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会社四季報の読解術を伝授!『伝説の編集長が教える 会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい』

こんにちは。今回は、会社四季報を30年以上にわたり編集・執筆してきた元編集長がまとめた『伝説の編集長が教える 会社四季報はココだけ見て得する株だけ買えばいい』をご紹介します。

本書では、投資家向けセミナーも毎回大盛況のベテラン編集者による会社四季報「超」活用術を公開します。人と10倍も100倍も差を付ける「お宝銘柄」「大化け候補」「割安株」の見つけ方を伝授します!

大化け候補を探す、たった1つのポイントとは?

将来の有望企業、いわゆる「大化け株候補」を探すには1つのツボがあります。それは、売上高の変化だけを追いかけていくことです。よく「売上高が増える」「売上高が減る」といいますが、厳密にはどんな状態を指すのかご存知でしょうか?

実は、売上高の変化率である「増収率」が毎期、最低15〜20%以上あってはじめて「この会社は売上高が増えている」と言えるのです。逆にいえば、数%の増収率なら横ばい程度にすぎません。

毎期15%の増収を続けると5年で売上高が2倍、20%増収だと4年で2倍以上になる。これが、ひとつのモノサシとなります。

割安株の本当の探し方

PERの低い株を買って成功することはまずないと断言してよいと筆者は言います。これは一体どういうことなのでしょうか?
2021年12月16日時点における株価の年初来パフォーマンス上位(時価総額1兆円以上)の10銘柄に着目してみましょう。

同日の日経平均のPERは13.7倍、TOPIXのPER14.3倍を基準とすると、1位の日本郵船(9101) の予想PERは2.0倍、3位のINPEX(1605)は8.0倍と超割安、東芝(6502)13.7倍と日立製作所(6501)11.3倍は、ほぼ互角かやや割安ですが、ほかの銘柄はむしろ割高なのです。

PERは割高・割安を測る指標であると同時に、市場の期待度を示す指標であり、PERが高い=市場の期待度が高いということを意味します。

株式投資の基本は「安いときに買う」であって「安い株を買う」ではないことがポイントです。

人と10倍も100倍も差がつく会社四季報の活用術が満載!

ここでは紹介しきれなかった、「業績修正回数ランキングの活用法」や「マーケットは値上げが大好物」など、様々な事例とともに、会社四季報を読み解く方法がたくさん詰まっています。

ぜひ本書を読んで、お宝銘柄を掘り当ててほしいと思います。

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