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私の留学日記① ~トビタテ!留学JAPAN高校7期生の挑戦~

自己紹介

私は、東京都の私立高校に通っている風間 晨というものです。
高校ではインターナショナルコースに所属して、ほとんどの授業を英語で行い、ゆくゆくは世界にでて行きたいなとぼんやり思っています。
私は中学から、陸上競技というものをやっていて、主に400m、人間の体力の限界にチャレンジするスポーツをやっています。最近は400mを走りながらハードルも飛んだりしています。
実績としては、中学の時東京都2位、高校2年の都大会で7位をとった。という感じですが、最近今ひとつ記録が伸び悩んでいます。今その迷路から抜け出せそうともがいています。
中学3年の1月頃にトビタテ高校7期、スポーツ・芸術枠に応募し、書類と面接審査を経て、奨学金の支給が決まり、1年留学を延期して2022年の8月にフロリダにあるIMGアカデミーというところに、陸上をしに留学に行きます。

なぜ留学に行くのか

1,陸上留学の先駆けに

本音を言えば、もっと足が速くなりたい、という単純な理由なんですが、
じゃあなぜわざわざ留学なの?別に部活で頑張れば速くなれるじゃん。
てなるんですよね。
実際自分もそう思ったし、高校2年の大事な夏に部活行かないで何してんの
これが常識だと思います。
でもなんでこれが常識なんでしょうか?
この仕組みに疑問を持ったとき、サッカーでは中高生のうちに留学して世界に出ていく人がわりと増えてきているのに、なぜ陸上はないのかなと思うようになりました。
だから、自分が留学してもっと力をつけて成績を伸ばしていば、陸上留学という選択肢が他の人にも認知してもらえるんじゃないかなと思い、自分がその先駆けになりたいなと思ったからです。

2,日本のスポーツ教育の行方を模索しに

オリンピックとか世界陸上とかを見て、アメリカ人のほうが強いですよね。しかも「高校から始めた人」とか、「アメフトのプロチームと契約している」とか、日本人からしたら異色な人たちがあふれるほどいます。日本だと、部活一本ていう雰囲気がどうしても強いですよね。
日本の部活のいいところは全国大会に向かってきつい練習をこなすこと。多くの人がその高い目標に向かって頑張ると思います。
ジュニア(U20)の世界選手権だと、チームジャパンはかなり上位の成績を占めることが多いんですけど、シニア(大人)の年代に上がるとファイナルに残ることどころか、出場することすらとても高いレベルです。
なぜここまでシニアになった際に成績の差がでるのか、これはジュニア期の育成方法の違いの現れなのではないかな、と思ったのです。
だから、自分がアメリカに行って、日本の部活と雰囲気、練習の仕方、シーズン性がどう違うのか、何が似ているのかを見て体験して確かめて、なるほど日本の良いところはここなのか、アメリカはここが強いからあそこまで成長できるのか。と私なりに意見を立てられると考えています。
今、公立中学校の部活動の顧問の問題、勝利至上主義が行き過ぎた教育現場で、全柔連が小学生の全国大会を廃止したことなどの観点から、日本でもスポーツ教育、アスリート育成というのは注目を浴びています。
スポーツを行う環境に改善点があるなら、そこを見直して行きたいというのが私が考えていることです。

最後に

ちなみに自分は部活が大好きですし、最後になるかもしれない部活動の夏合宿にも行きたかった。
けどそれを捨ててでもチャレンジして留学する価値がきっとあると思いました。
何かを捨てないとなにか新しいことは得られないと思って常にチャレンジし続けてきました。そのマインドは忘れたくないので、この留学でもチャレンジを恐れずやっていきたいです。


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