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【気まぐれエッセイ】極度に緊張するのは、才能があるからかもしれない

自信を持っていることにこそ、人はコンプレックスを感じる。

それは、完璧を求めるから。

自分への期待が大きすぎて、いつも応えてあげられないから。


才能があること、自信があることほど、取り組む前は緊張する。

結果に妥協出来ないから。

その分野に関する潜在的セルフイメージが高い分だけ、そこに届く結果を出せなかったらどうしようと不安になるから。


いつも堂々とされている印象の、あの和田アキ子さんが、歌う前だけは何年経ってもすごく緊張されるというのは有名な話だ。

昨日(8/30)の金スマ「和田アキ子さん特集」でもその話題が出ていた。司会の中居正広さんは、以前アッコさんと一緒に紅白の司会をされたときのことを話され、アッコさんが司会のときは全然緊張されないことを不思議がられていた。

中居さんは、歌は緊張しないけど司会は緊張するんだとか。


あぁ、やっぱり、そういうものなのねと、それを聞いて私は思った。

アッコさんはこれまでたくさんの番組で司会をされてきて今も人気冠番組を持たれているし、中居さんは長年スーパーアイドルとしてステージに立たれてきたけれど、やっぱりアッコさんの1番の凄さと言ったらあの歌唱力だし、中居さんの最高の魅力と言えばトークでしょう?

人はやっぱり、才能を発揮するとき、得意分野に携わるときのほうが緊張するんだね。


だからもしかすると、取り組む前、あなたが極度に緊張する分野があるなら、それは才能があるかもしれない。





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