「先生の仕事とは、猿を人間にすること」←この言葉大嫌い!!
⚠️この記事は「生意気記事」です。
「先生の仕事とは、猿を人間にすることである」
私が2回くらい聞いたことがある言葉です。
あろうことかそのうちの一回は、初任者研修で耳にすることになりました。
私はこの言葉が大大大大嫌いです!!!(大をいくらつけても足りません!)
いや、もうこの言葉が教育界にまかり通っていることこそが、今現在教員が信頼を失っている原因なのではないかと真面目に思ってます。
この記事では、私がこの言葉にここまで嫌悪感を抱く理由を整理していきたいと思います。
では、よろしくお願いします!!
まずは、一言。
「子供を猿って言えるくらい、私たち(先生)は立派な人間なのか??違うだろ!!」
これに尽きます。
そりゃあ子供たちは未熟ですよ。大人では考えられないようなミスもしますし、善悪の判断能力だってまだ十分ではありません。そういう意味で”猿”って言ってるのも一万歩譲って、分からなくもないです(いや、やっぱ分からない!)。
でも、それって私たち大人もそうじゃないですか??変なミスだってたくさんしますし、善悪の判断だって間違えることたっくさんあります。
それどころか、大人は平気で戦争を起こしたりしますし、SNSで誹謗中傷を繰り返したりします。
このことからも、大人だって、子供と同じく未熟なんじゃないかと思うんです。ただ、子供よりたくさん経験を積んでいるってだけで。
何より、子供のことを”猿”って呼んでいること自体が、先生たちが未熟であるっていう何よりの証拠じゃないでしょうか??
そしてこの言葉の何よりの問題点は・・・子供へのリスペクトが大いに欠けていることです。
私は子ども食堂での経験、先生になってからの2週間を通して、あることを知りました。それは、
子どもであっても、見習うべきところ、尊敬するべきとことはたっくさんあるということです。当たり前のことですよね?
実際に私が子供の言動や行動から学んだことは数知れません。大人よりよっぽどすごいって思うこともたくさんあります。
そんな子供たちを”猿”だと・・・。どれだけ見下せば気が済むんですか??
多分 この言葉を発した人も、軽い気持ちで言ったのだと思います。「生娘をしゃぶ漬け作戦」と同じくらいのテンションで言ったのだと思います。
そして、この言葉が「先生は子供を立派な人間として社会に送り出さなきゃいけない」という大いなる責任から生まれたものというのも理解できます。
それを考慮した上でも、私はこの言葉がだーーーーい嫌いです。
他人は見下すものではなく、尊敬するもの。
私はこの考えを大切にしています。それが完全にできているかと言われれば自信はないですが、少なくともそうあろうと努力しています。
だから私は、これからも子供たちへのリスペクトを忘れず、子供たちに
「他人っていうのはね、尊敬するものなんだよ」
っていうメッセージを自らの姿勢で見せていけたらなって思います!!
一応、断っておきますが、大半の先生は子供のことを”猿”だなんて思っていないと思います!
そして、この言葉を発した人も本当の意味で子供のことを”猿”だなんて思っていないと思います。
だから、この記事はただの揚げ足取り記事です。私が一番の未熟者かもしれません笑笑
だから、私のことは嫌いになっても、世の先生方のことは嫌いにならないでくださいっ!!先生たちはみんなすごい方達です!!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!!今日も頑張ってきます!
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