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ウィークエンドけそ(第4回/2020.9.11号)

くずざんぽー、けそです。

今週の『ウィークエンドけそ』のお時間がやってまいりました(毎回更新時間違うけどね!!)。

シャインマスカットって、なんであんなに高いんですか?100gあたりの値段が、ともすると牛肉より高いんですが!?つまり私は、今週も食べ物のことばっかり考えています。

皆さんは、どちらで、いかがお過ごしでしょうか。

この番組では、今週けそがビビビと来た、SNSの話題・ラジオで聴いたもの・YouTubeで観たものの中から、特に皆さんにお伝えしたいものを紹介していきます。

早速最初の部門、行ってみましょう。

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同胞殺しを手伝わされたユダヤ人・ゾンダーコマンド

もうーーーなんで私はこの部門を「おもしろ」という名前にしちまったんだーーい!

もっと知りたいことを紹介するコーナー…ということで、お許しください。先週と続けて、重い話で申し訳ないっす…。

もぐもぐさんが紹介されていたNHKの番組内容まとめ記事を読み、かなり衝撃を受けました。衝撃を受けすぎて、彼らの状況をベースにしたフィクション小説を書こうとし始めちゃったくらい。

もっと詳しく知りたくて、Kindle Unlimitedで以下↓の本も読んでるんですが、本当にきつい…。

NHKの記事と、上記の本でこれまで読んだことから私が学んだことを断片的に書きます。

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・アウシュビッツをはじめとする強制収容所に送還されたユダヤ人のうち、身体が丈夫そうな者や特別な能力を持つ者(金属の価値を鑑定できるなど)は、ナチスに協力者として選ばれ、同胞であるユダヤ人虐殺の「作業」を手伝わされていた。

・「作業」の内容は、強制収容所の施設(武器庫など)を建てる、ナチスのメンバーの部屋を掃除するといったものもあったが(それらの作業も、ナチスの隊員にぶたれながら行うことが頻繁にあった)、多くはより過酷な内容だった。何も知らないユダヤ人たちをガス室へ誘導する、ガス室で死んだユダヤ人たちの荷物を整理する、遺体を運ぶ(ひどいときには、素肌に遺体の肌が触れる状態で運ぶようナチスに強いられる)、遺体を埋めるための穴を掘る、等。

・ナチス隊員の多くは、彼らゾンダーコマンドを執拗に虐げ(凶暴な犬をけしかける、ぶつ、風呂に入ることを許さない、長時間の過酷な労働を強いる、まともな環境で寝かせない、ユダヤ人をこき下ろす歌をユダヤ人である彼らに歌わせる等)、遊びの延長で簡単に殺した。脱出を試みる者がいると、罰として収容所に残った他のゾンダーコマンドたちが殺された。

・自分の同胞を虐殺することに加担している事実に耐えきれず、発狂する者や自殺する者も多かった。自殺は、ゾンダーコマンド同士で助け合って実行した。

・虐殺に関する作業をユダヤ人に行わせた理由として、「彼らの存在が、ナチスの隊員から罪の意識を取り除く効果を果たしていたのではないか」と指摘する専門家もいる。

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何が怖いって、こういうことを指揮してた人たちも・ナチスの隊員たちも、普通の人たちだった、っていうことですよ。

こないだ、noteクリエイターフェスティバルで「人間の輪郭を文学とテクノロジーから読み解く」ってテーマで対談が行われて、すごく面白かったんですけど。

(↓こちらから内容が聴けます)

その中で、こんな感じのお話があったんですよね。

「人を『殺せる』兵士をつくるためには、『敵は人間ではない、だから殺してもいい』という意識を刷り込む必要がある。『他の人間を殺さなかった』人類のほうが生き残ってきたから、人間の本能には『他の人間を殺すのはよくない』という意識が強くインプットされていて、それを塗り替えないと行動に移させることが難しい」

(「鬼畜米英」って言葉とかも、あいつらは人間じゃないぜ!アピールのためのものだったんだろね…)

で、ですよ。

そんな強力な本能に勝っちゃうほど、いたぶってみたら虐待は楽しかった、やめられなくなっちゃった、(しかも誰か一人じゃなくて、大勢の人が)ってことじゃないですか?

実際、戦う物語って面白いですよね…。戦闘機のデザインとかみると、わくわくしちゃったりするし…。

ということで、自分の暴力性が(も)怖い私は、もっと暴力とか支配について調べたり考えたり物語を書いたりしたいなーと思っています。なくすことができないなら、どうやって暴力性とともに生きていけるのか?考えてみたい。

このあたりの本とかも…読みたいです…

恋人に勧められて買った本。途中まで読んで面白かったんですけど、完走できてません。警察は暴力を認められているけどこれはいったいなんなのか?ということなどについて、書かれている本です。やくざの歴史についてとかも書いてある。
以前TBSラジオ(たぶんアトロク)で勧められていた本。ルールの基で殴り合うボクシングから、暴力について考える、って本だったかと思います。
これはたしか途中まで試し読みした気がするんですが…、現代日本にも人間を奴隷として飼っている人がいるんですよね!衝撃的でした。絵柄はかわいいんですが、読んでいると人間の深淵をのぞき込むようで怖くなってしまった記憶があります・・・。

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最初の部門が長くなっちゃったんで、今日はイケてる部門はお休み!

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続いては…

ウィークエンドミュージック

のコーナー。

最初にラジオで聴いたのが秋だったからか、この曲って秋のイメージなんですよねえ…。

宇多田ヒカル featuring 椎名林檎で、『二時間だけのバカンス』(MVが大好き!)

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ここからは短めに行くよ!!

梨とセロリは意外と合うよ

このツイート自体は2018年の話題なんですが、先日梨が安売りされてて久しぶりに作ったらおいしくできたので、皆さんにもシェア!

前に作ったときはいまいちだったんだけど、今回はなんかうまくいったな。
いいポン酢を使って、梨を薄く切ったほうがおいしくできる気がしマース。

※ほんとは…↓のスイスイさんの記事についていろいろ書きたかったんですけど一本のエッセイになっちまいそうだったのでやめました…(気力足りぬ)。料理苦手マインドをもってる皆さんには、有賀さんの記事も一緒に、ぜひ読んでほしい!

未読だけど気になってたこの本にもきっと通じる話なんじゃないかと思う…

料理苦手って、どっちかっていうとトラウマの問題である場合が多いよね…

トケイさんの漫画もそうだったけど、誰かにダメ出しされるから、料理のハードルが上がるんだよね。

私も、母とか元恋人とかにバカにされたり料理上手な人と比べられたりして、「料理が苦手」って思うようになった気がする。

でも、誰かの料理を「サゲる」人も、時にその「サゲ」が、自分の心を守る盾になってるんじゃないかな…。自分が一生懸命料理してきたこと・していることを、肯定してほしい!って強い気持ちの裏返しだったりとか、するんじゃないかな…。

(結局、この話題についても割と文字数書いてますな!!)

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早いもので、今日の最後の部門です!

どっちかっていうとおもしろ部門かもしれないけど、どうしても皆さんに観てほしいものがあるんです…。

宙を舞い、地を跳ねる尻

とりあえず見ておくれよ。意味わからな過ぎて大好きだ。

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さーて、テーマの重さが違い過ぎる妙ちきりんなバランスでお届けした今週の『ウィークエンドけそ』、いかがでしたでしょうか?

この番組では、皆様からけそへの、褒め言葉・人生相談・質問をお受けしております。

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