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おひとりさまのワクワクタイムを子ども達にもってほしい宣言

現在、我が家の下二人は小学生。
小規模特任校制度を利用して越境通学をしているので、
私たち親が、毎日車で送迎しています。

越境通学とはいえ、我が家の場合は隣の学区なので
小学校まで距離にしたら4kmちょい。
この辺りの学校だったら、学区内の小学校に通っても、
学区の端っこの方に住んでいたら
片道4km歩いて通う子どもたちは一定数いる環境なので、
歩いて通わせてみようかなぁと思ったりもするのですが、、、

ただ、懸念事項がいくつか。
①保護者が責任をもって送迎することになっているので
  親は往復しないといけなくなり、それはそれで親の時間の工面がなかなか大変。
②上の子と下の子の下校時間が異なる時は、
 下の子が帰宅する前に、上の子が校を出る時間になってしまう。
そして
③通学路にクマの出やすいエリアがある。

①と②もなかなか大変ですが、でもやっぱり③が決め手になって、
歩かせたい気持ちとは裏腹に、我が家は車の送迎を続けています。

それでも日々送迎しながら、私はなんだか徒歩通学が頭から離れない。

では、どうしてそこまで歩かせたいのか?
その思いを紐解いてみたら、
一番の理由は、「1人にさせたい」という思いがあることに気がつきました。

結局今の我が家は送迎が必要な環境なので、
完全に1人にさせることはできないのですが
例えばある程度のところまで来たら、別ルートで帰宅させるとか?
車で送迎して、帰り道だけは途中からおろしてみるとか?
色々考えてはみるものの、なかなか現実的ではないような気がして、
引き続き実現にむけてはちょっと検討中。

さてさて、話が少しそれましたが、
私はどうして子ども達を1人にさせたいのか?
そこについて深掘りしてみたいと思います。

片道4kmの登下校。
子どもの足で歩いたら、きっとおそらく1時間半ほどかかるかと思います。
もしかしたら2時間でもかかるかもしれない!
歩くのが遅いからというのもあるけれど、
何よりも自然豊かな4kmの通学路。
大人にとっても気持ちの良い散歩道だけれど、
子どもたちの目線で歩いたら、それはそれはもう魅力たっぷりの通学路。

その通学路で過ごす2時間弱の間に
彼らは何を感じ、どんなことを思うのでしょう?
何を試して、どんな失敗をするのでしょう?
失敗からでも、もちろん大成功からからでも、
一体どんなことを学んでいくのでしょう?

季節の移ろいを、目と耳と肌で感じて、
どんな景色を胸に焼き付けるのかと考えたら私がワクワクしてしまいます笑。
そして、その間にどんどんいろんなことを探究をしてほしい!
と、願っていることに気がつきました。

誰かと一緒に何かに取り組むこともいいけれど
1人で夢中になって、1人で失敗して、
悔しがったり、次の日また違う手段を試してみて、その違いについて考えてみたり
いつか成功した時に、その理由に自分なりにたどり着いたり。
そういう時間を過ごしてほしいなぁと思っていることに気がつきました。

家にいるとどうしてもなかなか1人の時間はもてないし
何か特別にアレンジしなくても、毎日当たり前にある登下校中に
そんなワクワクする時間をもてたならなんて素敵なことかしら
と、私は思っているんだなぁと思います。

そんな理想を抱きながら、今の下の2人の生活といえば、、、。
朝は車でピューっと送って、学校と学童ですごしたら
帰りも一緒に車でピューっと飛ぶように帰ってきます。

家についたら、ほれお風呂!ほれご飯!ほれほれ家庭学習!
ポン!ポン!ポン!!と、双六のコマのごとく
私に操られるようにこなしていって、寝るばかり。。。
そう、こなすだけ。。。。

登下校歩いていない時間分、
おうちでのんびりさせてあげられたらなぁと思いながら
今は帰りは学童なので、その時間の捻出だけでもなかなか難しい。

こなすだけの毎日を積み重ねた先に
やる気に溢れた未来なんて果たしてやってくるのかな?

現実を理想に近づけるにはなかなか色々労力が必要だけれど
徒歩での登下校とはなにか違う形でも、
毎日2時間弱とはいわずもっと短い時間でも、
彼らが1人でワクワクする時間をもてるように
なにか調整していきたいなぁと、思い、それを実現できるように
ここにちょっと宣言しておきました。


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