子どもに好かれる先生の共通点
子どもに好かれることが先生の目的ではありません。
「子どもに好かれたい」
っていうのは教師自身のエゴであって、真に子どものためになっているとは言えないと思います。
だから・・・
そんなエゴは捨てろ!!Pu!!!!!!
お前の目的は、”子どもを幸せにすること”!!
そこを履き違えるな!!!
とかいう茶番をいつも頭の中で繰り広げています(笑)
頭では分かっていても、どうしても「子どもに好かれたい」っていうエゴはなかなか消えないんですよね・・・。
子どもに好かれたいというエゴがあると、子どもに媚びてしまったり、厳しくするべきとことで厳しくできなかったりと、判断を誤ることが増えます。
そしてそれらは大抵子どものためになりませんからね・・・。
改めないと・・・。
ただ・・・、子どもに好かれること自体は悪いことではないですよね。
やっぱりいらっしゃるんですよ。子どもに好かれる先生。
それも僕みたいに若さと親しみやすさと、甘さで好かれようとしているわけではなく、「子どもを成長させる」という目的のもと、結果的に子どもに好かれている先生。
僕はこの半年足らず、「良い先生とはどんな先生か?」を考えてきました。
そして、昨日ある先生の授業を参観させていただいて結論が出ました。
現時点での僕の結論は
結果として、
子どもに好かれている先生
です。
「子どもに好かれている」ではありません。
「結果として、子どもに好かれている」です。
この差が非常に重要だと僕は考えています。
僕はそんな先生方を思い浮かべてみました。
そんな先生方は、やっぱり多くの先生に高い評価を受けています。
そこで!!
僕は考えました。そんな先生方の共通点をまとめることで、僕も「結果として、子どもに好かれる先生」つまり、良い先生になれるのではないかと!
前置きが長くなりましたが、今回の記事は僕の知っている素晴らしい先生方の共通点をまとめていこうと思います!
よろしくお願いします!
1 雰囲気が柔らかい
いきなり抽象的ですいません笑
でも、マジでそうなんですよ。雰囲気が柔らかいんです。
優しい口調と、笑顔が途切れることがほとんどありません。
そしてすごいのが・・・
同僚に対しても優しい口調と笑顔だということです。
僕も優しい口調と笑顔を練習したいと思います!!
2 想像力がある
子どもの話って支離滅裂で、全然意味が伝わってこないことがあります。
だから、
「つまりこういうことでしょ?」
ってすぐ言いたくなります。
でも、こういう先生方はまずは最後まで話を聞いてくださります。
そして精一杯子どもの伝えたいことを想像して、コミュニケーションを取ろうとしてくださります。
こういう先生は子どもの言動や行動に対していきなり注意したりしません。まずは想像して、それにあった声かけをします。
僕は、そんな先生と話していると肯定された気がしてすっごくその先生が好きになります。
あれ・・・いつの間にか主語が子どもから僕に変わってる・・・。
そうか・・・。僕はいつも支離滅裂な発言をしてるから、注意される言動や行動ばかりしているから、それに対しての先生方の反応を子ども目線で見ることができていたんだ。
子どもは僕でした笑
でも、僕が「好き!!」って感じるってことは子どももそう思う可能性が高いですよね!!
想像力、つけていきたいです!
3 自分がすごいって思っていない
これはマジです。
すごい先生に限って
「授業がうまくいったことなんて一度もない」
っておっしゃります。
すごい先生に限って
僕みたいな実力のない若手からも学ぶことがあったって言ってくださります。なんなら、感謝さえしてくださります。
・・・カッコ良すぎますよね。
僕のしょっぼい研究授業のフィードバックの手紙の最後に
「感謝です」
って書かれているのを見た時の衝撃ったら・・・。
「一生ついていきます!!!」
って思いましたもん。
自分がすごいって思っていないからこそ、常に技術のアップデートを繰り返し、結果的に子どもに居心地の良い学級を作ることができるのでしょうね。
僕も絶対に自分のことすごいって思わないようにします!!
4 特定の分野にプライドを持っている
「子どもに結果的に好かれる先生」は必ず得意分野を持っています。
それはある教科だったり、学級経営術だったり、様々です。
自分の得意を精一杯生かしているんです。
これがやっぱり子どもにも魅力的にうつるんでしょうか??
でも、とにかくそういう先生は得意分野を持っていて、それにプライドを持っていて、それを追求する姿勢があります。
僕は社会を極めます!
5 授業の技をたくさんもっている
僕なんて、授業のパターン、3パターンくらいしかもってません。
でも、こういう先生は何十パターンもの授業パターンをもっている・・・ような気がします!
また、発問の仕方や子どもへの声かけ、指名の仕方、板書の方法など細かい技術をめちゃくちゃもってます。
先生になってすっごく思うんですが、先生っていう仕事もスポーツとかと同じようにスキルの数が先生としての実力に直結します。
なので、「技術」に注目した授業参観を最近は心がけています。
いっぱい盗んで、技術増やすぞ〜〜〜!!
技術の例)
〜発問・質問編〜
「今から何て聞かれると思いますか?」
「解けそうだなって思う人〜?」
「この式の意味がわかる人〜?」
「○○さんと同じこと言える人〜?」
「○○を指でさして〜。(もしくは)なぞってみて〜。」
「今から何する時間〜?」
「○○さんの意見はこれでよかったっけ?(わざと間違う)」
「助けられるところない?」
「○○さんの考えの続きがわかる人〜?」
「(間違ってしまった)○○さんの気持ち分かる?」
〜小技編〜
机間指導しながらまるつけ
「○○さん次当てて〜(板書を止めないように。テンポが崩れないように)」
暗唱はタンバリンなどを使ってリズムをとる(低学年)
復習ややり方を知っているものを考えさせるときは起立させる
など
6 授業のテンポが良い
板書する
児童が静かにするのを待つ
できていない児童を注意する
ノートをとる時間を待つ
作業をする時間を待つ
質問を受ける
授業にはテンポを悪くする要因がいくつもあります。
僕の授業はとにかくテンポが悪いです。
だからグッダグダになります。ここが今の一番の課題かなって思ってます。
原因は何かというと、
・指示が下手(質問が多くなり進まない)
・学習規律が整っていない
・児童の発言のたびに板書をとっている
・細かいことを注意する
この辺りなのかなって思っています。
一方、「結果として子どもに好かれる先生」の授業はとにかくテンポが良いです。
指示はわかりやすく簡潔。だから次何をするかがみんなわかっている。
学習規律が整っている。無駄な注意が生まれない。
板書の時間を確保できるよう、工夫をしている(児童自身に次当てる人をお願いする)
細かいことは注意せず進める
特に、この最後の「細かいことは注意せず進める」については、シンプルに子どもを惹きつける授業ができているから、可能になっている感はあります。
結局、授業上手くなれってことですね!
まとめ
他にもいろいろあるのですが、疲れたのでこのあたりで引き上げます笑
結局、「結果として好かれる先生」っていうのを一言でまとめると、
人格が素晴らしくて、授業が上手い先生
なんでしょうね。当たり前すぎる結論です。
それを細分化すると、さっきあげたような要素になるのでしょう。
さらに細分化していけば、明日から使える、技術へと落とし込めるような気がします。
これからも、「結果として子どもに好かれる先生」とはどんな先生なのか、よく観察し、アウトプットし、良いところをどんどん盗んでいければと思います!
ここまで読んでくれてありがとうございました!!もし、みなさんが思う「良い先生の特徴」がありましたら、教えてくれると嬉しいです!!
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