The World's Only Corn Palace ミッチェル市 サウスダコタ州


2023.06.23
アメリカ横断20日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、再びルート66が通過するミズーリ州までの移動が始まり、通過州も10番目のサウスダコタ州に入っていた。


サウスダコタ州ミッチェルにあるコーン・パレスにやって来た。地図


ここでは毎年8月にコーンパレスウィークと呼ばれる1週間にわたるお祭りで秋の収穫を祝うそうで、その雰囲気だけでもとやって来た。


この建物は、3代目で最初のコーン・パレスは、現在の場所から 2 ブロック南の場所に1892年に建てられ、その目的はわずか3年前に州昇格を果たしたばかりのサウスダコタ州に入植者を誘致することであり、当時このような建物はいくつも作られ、1880年から1930年にかけて中西部の24の町に少なくとも34のコーン・パレスが建てられたという。


だが、現在ではミッチェル・コーン・パレスだけが残っている。


初代のコーン パレスの建設費用は1,500ドルで、建設には60日程で作られていたが、その建物も1905年に取り壊され、その際には古い木材を使用して現在の地に新しい建物が建てられました。建物は初代の2倍の大きさで、驚くことに外壁の壁画にはトウモロコシが使われ、伝統的に農業の風景やサウスダコタの生活のその他の描写が描かれている。


外装の壁画は毎年交換または更新されますが、内部の壁画は風雨にさらされない為、15 ~ 20 年ごとに交換されます。


館内に入っていこうとすると入館料無料にも驚いた。館内は博物館とばかり思っていたが、コンサート、スポーツ イベント、展示会、その他の地域イベントの会場でもあり、この日は物品販売に使われ、収容人数は3,200席でした。


コーン パスの壁画はこの建物の最大の魅力で装飾には、小麦ライ麦、ミロ、サワードックが収穫できる6月に始まり、壁画家たちは釘とホチキスを使って建物をトウモロコシの壁画で全面的に改装し、その際11種類の形や色のトウモロコシが使われ、トウモロコシは自然そのものの色で決して塗装されません。


ミッチェル市がコーン パレスを所有・管理し、イベントの入場料、サマー ギフト ショップからの収益、また寄付によって運営されています。


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