TECHNOLOGYPOPSπ3.14(別邸)

レビューブログ「TECHNOLOGY POPS π3.14」の中の人。電子楽器とかそう…

TECHNOLOGYPOPSπ3.14(別邸)

レビューブログ「TECHNOLOGY POPS π3.14」の中の人。電子楽器とかそういう関係のPOPS好きのただの一般人です。 (本邸)http://reryo.blog98.fc2.com (Twitter)https://twitter.com/tpopsreryo

最近の記事

さらなる発掘第2弾!90年代関西ニューウェーブシーンで異彩を放ったCONTROLLED VOLTAGEの後期音源2枚とまさかの新譜がCDリリース

 TECHNOLOGYPOPSπ3.14です。昨年末にまさかまさかの過去発掘音源として、初期の3本のデモテープを集めた「DUST TO DIGITAL」、カセットテープによるスタジオ録音1stアルバム「MIND ACCELERATOR」、Real Audio形式で残されていたライブ音源を集めた「UN OFFICIAL LIVE TAPES」の3枚をリリースした、関西出身の電子音楽家・稲見淳が1990年代に主宰したニューウェーブロックバンドCONTROLLED VOLTAGE(

    • まさかの発掘!90年代関西ニューウェーブシーンの最重要バンド!? CONTROLLED VOLTAGEの過去音源3枚がCDリリース

       TECHNOLOGYPOPSπ3.14です。いよいよ年末も押し迫ってまいりましたが、今回は長らく待ちに待った貴重な音源「DUST TO DIGITAL」「MIND ACCELERATOR」「UN OFFICIAL LIVE TAPES」の3枚がリリースされたということで、このnote別邸でどうしても特集したいという思いがありまして、企画させていただきました。(なお、本家ブログでの特別編は基本的にアルバム1枚の特集レビューという位置付けで、こちらの別邸noteでは、アーティス

      • 遊佐未森6thアルバム『momoism』全曲クロスレビュー(各曲レビュー2)+ボーナスレビュー「海」「ピクルス」(終)

         1枚のアルバムになぜ3回シリーズになってしまうのか、これはひとえに脱線がひど過ぎるからですw  遊佐未森の6thアルバム『momoism』各曲レビューもついに最終回、最後には『momoism』からではないのですがボーナスとして2曲追加レビューがございます。それでは続きは後半「虫の話」から。お楽しみください。 7.「虫の話」 詞:遊佐未森・外間隆史 曲:外間隆史 編:野見祐二  野見祐二:computer & synthesizer programming  今堀恒雄:ac

        • 遊佐未森6thアルバム『momoism』全曲クロスレビュー(各曲レビュー1)

           前回はなんとイントロダクションのみに費やしてしまったこのシリーズですが、本編はこれからです。遊佐未森の6thアルバム『momoism』について各曲についてレビューしていくという企画ですので、前置きは長くなりましたがそちらに移っていきたいと思います。それでは前回の続きをどうぞお楽しみください。 1.「オルガン」 曲・編:遊佐未森  遊佐未森:organ @junnovi: 古びれたペダルのギシギシいう音がして、オルガンが鳴り出す。 何だか嘗てのメールヒェンなソラミミ楽団の

        さらなる発掘第2弾!90年代関西ニューウェーブシーンで異彩を放ったCONTROLLED VOLTAGEの後期音源2枚とまさかの新譜がCDリリース

          遊佐未森6thアルバム『momoism』全曲クロスレビュー(イントロダクション)

           先日はEPIC45周年をリスペクトして、プレイリスト企画に便乗した特別企画を実施しました。実はそのほかにもここ数年水面下で構想を練りつつ進めてきた企画がいくつもあったのですが、本業や日常生活もいろいろあるわけでして、なかなか進行せずにnoteを更新できずにいたわけです。しかしながら、やっとこさ新しいクロスレビューが完成しましたので、ここに公開できる機会となりました(先日のEPICプレイリスト企画はあくまで突発的なものでして、思いつきから1週間で形にできた奇跡的なモノですw)

