TPEO@副業で技術士事務所

大手半導体会社にて部長として勤務しながら、技術士資格を取得したのを機に、コンサルタント…

TPEO@副業で技術士事務所

大手半導体会社にて部長として勤務しながら、技術士資格を取得したのを機に、コンサルタントの副業をはじめました。所属会社名を副業での表記許可をもらっていますがnoteでは当面、匿名で自由に記事を書いて行きたいと思います。副業の進捗やコンサルタントに向けた記事を中心書いていきます。

マガジン

  • [技術士としての副業状況について]

    技術士を受験してから副業としてを個人事業を開始する過程についてのまとめました。副業状況等についても日記的に月に1度程度更新をしていきたいと思います。 技術士として気づいたこととかも不定期で投稿をしていこうと思います。 (ノウハウ的なものは有料記事として扱う可能性あり)

  • [企業におけるサステナビリティを考える]

    本業でサステナビリティの推進をする立場だったりするのですが、副業として技術士を活かす中で、このnoteでもGX検定の資格取得について触れたりと技術士の役割を強化する意味で、サステナビリティについては今後の自分のテーマにしていこうと思っているので、不定期ですがこのテーマで記事を書いていこうと思います。

  • [中間管理職の中期/事業計画の進め方]

    長年、中間管理職として開発や設計、ビジネスや、品質、環境と色んな中期計画、事業計画に携わってきた中で、進めていくうえで気を付けてきたことや考え方等を汎用的に使えるような形で月に1,2本ペースで更新していきたいと思います。 PESTや3C,SWATだけで計画を作っていませんか?計画に魂入れていますか?そういった部分で気付きを得られるような内容を目指しています。 (ノウハウ的なものは有料記事として扱う可能性あり)

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介&コンテンツについて

技術士試験に合格し、技術士登録をするにあたり、個人事業主として副業することを決意しました。副業としてコンサルタント業務をしていく中で、本業との利益相反や技術士としての倫理規定等も意識しながらもいろいろ経験を生かした記事を書いていこうと思います。 現在は半導体メーカーで勤務していますが、半導体技術やその関連技術に関してではなく、製品開発等での業務改善や、製品企画についての考え方、事業計画/中期計画についての進め方、品質管理(QMS)や環境管理(EMS)に関してや、最近は環境経営

    • [技術士としての副業状況について]#4実際の状況(3か月)

      ルールを決める副業技術士としてのガイドライン 技術士の倫理綱領というものがあり、その中で副業という立場では”秘密情報の保護”というのは気を付けないといけないですし、本業の企業でももちろん従業員規則の中で秘密保持というのがあります。副業許可をもらう際も秘密保持を徹底するためにサインもしています。 また、所属の会社において副業時に所属企業名は出さないということが書かれているのですが、技術士の特性上、ここについては経歴として企業名を出すということは必要ということを認めてもらい

      • [企業におけるサステナビリティを考える](初回)

        ここ最近は企業におけるサステナビリティに対する姿勢というのが求められていて、大手企業は特に状況の報告が義務として求められるようになってきています。 本業でサステナビリティの推進をする立場だったりするのですが、副業として技術士を活かす中で、このnoteでもGX検定の資格取得について触れたりと技術士の役割を強化する意味で、サステナビリティについては今後の自分のテーマにしていこうと思っているので、不定期ですがこのテーマで記事を書いていこうと思います。 今のサステナビリティの課題に

        • [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#9 計画と存在意義の一致

          計画と存在意義の一致Action Planまで完成させてここで、中期計画と事業計画としては完成になります。計画は立てて終わりではなく、実際に計画通り実行しないと意味がありません。 また、立てた計画に対してメンバが主体的に動いてもらうということが成功に不可欠になります。そういった意味で最初に存在意義について考えてみましたが、その存在意義と計画が一致しているかが重要になります。 立てた計画を振り返ってみましょう。 Why/What ”#2存在意義について考えてみる”の項で存

        • 固定された記事

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        • [技術士としての副業状況について]
          4本
        • [企業におけるサステナビリティを考える]
          1本
        • [中間管理職の中期/事業計画の進め方]
          9本

        記事

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#8 KPIを設定しよう

          KPIの設定中期計画や事業計画を作っていく中でKPIという言葉をよく聞くと思います。 KPIはKey Performance Indicatorの頭文字をとったもので、日本語では”重要業績評価指標”や”重要達成度指標”といわれています。 この記事では中間管理職という立場で考えると業績というよりは重要達成度指標のほうがしっくりくるかもしれません。 KPIに似た言葉としてKGIというものもあります。Key Goal Indicatorの略で最終ゴールの指標として使うものです。

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#8 KPIを設定しよう

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#7 幅で考える

          幅を考える目標設定する際に点で目標設定をしてしまうと、二つの弊害があります。 一つは設定した目標が何らかの要因で未達になってしまった場合に、そもそも目標設定がよかったのか、無理な目標をしていないか。 もう一つは順調に進み早々と目標達成をしまった時に目標設定がどうだったのか、甘い目標設定ではなかったか。 という点です。 もし、目標達成が難しいとなったときに、目標設定がよかったのかを考えた場合に、外的要因で目標未達の可能性があったとして、それをはじめから盛り込んで低い目標を設

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#7 幅で考える

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#6 重点項目を設定する

          重点項目の設定バランススコアカード(BSC) ここまででマクロ分析、ミクロ分析といったボトムアップ的なアプローチと目線を上げてバックキャストのトップダウンのアプローチの両面から課題を見てきました。どうまとめていくかという中で色んな手法があります。 課題のまとめ方についてはいろいろありますが、ここではバランススコアカードを用いて戦略マップを考えていきます。 まず、いきなりですが、イメージしやすいようにBSCの戦略マップテンプレートを見てみましょう。 テンプレートは色々ある

