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衰退する日本で早期リタイアする方法

最近の流れに沿ってFIREを目指しているようなことをいうこともありますが、当方が目指している行先はFIREというよりは「早期リタイア」といった方が近いと思っています。

なぜなら、

  • 節約する気はない

  • 引退後も切り詰めて生活したくない

  • お金はやっぱり大事だしお金で買えるものも我慢したくない

  • 富裕層を目指したい(メンタル的には)

といったあたりはいわゆるFIREとは一線を画すからです。

しかしながら、少子高齢化で衰退することが目に見えている日本においては、難しいミッションであるとも理解しています。給料が上がらない、上がらないといわれて久しい世の中で、どん欲に上昇カーブを描いていくイメージをもたなければなりません。

これを達成する当方なりの方法が「四つ足の稼ぎの構築」なわけですが、今回はそのあたりの考え方をまとめてみました。

四つの稼ぎ口を作って全て最大化しにいく

今オールスターやってましたが、中には一芸でビックマネーを稼ぐ人、YouTubeやブログやらで成功する人や、企業を立ち上げて財を成す人もいます。

当方もそうなったらいいなーという夢は見ますが、期待値はやっぱり低いと思っています。どれも才能が必要なのですが、当方にそれがあるのかはわかりません。「わからない」ため、こうした一撃必殺で稼ぐ方法にベットするのはリスクが高いと感じているのです。

だから、一つの「必殺」ではなく複数の「そこそこ」を重ね合わせて強くなろうというのが基本的な概念です。

まだまだ発展途上ですが、当方は次の4つの「足」で稼いでいこうという構想を持っています。

  • サラリーマン本業

  • 副業

  • 有価証券投資

  • 不動産投資

幸か不幸か、当方はサラリーマンとしてはここまで幸運に恵まれていますので、今はまだ大半が本業収入によっているところはありますが、徐々にそれ以外のパイを増やしていきたいと考えています。

一つ一つはそこそこでも4つあれば悠々自適の「早期リタイア」も可能なのではないかと思っている次第です。といっても、ゴールを達成するためには、4つの足も「そこそこ」で終わるわけにはいかず、それぞれが相応にとがっておく必要があります。

ここからはそれぞれの足の追求ポイントについて書きます。

本業:賃金上昇カーブを上方修正させるイメージ

サラリーマンについては、世の中並みの平坦な賃金上昇カーブで満足してはいけません。右肩上がりでもまだ足りない。当方が「イメージ」しているのは加速度を伴う二次関数のようなイメージです。

もちろん実際にはいつまでも二次関数というわけにはいきませんが、特に20代のうちは年収の急上昇を追求して転職・昇進を狙ってきました。

世の中の変化、タイミングや運、自分のスキルセットのマッチなどいろいろなものがあり、複数回の転職は全て年収アップを達成してきています。そもそも年収フラット以下の転職はそもそも受け付けたことがありません。

仕事内容はもちろん大事ですが、当方の目標をもとにすると、まず本業において先立つのは「年収」なので、そこが達成できない仕事は「足きり」します。

必ず成功するというわけではもちろんありませんが、まずメンタル面では「年収を上方修正していく」感覚は絶対に必要だと思っています。

なんだかんだで今は外資系に入り、何とか同年代の平均の数倍を達成しています。ただし、ここからのストレッチはちょっと頑張っている、仕事が早い程度では難しいという懸念も持っています。

それでも本業はまだ「緩やかな上昇」が見込めるため、おいていかれない程度には頑張りつつ、ストレッチという意味では「他の3つの足」の強化を最近は重視しています。

副業:まずはサラリーマン以上、目指すは年収1,000万円

本業がそれなりとなると、副業も「お小遣い稼ぎ」というわけにはいきません。副業年収が見込めないなら「本業のために自己投資した方がいくない?」「投資を精緻化するために勉強した方がいくない?」という考え方になるからです。

どれくらいなら満足できるのか?という明確なラインがあるわけではないですが、少なくとも副業だけでサラリーマンの平均くらいは欲しいな、という気持ちがあります。

「ゆくゆくは年収1000万円くらいにできればいいな」という、ややアンビシャスな思いもあったりします。限られた時間で1000万円稼ぐ能力があれば、例えば本業がクビになっても、副業をフルタイム化すれば生活に困ることはないからです。