          遊佐未森6thアルバム『momoism』全曲クロスレビュー(イントロダクション)

          【特別企画】EPIC 45th Anniversary PLAYLIST企画に便乗してみました

          はじめに 皆様、大変ご無沙汰しております。TECHNOLOGY POPS π3.14というブログを書いている者です。普段はFC2でアルバムレビューを10年以上も書き続けていまして、こちらnote(別邸)ではアルバムレビューだけではない特集記事を思い出したように記録している場として活用しています。  さて、なぜ改めて自己紹介のような書き出しをしているかといいますと、このnoteで記事を書くのがほぼ2年ぶりになるわけですね。前回は80年代ベスト企画でしたでしょうか、あれ以来という

          【特別企画】EPIC 45th Anniversary PLAYLIST企画に便乗してみました

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【後編:楽曲編③10位〜1位・終】

           この80年代アルバム/曲ベストランキング企画にわざわざ投票するということには理由があります。このTwitter上での投票企画に参加する音楽マニアの方は恐らくほとんどが自分よりも10歳以上は下の世代(なかには80年代リアルタイム世代もいるようですが)で、ジャンルとすれば洋楽中心、しかも恐らく専門は90年代という方が多いような印象がありました(アルバム編の投票結果を見た印象です)。また、ミュージックマガジンやレコードコレクターズ、ロッキンオンなどの音楽雑誌の選盤に大きな影響を受

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【後編:楽曲編③10位〜1位・終】

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【後編:楽曲編②20位〜11位】

           やはり30曲すべてを画像や動画を貼りつけつつレビューしていくと、スマホ環境では負荷がかかりダウンしてしまうらしいので、後編を3回に分けることにいたしました。故に今回は後編の中の中編ということで、20位~11位となります。前置きはほとんどなく早速レビューにいきたいと思います。 (アルバム編の投票結果のうち、当方のランキングからランクインしたのはJapan「Tin Drum」(25位:当方ランキングでは12位)だけでした。Ultravoxとか入らないんだ・・・w) 20位:「

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【後編:楽曲編②20位〜11位】

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【後編:楽曲編①30位〜21位】

           皆様、こんにちは。  JMXさん(@JmxMbp)が企画された「80年代アルバム/曲ベスト100ランキング」も結果発表が始まりまして、もはや当方の記事などどうでも良くなったとは思いますが、選出の「責任」を果たさなければいけませんので、いましばらくお付き合いください。  前編はアルバム編ということで、当方が選出いたしました30枚(洋楽15枚+邦楽15枚)について選出の理由めいたコメントをツラツラと書き殴りましたが、後編は楽曲編ということで、こちらも30曲、アルバム編と同じく洋

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【後編:楽曲編①30位〜21位】

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【前編:アルバム編③10位〜1位】

          10位:「The Flat Earth」      Thomas Dolby(1984) Prefab Sproutの項でもその名が挙がりました80年代が誇るマッドサイエンティスト・Thomas Dolbyですが、彼のPrefab Sproutにおける素晴らしいプロデュース能力のために自身の活動が掠れがちではあるものの、当然彼も80年代初期のデビュー当時にブレイクしながら、その栄光に甘んじず寡作ながら慎重に質の高いアルバムを制作していったトップアーティストの1人でした。世間

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【前編:アルバム編③10位〜1位】

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【前編:アルバム編②20位〜11位】

          20位:「The Love That Whirls(Diary Of A Thinking Heart)」      Bill Nelson(1982) 電流の振動によって起こした磁気を利用してギター弦を振動させることにより無限サスティンを生み出す(音が途切れない!)魅惑のアタッチメント、E-Bow。ゲートリバーブやフレットレスベース、エレクトリックドラム・・・アーリー80'sのサウンドアイコンは数多くありますが、このE-Bowによるサスティナブルギターサウンドも80's初頭

