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患者さんを一撃でファンにする超能力カウンセリング

患者さんのゾーンに入る技術とは?

整体の仕事は、新規とリピートのみである。つまり、集客して治療するだけである。人を集めるには、マーケティングが必要です。継続して通ってもらうには、ちゃんと結果の出せる確かな技術が必要です。しかし、整体師やセラピストが忘れていることが、一つある。

それが、患者さんの求めてる心である。

整体師は、技術職人が多いです。技術の探究心は、凄まじく、書斎に整体技術のDVDがズラーっと並んでいたりします。「患者さんの体の痛みをとってあげよう!」「どこでも治らなかった肩こりを当院が自信を持って治してあげよう」「優しく丁寧にすることで、満足してくれるだろう」という考えでやってる先生が多いです。


患者さんが、本当に求めてるものは、心であることを知っていますか?
頭痛であったり、腰痛であったり、肩こりであったり、体の悩みであなたの整体院を訪れた患者さんの本当に求めてる感情を理解しましょう。頭痛を取れば、それでいいかもしれません。肩こりが楽になればそれでいいかもしれません。しかし、それでは、普通なのです。どこの整体院もそうなんです。

患者さんが本当に求めてるものとは?

患者さんは、本当の自分に戻りたい願望を持っています。自分でいたいのです。社会や会社、学校、家庭の中で、人間は、演技して暮らしています。上司と部下に挟まれて、頭下げたり、ヨイショしたり、先生の前でいい子を演じたり、夫を怒らせないように自分を殺していたり、演技して生きるのが、人間です。

私の考えでは、整体院やサロンは、本当の自分に戻る場所だと考えます。自然体でウソをついていない自分に戻れる場所だと考えます。心にメッキをして、強く生きている人ほど、「ホッ」とできる場所がほしいものです。自分が自分でいられることほど、ハッピーなことはありません。戦闘モードだった自律神経のバランスが整ってきて、とっても心身ともに休まります。あなたの最高の整体技術は、患者さんが自分に戻れることが毎回のゴールになってくるのです。

例えば、嵐のコンサートに行く人も、スタバでコーヒーを飲む人も、リピーターは、本当の自分に帰るためにそこに行くのだと思います。。社会で身につけた鎧を脱いで、「ホッ」とすることがしたいのです。自分が、自分で生きられる。歪められた自分じゃなくて、素直に生きているそのままの自分に戻りたい願望が常にあるのだと思います。そのままの自分を愛してほしいのが、人間の性(さが)なのでしょう。

超能力を使って、患者さんをファンにする方法とは?

頭痛を一発で改善することも素晴らしいです。お話を聞いてあげて、心地よくしてあげるのも素晴らしいです。手紙を書いて、その人の人生を毎日支えてあげるのも素晴らしいことです。あなたは、その人が、「自分で居られる」為にどんなことをしてあげているでしょうか?

今回は、患者さんが、一撃であなたのファンになり、継続的に通うようになるカウンセリング法を紹介します。これは、実際に私の整体院で行なっている効果実証済みのカウンセリング法です。超能力を使うので、見た目には、何をしたのかわかりませんが、フロイトでもユングでもどの文献にも載ってない最新のカウンセリング法です。ぜひ、この超能力カウンセリングを使って、患者さんをどんどん幸せにしてあげてください。

【秘伝】超能力カウンセリング法

あなたが、患者さんとお話をするときどんなことを話してるでしょうか?患者さんが好きなペットの話、天気の話、嫌いなママ友の話、ゴルフの話、自分の思い通りにならない人生の話、病院を巡っていた過去の話など、いろんな話をするでしょう。それが、楽しみだと思っている先生も多いでしょう。患者さんは、先生に会いにくる。話をしにくる。

それは、そうなんですが、それでは、話が合わなかった場合、ガックリです。イヤな空気が流れて終わりになっちゃいます。患者さんは、雰囲気を察知する天才です。あなたが、患者さんの芯まで理解し、ファンになって通ってもらうには、超能力が必要なのです。

それが、ゾーンに入るということです。

あなたが、人と話しをするときにどんなパワーを使っていますか?論理的に相手をねじ伏せるタイプですか?それとも情熱的トークで、相手を感動させるタイプですか?どっちでもいいですが、相手のゾーンに入らなければ意味がありません。患者さんがファンになって行く整体師の人は、これを無意識にやっています。


ゾーンに入るのです。


昭和の時代に男闘呼組なんてジャニーズのバンドがいまして、「タイムゾーン」という歌がありました。ゾーンとは、相手の意識の中です。それも相手が、興味を持ってる一番の聖域があるのです。それをゾーンと言っています。ゾーンに入ってお話するのと、入らずに話をするのとでは、相手の満足度が全然違います。


超能力カウンセリングを無意識に使っている人がいます。それが、お母さんです。お母さんは、子供のことにとっても興味があります。子供サッカーの試合なら、寒い日でもずっとグラウンドに立って、子供の背中を見ていてあげることができます。

お母さんのパワーってすごい愛なのです。

「昨日の晩ごはんのカレー残してたけど、今日の体調大丈夫かなー!?」とか「頑張ってシュート入れたから、帰りにあの子の好きなびっくりドンキー連れて行ってあげよう」とか子供のサッカーの試合見ながら、そうやってカウンセリングしています。これが、実は、超能力カウンセリングなのです。完全に子供の気にしているゾーンに入っています。

お母さんみたいなカウンセリングをしよう!

でも、あなたは、お母さんじゃなくて整体師・セラピストです。患者さんは、他人です。この他人の領域から、お母さんのように患者さんを深く理解するには、どうすればいいか?患者さんとの仲がうまく行くようにするには、どうやってそのゾーンに入ればいいか?をお伝えしましょう。

それは、患者さんの興味のある意識の中に入ることです。映像です。イマジネーションです。想像しましょう。患者さんは、あなたの前でベッドに寝ています。何を考えて寝ているか?わかりますか?想像しましょう。人間には、イマジネーション能力という動物より優れた超能力が備わっています。この力で、飛行機やテレビやスマホを開発してきました。アイディアを発想して、実現させることが人間にはできるのです。

本当の自分に帰る旅のお手伝いをしよう!

患者さんの話の背景を見ましょう。患者さんは、どんなとこに住んでいるのでしょう?どんな暮らしぶりで、何に興味を持っているのでしょう?テニスをやっているシーンが出てきましたか?そうしたら、テニスをやっている患者さんに話かけてみましょう。子育てしている患者さんに話かけてみましょう。買い物している患者さんに話かけてみましょう。野球で一花咲かせた時代の患者さんに話かけてみましょう。患者さんは、ベッドに寝ているままでも、イマジネーションは、どこにでも移動できるのです。

まるで、グーグルマップの黄色いあの子を地図上に落とすように
患者さんの生活に、チョコンと行ってみるのです。

ゾーンに入ってお話をするのと、ゾーンに入らずに表面的な会話のキャッチボールをするのとは、共感の深さが全然違います。ぜひ、患者さんのゾーンに入ってみてください。もっともっと施術が楽しくなりますよ!現代人は、自然な人間関係を築きたくて苦しんでいます。本当の自分に帰った患者さんと会いましょう。


合言葉は、おかえりなさい。いってらっしゃい!