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【株式投資の小学校】③証券口座を開設して、取引を始めよう!

皆さん、ボンジュール!投資家Cuberです。

以前の記事では、株式投資の概要と株式投資のやり方を説明しました。
今日は、証券口座の開設方法と実際の株式の取引について、紹介したいと思います。

①どこの証券会社がいいの?

まず、株式の取引を始める前に、証券口座を開設する必要があります。
では、どこの証券会社を選べばいいでしょうか?

結論から言うと、総合証券会社とネット証券会社がありますが、ネット証券を選んでください。
総合証券会社の場合、担当者が付きますが、手数料が高くて、担当者からゴミ商品が紹介されますので、さけていただきたいと思います。
この担当者は、「いい商品だ!」と紹介しても、自分の成績を上げるためだけに紹介してくれていますので、本当にダメな商品が多いです。
しかも、取引するために、担当者に連絡しないといけませんので、自分のペースで投資できません。
つまり、総合証券会社はもう時代遅れです。

ネット証券会社もいくつかありますが、問題なくおすすめできるのは「SBI証券」と「楽天証券」です。

証券会社

両社とも、50万円までの売買手数料は無料ですし、投資信託も多いですし、海外(米国、中国など)の株式を取引できます。
SBI証券と楽天証券はほとんど同じですので、初心者の場合はどちらでも間違いがありません。
ただ、楽天銀行や楽天ポイント、楽天経済圏に入っている方は、楽天証券が良いかと思います。
特に、楽天証券で投資信託を購入する時に、楽天ポイントが付きます。
楽天経済圏については、今後の記事で詳しく解説していきたいと思います。
なう、SBI証券の場合は、Tポイントで投資信託を購入することもできます。
つまり、両者のサービスは非常に似ていることが、ご理解いただけたと思います。

②証券口座の開設の流れ

今回はSBI証券での口座開設を説明していきますが、楽天証券の場合は全く同じ流れなので、ご安心ください。
なう、本人確認書類を提出する必要がありますが、スマホで口座を開設すれば、書類の写真を取るだけで済みませんので、非常に便利です。
グーグルなどで「sbi証券 口座開設」を検索すれば、トップに出てくるリンクから手続きができます。
手続きが非常に簡単で、SBI証券も詳細に説明していますので、お困りの方は、次のページをご参考にしていただければと思います。
https://go.sbisec.co.jp/account/sogoflow_01.html?id=id01

「お客様情報の設定」画面では、本人情報を入力したあと、口座を選択する項目があります。
ここは注意点ですが、「特定口座」の「源泉徴収あり」を必ず選択してください。
この「特定口座・源泉徴収あり」を選択することで、証券会社が株式の売却益にかかる税金を天引きしていただけますので、自分で確定申告する必要がありません。
非常に楽なので、必ず「特定口座・源泉徴収あり」を選択してください。
合わせて、「つみたてNISA」の口座も申し込むとよいですので、「つみたてNISAを申し込む」にチェックをいれてください。
つみたてNISAについては、別の記事で既に紹介していますので、ご参考にしていただければと思いますが、つみたてNISAは非課税制度なので、この口座にあるお金で利益が出た場合は、この利益は非課税になります。

口座開設の申し込みが完了しましたら、本人確認書類の提出に移ります。
メールで「ユーザーネーム」と「パスワード」が送付されますので、こちらでログインして、本人確認を続きます。
スマホの場合は、本人確認書類は、自分の顔の写真とマイナンバーカード等の写真で済みませんので、非常に簡単です。

本人確認書類の提出が完了されましたら、最後に「初期設定」を行います。
初期設定としては、お客様情報の入力と振込先金融機関口座を登録して、投資に関する質問を解答して、それで口座開設は終わりです!