副業は現在はライター一本足、一部記事の監修などをやる程度になっています。一時期は講師などもしていましたが、結果的に現状はライターが最も生産性が高いと判断しているからです。正確に算出はしていませんが、現在の生産性は平均5000円/時くらいだと思います。だいたい足もとの副業月収は40万円程度なので、80時間/ 月、18−20時間/週くらい稼働しているイメージ。

これ以上稼働時間を増やすのは嫌なので、基本的には単価を上げる方向に頑張っていく必要になっていくかと思います。これがどこまでできるのかは自分も未知数ですが「意外と道はある」というのが正直な感想。

1年前は一部案件が5円/文字近くあったものの、ほとんど2円程度。それもCW案件が多かったので20%とられる問題がありました。20%とられるのは、営業活動しなくて済む、トラブルの時に間に入ってくれることを考えれば「適正」だとは思いますが、当方のように月20万がCW案件だったりすると、やっぱり20%は痛いです。

今は直契約案件がだいぶ増えてきて、それらは全て単価4円〜5円程度あります。しかももちろん20%引かれません。CWも引き続き活用してますが 、旧来からのリレーションがある案件を除いて、3円程度〜の案件のみ応募しています。ポートフォリオが強くなってきているので、それでも結構契約できてありがたいところです。

全ての案件の単価平均を5円まで引き上げられれば、月収は25%アップする計算なので、50万円〜に到達し始めます。これは「難しいが可能性は充分ある」レベルのイメージです。

しかし、問題はその後です。50万円から浮上するためには文字単価が一桁後半以上の案件に到達しなければならず、現時点でそのようなパイプラインは開拓できておりません。

有価証券投資:徹底したポートフォリオ運用による安定収益の獲得

投資は損益どっちも出るので収益として考えない、人が日本においては多いイメージですが、当方は投資も収益源 として考えるようにしています。将来の資産膨張に寄与するという観点では、投資も仕事も変わらないからです。

心の持ちようだけですが、次のようなポイントにより、このような考え方が成立するものと考えています。

  • 換金性の高い資産に多く投資する(全部である必要はない)

  • 大損を避ける

換金性が高ければ、必要に応じて引き出すことができるので「貯金」と変わらない考え方を持つことができます。貯金は普通「稼ぎ」から生まれた余剰の蓄積。従って換金性が高ければ投資の収益も「収入」と考やすくなります。

もう一つは、取り返すのに長い期間がかかる損を避けることです。投資を収入としてみなすなら、損失は「コスト」として考える必要があります。「コスト」が高ければ収支は不安定化し、家計資産の拡大も進みません。

安定性の高い資産運用を長期に続けることによって、着実に収入拡大に一役かってもらうというのが、当方がイメージしている有価証券投資のあり方です。

不動産投資:物件数の拡大が課題

当方の経済活動の中で最も最近始めたのが不動産投資です。不動産投資も月々の収益源として考えていきたいので、当方の場合は「家賃収入」の獲得が重要です。

最近は手出しになるが将来の保険や年金がわりになる、という不動産投資が多くなってきていますが、当方の方針とはマッチせず、あくまでキャッシュフローのプラスは大前提となります。

一方で、自己資金を使う金額は最小限にしたいと考えてもいます。基本的に有価証券投資の方に投じれば資産の拡大はできるはず。それでも不動産投資を活用する理由は、リスク分散と「レバレッジ効果」の享受。少ない自己資金から、しっかりキャッシュフローを毎月受け取るのが不動産投資の活用理由です 。

ひとまず一棟アパートを保有していますが、次の課題は物件数の拡大です。二件目は与信が厳しくなるため自己資金がより必要になると見込んでます。

また、一件のローンは最悪のケースとして全額手出ししても家計が持つのですが、二件以上は無理。すなわちここからは不動産投資としての経営成功が絶対要件となるのです。

とりあえず一年は大人しくして、来年以降また考えてみたいと思います。

まとめ

多分もう、日本が本格的に賃金上昇を継続的に行う時代は来ないと思っています。そもそも日本という国の社会と経済が衰退に向かっているからです。

その中で豊かに、しかも早くリタイアをするのは、通り一遍のやり方では不可能です。一芸で一撃必殺とするから「平均以上」を足し算・掛け算して突き抜けていくしかありません。

とりあえずゲームプランはできたので、あとはこれを進めていくだけすが、それが簡単じゃないんですよね・・。


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