ToutakaGenta

それとなく、そこはかとなく、It's Soさりげなく、ただなんとなく。人との…

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それとなく、そこはかとなく、It's Soさりげなく、ただなんとなく。人との出会いやエンタメ類を、特に山なくオチなく活字に紡ぐ。誇張された現実と非科学的な妄想を膨らませ、読む音楽と読む映画のめくるめく世界をご賞味くださいませ。

最近の記事

妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 8

■銀の指輪で12時の針に手錠をかけろ! 2階で事務作業をしていると、1階の倉庫から 駆け上がってきたバイトさんが私の名を呼ぶ。 赤ちゃん抱いた若い女の子が呼んでますよ! 事務所全体に轟く大声、私に向けられる眼差。 急いで1階へ降りてみると、出産を機に退職した 事務の女性が、赤ちゃん生まれた!と来てくれて。 元々は地方の営業所で働いてた方だったのですが、 旦那様が東京転勤になり、一時期一緒に働いてて。 一緒に事務所来てもらって、私の誤解を解きつつ 共に働いた先輩方に

    • 妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 7

      ■臆病な私を見つめてくれた職場の先輩達 学生の頃、友人から借りた1本のカセットテープ。 テープの中身は「BOØWY」であり生活が一変した。 生活の中心は「BOØWY」となり、勉強はそこそこ。 CASE OF BOØWYのビデオも擦り切れるくらい見た。 ビデオの中の氷室さんに、初めてカッコいいをみた。 ソロになってからもファンクラブ入ったりしてて。 特に仕事をするようになってからはずっと聴いて。 いつもイライラしてる?氷室さん、私もそうです。 一番年下だから弟分的に可

      • 妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 6

        ■哀愁なき倉庫番長とアクションスターの喜劇 会社の人達と「沈黙の戦艦」を観に行った時の話。 あ、邦画じゃないです、そうセガールのほうです。 テロリストに奪われた海上の戦艦を実は元特殊部隊な 料理長と少数精鋭で取り返すアクション大作?な映画。 単純明快でテンポよく、個人的には非常に好きな映画。 ほぼ最前列で一緒に観た先輩や同僚達も面白かったと。 映画終了後、先輩から徐に今はしがない倉庫番だけど、 実は元特殊部隊所属みたいな肩書ってどう?と言われ。 へ??何すかその中学

        • 妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 5

          ■関西人と大人な飲み屋のエイリアン 入社直後に私の世話役的な先輩がおりまして、関西弁で お調子者なのですが、大学生らしくたまに出勤する程度。 傍目から関西弁なお調子者で立ち回ってる様子なのですが、 実際の本性は誰もよく判っておらずちょいと気まずい感じ。 ただ歳が近かった事もあり、私への振る舞いは良い様子。 諸先輩方からも何だか仲良くやってんじゃ~んと高評価。 ただ楽しいだけのお調子者な立ち振る舞いではあるのですが、 たまに見せる切なげな表情を私は見逃しません、何かある

        妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 8

        • 妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 7

        • 妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 6

        • 妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 5

          妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 4

          ■既婚姉さん私達を魅了する妹同伴真夏の雨とTHE ALFEE 当時の会社で入社当時、三名の女性社員がおりまして。 先に登場しているドジ娘さんが一番下で末っ子でして。 その上になんと年齢順で二名のお姉さまがおりまして。 今回は一番上(でも二十代)、既婚お姉さまのお話で。 髪は肩ごしのソバージュ(当時は猫も杓子もソバージュ)。 どんな状況でも落ち着きつつ、しっかりした佇まいでして。 二十代後半でも、兄様方から「姉さん」と呼び一目置かれ。 私のようなガキンチョじゃ、全く相手に

          妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 4

          妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 3

          ■アンタッチャブルだよ!ドジっ娘さんとカツラが無いっす! 前回登場のドジっ娘さん、仲良くしてくれるに訳あって。 社内でカッコよくて、私がその後に兄貴的な憧れをもつ、 これまた名前を「あつし」さんという上司がおりまして。 長髪でサーファーなのですが、全然厳つくなくて優し気。 仕事も出来るのですが、人とコミュニケーション取るのに ちょいと難点ありかなぁ、、、人見知り?そこは私と一緒。 そのあつ兄が、私のようなガキんちょに目をかけてくれまして。 ガキんちょな私には、全くもっ

          妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 3

          妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 2

          ■仕事と音楽とドジっ娘 バイト先での仕事は順調のようで地獄。 さっさと仕事しない自分が悪いのですが、 何となくスケジュールが組み辛い仕組み。 しかしながら、先輩の皆さんから甘やかされ、 時にイジられつつ楽しく過ごすことが出来てたり。 音楽や映画が好きな人たちが集まっている分、 色々と吸収できることも多く会話も弾む弾む。 そんな中、一番歳の近い女性社員から、 「氷室さん好きなの?私はBUCK-TICK好きよ」と。 あ、群馬の兄弟分ですね、BOØWY好きなら BUCK-

          妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 2

          妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 1

          ■仕事と音楽 そう、時は1990年、、、だったはず、、、 自分の生活が一変した。 そう、それはCOMPLEXが勝手に解散?休止?した年。 それまで学生だった私は、仕事する歳?になり 色々探した挙句にたどり着いた会社がありまして。 時給は当時で780円くらい?バイトからの入社。 その大きくない会社に、従業員は20名程度。 殆どが大人ばかりで、近い歳の人でも8歳位離れてる。 威勢だけいいクソガキだった私は、この大人な雰囲気に なじめず、皆もクソガキ程度にしか見てない

          妄想非化学研究書 音楽と映画を読む 誇張された非科学的現実妄想生活 1