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#6 重点項目を設定する

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#5 目線をあげる

          目線をあげるここまでは分析を中心に考えてきました。現状分析から考えていくことになるので、積み上げの考え方になるかと思います。この考え方だけで計画を進めていくとできる現実的な無難な計画になる傾向が強まります。もちろん実現できる可能性が高いという計画は重要ですが、本来はもっとできるかもとか、新しいチャレンジができたかも、といったように結果的に成長を阻害することも考えられます。 ”#2で存在意義について考えてみる”で大きな方針を描いたと思いますのでその方針を踏まえて、考えていくの

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#5 目線をあげる

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#4 STPを考える

          STPについて考える前回までで多面的な見方による分析までできました。 ここまではどちらかというと思考を発散させていくところでした。ただ、このままではやることが増えてしまい、どこが課題なのかを分析するのが難しくなってきます。また、課題だけ多くなってどこから手を付けていけばいいかがわからなくなってきます。 そこで、STP(Segmentation, Targeting, Positioning)によって分析したものを分類していき、重要課題へと絞り込んでいきます。STPと聞くと

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#4 STPを考える

          GX検定ベーシックに向けたノート

          企業の環境活動に向けて脱炭素をはじめ、関心が高まっている中で、GXによって環境も企業活動も両立を目指していくということが持続可能な環境活動といえると思います。 そこで、基本から学ぶということで考えた時にせっかっくなのでGX検定というものがあり、取得すると環境省認定制度「脱炭素アドバイザー」の認定資格を取得できるということで、取り組んでみようと思いました。定期的に試験はあるようなので勉強の成果として取り組んでみてもいいかと思います。何か目標があるほうがモチベーション上がりますね

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          GX検定ベーシックに向けたノート

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          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#3 客観的/多面的な分析をする

          客観的分析中期計画/事業計画を作るにあたり、いきなり組織の課題や昨年からのFBから入ってしまう人も多いと思います。もちろん昨年の振り返り等はする必要がありますが、この変化の大きい時代に見えている範囲で考えてしまうのは危険です。 そのために外部環境分析や内部環境分析を通して変化を確認したり、新たなリスクや機会の把握とその打ち手について考えて計画に反映していきます。色んなフレームワークがありますが、ここではPEST分析と3C分析とSWOT分析を取り上げたいと思います。ほかにも

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#3 客観的/多面的な分析をする

          [技術士としての副業状況について]#3自作帳簿準備(青空申告)

          青色申告に向けた準備青色申告をすると決めたのですが、まだ副業でそこまでがっつり稼ぐというわけでもないことから、自前で帳簿とかを用意しよう考えました。 本業ではビジネスをしていく中で、データベースを作ったり、エクセル駆使して、関数やピポット、VBAとか使うのは比較的やっていたこともあり、何とかなるだろうということとこういった仕組みを一度理解してやりたいということで、準備をしてみることにしました。 作ったEXCELをどこかで出せたらと思いますが、一度確定申告で問題ないことを確認

          [技術士としての副業状況について]#3自作帳簿準備(青空申告)

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#2 存在意義について考えてみる

          存在意義について考えてみる持続可能な会社となるために”Purpose”を定義したり、”Mission/Vison”で会社の在りたい姿を定義しています。これが存在意義になりますが、このままだと自分たちの業務と離れすぎていてピンとこないといったことが発生します。 中期計画や事業計画も最終的には会社の存在意義に貢献できるかという視点が重要になるので、抽象的な”Purpose”や”Mission/Vison”を自分たちの目線にして、実感の持てるものに変えていきましょう。 Purp

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#2 存在意義について考えてみる

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#1 はじめに

          中期/事業計画の進め方を記事化するにあたって、10数年様々な業務や立場で中期計画/事業計画を立てていく中で、考え方の方向性や思いを書いていこうと思います。 特に課長や部長として上の経営層に対して承認をとる立場であったり、部下に対してこういった計画にするといった指針を示していく立場の人に見ていただきたいと思います。 もちろん、判断する経営層の立場でも、指示される部下の方からも色んな考え方の一つとして見ていただければと思います。視点はビジネススクール的な目線ではなく、現場からの目

          [中間管理職の中期/事業計画の進め方]#1 はじめに

          [技術士としての副業状況について]#2個人事業主登録(開業)

          副業開始に向けた準備まず開業にあたり副業で何をするか決める必要があります。 今回、技術士登録を企業内ではなく、個人ですることにしたため、副業許可をもらったっています。また、本業も時間的に余裕がそこまでないということもあり、長時間拘束での副業は難しいということで、どういった業務がいいかと考えた時に、技術士として将来の企業コンサルタントとしてやっていきたい目標がありますので、副業の間はその目標に向けた研鑽として取り組みをしていきたいと思います。 そこで、過去に使ったことがある

          [技術士としての副業状況について]#2個人事業主登録(開業)

          [技術士としての副業状況について]#1技術士登録と副業許可

          技術士を目指したきっかけは?実は19年前の前職の時に技術士1次試験を受験して合格していました。前職では、資格取得が推奨されていて、合格すると報奨金ももらえたということもあり、技術士以外にも情報処理系の資格試験等は片っ端から受けていました。ただし、技術士1次試験に合格した後に転職したのですが、新しい会社では資格取得は特に推奨もされていなく、資格取得が活かせそうになかったということもあり、技術士2次試験は受けていませんでした。 キャリアを進めていく中で50歳が見えてきた時に定

          [技術士としての副業状況について]#1技術士登録と副業許可