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キャプテン・アメリカってカッコ悪くない?


1.キャプテン・アメリカとは?? 

 キャプテン・アメリカ(以下キャップ)とは”アベンジャーズシリーズ”に登場するキャラクターで、アベンジャーズのリーダー的なポジションを担当してます。
 
 キャップは第二次世界大戦の時代に生まれた人物です。元々は貧弱な体の持ち主で、アメリカ軍に入隊すら認めてもらえないほどでした。一方で他人を守るためなら自ら手榴弾に覆いかぶさるくらい、強い正義感を持っています。そんな正義感を買われて、超人血清という血清の投与対象に選ばれ、その結果誕生したのがキャプテン・アメリカです。

2.キャプテン・アメリカの能力

 「全ての身体能力がオリンピック選手並みで、世界一硬い盾を持っていて、それを投げるのが上手い人」です。ちなみに、同シリーズに出てくる他のヒーローの能力をあげると・・・
「怒れば怒るほど強くなる、ビルすらも飛び越え破壊する怪物ヒーロー」
「雷を操り、最強のハンマーを持つ雷神」
「惑星間を生身で移動でき、ラスボスの戦艦をワンパンできる最強ヒーロー」
 うん・・・。どうでしょうか。キャップ・・・弱くない??

3.キャプテン・アメリカってさあ・・・

 まずは見てください。このコスチューム。

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なんか・・・ダサくないですか?笑。もっとなあ・・・他になかったのかなあ笑。すごい弱そうですよね(と言いつつ私はこのコス大好きです)。因みにコスチュームあまりにもダサすぎて作中でも他のキャラにいじられてます。スーツがピチピチすぎて「アメリカのケツって感じだ」と。ほんと良いお尻してますよね笑。

 そして先ほど挙げた「全ての身体能力がオリンピック選手並みで、世界一硬い盾を持っていて、それを投げるのが上手い人」っていう能力。いやあ、なんかわんちゃん現実にもいそうですよね。武井壮みたいな?。そんな能力でアベンジャーズとして戦えるんですか?しかもリーダーです。リーダーが一番強くある必要はないですが、あんな個性強すぎる集団の中でこの能力じゃあ舐められちゃいそうじゃあないですか?。実際、映画”アベンジャーズ”ではアイアンマンことトニー・スタークに「役立たず」ってはっきり言われちゃってます。

 このように見た目ダサいし、能力も弱めなキャップってさあ・・・、かっこわる・・・



くないんですよ!!むしろ死ぬほどカッコ良いです。私の人生の目標です!!

ここからは騙されたと思ってキャップのカッコ良いところを一緒に見て行きませんか?


4.キャップのカッコ良いとこ〜その1〜

   「戦闘スタイル」です。
 
 彼はボクシングや柔道を始めとしたあらゆる格闘技を極めています。また、先ほど言った通りキャップは地球で一番硬い盾を持っています。彼は盾の跳ね返りを計算し、自分のところへ戻ってくるように投げたり、複数の敵を同時に攻撃することができます。
 
 格闘技+盾の扱い、これがめちゃくちゃ映画映えするんです。見てみてください。CGで作られたダイナミックな映像も大好きですが、実際に俳優さんが行うアクションはめちゃくちゃ見応えあります。特に”キャプテン・アメリカシリーズ”の2作目、「キャプテン・アメリカ ウインターソルジャー」のアクションは控えめに言って神です。ぜひ、キャプテン・アメリカの戦闘スタイルに着目してみてください!!

5.キャップのカッコ良いとこ〜その2〜

「顔が良い!!」

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                    以上!!

6.キャップのカッコ良いとこ〜その3〜

 「筋肉すごい!!」

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                        以上!!!!!


7.キャップのカッコ良いとこ〜その4〜

 正直、これまで述べてきたキャップの魅力なんて、全体の魅力の3割にも満ちません。私が彼を人生の目標にする所以はここにあります。その魅力とは・・・

「高潔な精神」です。

と言いつつ、改めて「高潔」って言葉を使ってみると正確に説明できる気がしないので調べて見ました。

こう‐けつ〔カウ‐〕【高潔】 の解説
[名・形動]人柄がりっぱで、利欲のために心を動かさないこと。また、そのさま。「―の士」「―な人柄」

こんな感じみたいです!!。そう!これこれ!。この意味に人格をつけたような存在、それがキャプテン・アメリカです。彼は常に多くの人の自由と幸せのために戦い、それらを守るためならば法や世論に反してでも戦います。そんな彼を象徴する言葉があります。

”我々は勝算や結果などに関係なく、自分の信念のためにこそ立ち上がらねばならない。そしてこの国は、それを第一の原理として建てられたのだ。群衆や新聞や、あるいは世界中から"そこをどけ"と言われたならば、真実の川の岸辺に生えた木の如くに立ち、世界に向けてこう言ってやれ「お前がどけ」と。”

くぅ。痺れませんか?例え、世界中が人道的に誤ったことを正解だと言ったとしても関係ない。自分が信じるもの(彼の場合は愛や自由、幸福)のために戦い続けるのがキャプテン・アメリカなんです。

コールバーグの「道徳性発達理論」というものがあります。

コールバーグ

簡単に言えば人間の道徳性をレベル分けしたものです。キャップはこの中でレベル6、つまり最高レベルに位置しています。

 世の中には「守るべき」とされているルールがあります。それは法であったり、校則であったり、時には場の空気だったりします。もちろんそういったものを守るのは集団で生きていくために非常に重要だと思います。しかしそのような「守るべき」ものが誰かの生命や自由、幸福を脅かすものだった場合、立ち上がらなくてはならない時もあるというのを彼の姿勢から学びました。

 なぜキャップはカッコ良いのか。その理由は全てこの姿勢に詰まっています。彼のように、「自分の信念のためなら世界中すらも敵に回すことも厭わない」という覚悟はまだ私にはありません。これからもきっとそれは難しいでしょう。しかし、私のできる範囲で、身近にいるわずかな人の自由や幸福を守ることができるように、キャップを人生の目標にすることにはきっと意味があると信じています。

8.まとめ


 長くなりましたが、これが私の考えるキャプテン・アメリカです。もし私が発見できていない彼の魅力があればコメントで教えてくれたら嬉しいです!!最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!!

 


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