1歳半の親孝行
1歳半のもちゃっとした息子とお風呂に入っている時
気がついたら言うようにしている言葉。
『一緒に入ってくれて、ありがと!嬉しいなぁ。』
にやっと笑ったり
全然聞いてなかったり
嬉しそうな顔したり
反応もまちまち
でも
2歳になったら、
もう二度と
1歳半の息子には会えない。
3歳になったら、
もう二度と
2歳の息子に会えない。
中学生になったら、
もう二度と
赤ちゃんの頃の息子には会えない。
ある一定の年齢を過ぎると、
去年と今年の自分なんてどこが変化したのか分からないくらい
微々たる違いしかなかったりするけど
幼児の頃の成長スピードって
本当ハンパないですよね。
猛スピードで『いま』を駆け抜けていってしまう。
あぁ、もう二度と会えないんだ。
この瞬間は。
そう思うと、
愛しさがザバザバ溢れて出てきて
あぁ、
なんてつぶらな瞳だろ
なんてぷっくらしたほっぺだろ
なんてぽっこりしたお腹だろ
なんて柔らかそうな髪の毛だろう
と一つ一つが涙が出るくらい
愛しくてたまらなくなって、
『一緒にお風呂に入ってくれて、ありがとう。
本当に嬉しい。』
って伝えたくなってしまうんです。
ごはんを食べてる時も
『一緒に食べてくれて、ありがとう。楽しいね。』
って伝えるし、
寝かしつけの時も
『一緒にねんねしてくれて、ありがとう。幸せだね。』
って伝えてる。
このまま、時が止まればいいのになって思える
この現実に御礼の気持ちを込めて。
子育てって
『愛しい』と『憎たらしい』
『可愛い』と『ムカつく』
みたいに相反する気持ちがコロコロ出てくるって
よく聞くし、
本当ーーにその通りだと思う。
自我が芽生えてくる2歳頃からは、
いよいよ1人の人間としてガチンコ勝負する事も多くなってくるだろうし。
だからこそ
ふと気付いた愛しい時間は
たっぷりと味わって
しっかりと記憶に刻んでいきたいと思う。
ただそれだけなんだけど、
これには更にメリットがあって。
イヤイヤ期に突入し始めている息子に
お風呂入るのを嫌がられた時なんかに、
『一緒に入りたいな〜…一緒に遊びたいな〜。いいかな?いいよね?ありがとう。』
ってブツブツ言ってると
仕方ないなぁ、いいよ
って感じでお風呂場へ行ってくれるんです。
(割と先に、御礼いうの効きます。笑)
親孝行、してくれてるんだな〜
毎日こんな事は
さすがにやってないけど、
『お風呂に入れないと』
『ご飯食べさせないと』
って思って接するよりは
お互い気持ちよく過ごせてると思います。
あと何年
一緒に色んなこと出来るんだろうなぁ。
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