③証券口座に入金する

株式の取引を始める前に、まず証券口座にお金を振り込む必要があります。
振り込みはSBI証券のホームページかアプリから簡単にできます。
自分の「ユーザーネーム」と「パスワード」を使って、自分のアカウントにログインします。

入金

画面の右下にある「メニュー」をクリックします。
「サービス」の「入出金」をクリックします。
「金融機関選択」から金融機関を選んで、「入金金額」にいくら振り込みたいか入力します。
取引パスワードを入力して、該当金融機関のページで入金手続に移ります。

④株式の取引のやり方

入金手続きが完了しましたら、ついに株式の取引ができます!
では、実際の取引方法をみていきましょう。

注文の場合は、まず何を購入するのか、その銘柄を検索します。

取引

画面下部の「銘柄検索」をクリックします。
そこで、例えば、前回の記事で紹介したS&P500に連動するETF(銘柄:1655)を購入するために、検索バーに「1655」を入力して、「検索」ボタンをクリックします。
検索結果として出てきた銘柄にクリックします。
そこで、銘柄のチャートやその他情報が表示されます。
購入するために、画面上部の「取引」ボタンをクリックします。
「現物買」はその株式を購入するためであり、「現物売」は売却のためになります。

 ◆株式の購入

株式の購入の場合は、「現物買」をクリックして、注文入力画面に移ります。

購入

たくさんの項目が出てきますが、見るべきところは実は多くないです。
「株数」には、何株を購入したいのか入力します。
なう、個別株式の場合は、100株単位でしか購入できませんので、ご注意ください。
「価格」には、「指値」、「成行」、「逆指値」の3つの注文方法があります。
・「指値」:この株はこの値段になったら、自動的に購入する設定になります。
・「成行」:今の値段で即時に購入する設定になります。
・「逆指値」:ある値段以上になった時点で、ある値段で購入する設定になります。
逆指値は少しわかりにくいので、以下の図で説明します。

逆指値_買

今の株価が100円ですが、110円になったら自動的に購入するように設定したいとします。
この注文を成立させるために、「逆指値」で「110円」以上になった時点で、「成行」で購入するように設定し、注文します。

「期間」には、いつまでこの注文を成立させたいのか選択できます。
なう、選択した期間までに注文が成立されない場合は、自動的にキャンセルされます。

注文の仕方を決めたら、最後に取引パスワードを入力して、「確認」ボタンを押して、注文内容を確認します。

 ◆株式の売却

売却の場合は、まず画面下部の「口座管理」にクリックして、購入した銘柄を表示します。
購入した銘柄の中で、売却したい株式にクリックして、注文画面が表示されます。
売却の場合は、「現物売」をクリックします。

売却

売却画面は購入画面と全く同じです。色は緑になっただけですね。
注文方法も同じですが、逆指値注文だけは購入の時と逆ですので、注意してください。

逆指値_売

つまり、売却の逆指値の場合は、ある値段以下になった時点で、ある値段で売却する設定になります。
上の例でいうと、今の株価は100円、90円になった時に自動的に売却するために、「逆指値」で「90円」以下になった時点で、「成行」で購入するように設定し、注文します。
これで取引の仕方がわかりましたが、実際にやらないと意味がないですね。
ちょっとこわいと思っている方は、まず、以前の記事で紹介したS&P500のETF(銘柄:1655)を1株だけ購入してみて、そこから株価の動きをしばらく見ていただきたいと思います。
なう、アメリカの指数なので、日本の取引時間中にあまり変動しません。
ただ、1週間とか、少し時間をおいて、値動きを確認しましょう。
また、少しでも値段が上がった場合は、一旦売却してみて、利益が出る気持ちも味わってみてください。
取引のやり方に慣れてきたら、投資する金額を徐々に増やしていきましょう!

・まとめ

今日は、証券口座の開設方法と実際の株式の取引について説明してきました。
証券会社はたくさんありますが、SBI証券と楽天証券がおすすめです。
楽天のヘビーユーザーは楽天証券にしてください。
楽天銀行との連携や楽天ポイントの利用ができます。
証券口座の開設は本当に簡単で各証券会社のホームページに説明されています。
スマホで口座を開設すれば、本人確認書類の提出はスマホからの写真で済みますので、楽です。
開設のポイントは「特定口座・源泉徴収あり」を選ぶと、自分で株式の売却益にかかる税金の確定申告をしなくていいので、非常に楽です。
また、非課税制度である「つみたてNISA」口座も合わせて開設してください!
証券口座の開設ができて、入金したら、実際に株式の取引ができます。
注文の仕方として:「指値」、「成行」、「逆指値」がありますので、どう注文するのか決めて、設定してください。

では、お気を付けて、投資を始めてください!^^

次の記事では、さけるべき投資の失敗を紹介していきますので、引き続き、よろしくお願いします!

2020年11月14日
投資家Cuber

※投資関連記事
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