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【前編:アルバム編②20位〜11位】

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【前編:アルバム編①30位〜21位】

           皆様、こんにちは。  前回の𝑷𝒆𝒕𝒆𝒓さん(@zippu21)の非英語圏オールタイムベストから間が空いていないのですが、今度はJMXさん(@JmxMbp)が「80年代アルバム/曲ベスト100ランキング」なる企画を立ち上げられまして、こうなるとやはりある種専門ともいえる当方も何かしらの形で参加した方がよいのではと思い立ちまして、性懲りもなく参加させていただきました。本当に「性懲りもなく」です。  実は80年代のベスト企画は常に当方としても温めている企画でして、しかもこれを本

          「TECHNOLOGY POPS的」80年代アルバム/曲ベスト30(性懲りもなく参加してみました)【前編:アルバム編①30位〜21位】

          「TECHNOLOGY POPS的」非英語圏オールタイムベストアルバム(参加してみました)後編(10位~1位:終)

           残り10枚となりましたところで申し上げにくいのですが、正直な話を申しますと今回の非英語圏オールタイムベストアルバムで本当に推薦したかったのは上位5枚だけでして、この5枚さえ俎上に挙げられさえすれば所期の目的は達せられたと言っても過言ではありません。ほか25枚ももちろんベストに値する素晴らしい作品たちですが、最後の5枚は恐らく誰も挙げないと思います(1位はそれなりの方は挙げられると思いますが)。それは誰も知らないから挙げられないというわけではなくて、知っているけれども箸にも棒

          「TECHNOLOGY POPS的」非英語圏オールタイムベストアルバム(参加してみました)後編(10位~1位:終)

          「TECHNOLOGY POPS的」非英語圏オールタイムベストアルバム(参加してみました)中編(20位~11位)

           結局いつものように長々しい企画になってしまいましたが、取り上げているのはそれほど幅広くもなく年代も限られたスポット的な作品ばかりです。得意とする80年代の日本モノならともかく、海外モノですからね・・・。既に薄々感じられているとは思いますが、私が聴く海外モノはほとんど80年代に特化しているのです。そしてジャンルもごく一部に限定されていますので、ワールドミュージック的な、いわゆるトライバル的なモノも全く興味がありませんし、歪んだギター主導の王道ロックにも心が踊らないタイプですか

          「TECHNOLOGY POPS的」非英語圏オールタイムベストアルバム(参加してみました)中編(20位~11位)

          「TECHNOLOGY POPS的」非英語圏オールタイムベストアルバム(参加してみました)前編(30位~21位)

           皆様、こちらではお久しぶりです。Twitterでは少ない頻度ですがつぶやいておりますし、テクノポップ耳(@technopop_mimi)のレビュアーとして、そして本家ブログ(reryo.blog98.fc2.com)の更新は行っておりますので通常運転しているわけですが、この別邸noteでは特別企画のアーカイブを残す場として機能させておりまして、思いついたら始めるというスタンスでございます。実はいくつかの企画は構想されており既に準備に取り掛かっているものもありますが、本業が忙

          「TECHNOLOGY POPS的」非英語圏オールタイムベストアルバム(参加してみました)前編(30位~21位)

          TECHNOLOGY POPS的感覚で選出する「平成」ベスト?ソング200:Vol.10【20位〜1位】(終)

           いよいよこの時がやってまいりました。平成ベストソングシリーズ、堂々の最終回でございます。書くたびに果てしなく長文投稿になってしまったこのシリーズですが、こんなことになるのであれば、いっそのこと1回1曲で毎日投稿していった方が賢明ではなかったかと少し後悔しています。しかしながら、スタートの時点ではこんな一大クロニクルみたいな書き方になるとは思っていなかったのです。ちょこっとポイントだけ押さえるつもりが、アレも書いておきたい、コレも忘れてはいけないと思い出したら最後でした。もと

          TECHNOLOGY POPS的感覚で選出する「平成」ベスト?ソング200:Vol.10【20位〜1位】(終)