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Galena Mining & Historical Museum ガリーナ


2023.06.25
アメリカ横断22日目。今回のアメリカ横断旅行、第1章はルート66を使い、シカゴにあるルート66の起点を目指し、途中では国立公園群を巡るため、一時離脱があるがこの国立公園巡りが第2章で、そして第3章は、シカゴからカナダに越境、ナイアガラの滝、ワシントンDC、ニューヨーク、ボストンまでの行程であった、第2章国立公園巡りも終え、再びルート66が通過するミズーリ州まで辿り着き、アメリカ横断旅行も12番目の州ミズーリ州に入っていた。

ラスベガスから山間部の国立公園、そしてカンザスシティまでの観光を終え、再びルート66を辿りシカゴまで向かうため車を走らせていると道端の客車に目がとまりハンドルを切った。


ここは、Galena Mining & Historical Museumです。地図


なぜこの地に列車が展示されていたかと言えば、1876年に偶然にも良質の鉛と亜鉛鉱山が発見され、ガリーナの街が誕生しました。


ガリーナはカンザス州最古の鉱山町であり、20 世紀初頭まで掘削が行われ人口3万余人を誇り大いに賑わったそうで、そのとき活躍していた鉱山鉄道の車両がこれであったが、戦車などの軍事機器は何を表しているのだろうか。


鉱山がもたらすガリーナの急速な繁栄は、歪みも生み出していた。


1926 年にルート 66 が開通したことでガリーナの富はさらに増大し、旅行者が街を訪れるようになり宿や商店がオープンしたが、鉱山での厳しい労働は相変わらずにままに腹を立てた労働者達は暴動を起こし。鉱山労働者のストライキの場所となり、そのストライキを封じ込めるため州兵も参加する異常事態となっていた、その結果ガリーナのルート 66 号線は歴史的なルートの中で戒厳令により閉鎖された唯一の区間となっていた。


これらのことと軍事機器は関係性があるのかは定かではない。実は隣に建つ施設が博物館とは知らずに立ち寄っていなかった。また同敷地内にある消防署で働く署員は、ボランティアなのだろうか。だって看板にボランティアの文字を掲げられている。

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