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母と夜桜

本日もブログを拝見していただきありがとうございます。

今日は曇り時々雨で、肌寒さを感じる日でした。
昨日の時点で母と一緒に桜を見に行こうと約束していましたが、あまりの寒さと小雨で、夕方まで様子をみることにしました。

夕方になっても、
・・・やっぱり寒い。
ここで、mindは(面倒くさいな。寒いし、どうしようかな。)
といつものように働き出しました。

少し呼吸に意識を向けて、じーっと観察しながら、自分がどう行動を起こす
か考える。。。

さて、冷静になったところで、考え直し!
来週からは1週間、海外からの友人を連れて関東〜京都までのツアーを計画中のため、しばらく実家を離れる。母も誘ったけど、仕事が休めないと断られたため、いつも私を一番そばで支えてくれてサポートしてくれている母との時間は、削ってはいけないなと、気を取り直して母にメールをすることにしました。


私「行きたかったら行ってもいいよ。」(←”言動”は謎の上から目線。笑)


と、いうことで、近くの桜の名所に行って無事に夜桜を鑑賞。
随分と散って葉桜も多かったけれど、桜の花びらでピンクに染まった道を歩くだけでも存分に春を感じる時間でした。
母は数年ぶりの夜桜にはしゃぎ、アップダウンのある公園のお散歩で日々の運動不足を痛感。農家の仕事をしていても、歩行数は少ないので、夜間の中途覚醒を改善するためにも日常の中に散歩を取り入れてみたらどうかと提案しました。終始嬉しそうな母をみて、私も嬉しかったな。

そして、帰りは二人でスーパーに寄って、調味料の選び方を指導。笑(基本ぬかりなし)
コーヒーに入れるミルクは植物油脂で、人体では分解できないトランス脂肪酸でできてるんだよ。って多分30回くらい教えてるけど、再度伝えたら、

「そうなの!?今まで全然知らなかった!」

まあいいけどさ。何百回でもしつこく言うから。

ホリスティックナースの仕事は、日々の日常が学びと看護の場です。
一緒に旅行に出かけたり、買い物に行ったり、自然の中をお散歩したり。
何気ない日常の中の無意識に隠れる習慣や癖を観察し、楽しみながら無理のない範囲で気づきと内観を促していきます。

私の母は、更年期に入った頃、不安神経症を発症し10年以上精神科に通院し抗不安薬と睡眠薬を服用していました。
若く未熟だった私は、ただただ長期服用のリスクを訴え、減薬をすすめていましたが、当時のアプローチはことごとく失敗に終わっていました。

そんな母も、今ではすっかり薬を手放し、長年苦しんでいる花粉症の症状を軽減すべく習慣の改善に取り組んでいます。(頑張れ!母!)

ホリスティックナースの仕事は、日常を気づきと学びの場に変えるクリエイティビティと忍耐が必要です。

けれど、そこにはやりがいと幸福が溢れています。
(母にとってはうるさい娘かもしれませんが。笑)

今日いまこの瞬間の一つ一つの選択が
あなたの命をより輝かせてくれるものになりますように。
そして、このブログを読んでくださった方の今日という一日が、穏やかな一日となりますように。

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