュニケーションを積極的に取る必要もなく、45分汗だくでバイク漕いで帰るだけ。


懸念点

今回は単発でお邪魔してそれっきりなので全くそういう要素は無かったけど、ちょっと懸念点としてスタジオ内の人間関係というのがあります。私の行った店舗はそこまで大きな店舗ではなく、ルームも一か所だけでした。どうやらFeel Cycleでは「へたくそは前に行くな」みたいな面倒くさい客も存在しているようで、狭めの人間関係の中でそういう自分ルール振りかざす人間と同じ時間帯しか都合を付けられないとなるとまあ…うん…という感じ。私の場合は行った店舗は徒歩圏内、あとは電車で数駅という感じだったのでここ一択でしたが、複数店舗を検討できるようなら規模が大きい店舗にした方がいいんじゃないかなと思います。


結論として

私はトライアル期間中一回しか行きませんでしたし、続けずにトライアル期間だけで解約する予定です。「私に合わない」という明確な結論を得られたのでそれで良しとします。
明確な原体験とかはないものの思った以上に「望まない他人の歌が嫌い」というのが根深く、家族に言ったところあ~~それはしょうがないよね~~という感じだったので他人にも理解できる範疇の嫌マターだったみたいです。合っていたら是非トライアル期間だけでもガンガン通い倒すつもりだったんですが残念です…
似たようなことを家で再現するなら、室内用のエクササイズバイクでこういう動画を再生しながらやってみるとか。

音楽はかかってるしトレーナーの声かけはあるけど歌いません。ただ音楽があんまりノリノリ!イケイケ!って感じではない。

ポップミュージックで漕げるやつ。ワンチャンがかわいい。
これじゃなくても、おそらくFeel Cycleの元ネタであろう海外のインドアサイクルクラブの動画が色々出てくるのでヘッドマウントディスプレイで再生しながら漕げばいい感じかなと。

個人的にはVRでこういうゲーム欲しいなと思います。人間の声じゃなくて3Dモデルで指示が入って、クラブみたいな空間でアッパーな音楽でガンガン漕げるようなやつ。スマートサイクル連動とかなくていいからさ。誰か作ってくれないかな。

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