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観光に日常というコンテンツ

今から30年位前、初めての海外旅行をバックパッカーというカタチでトルコに行った時、初めての海外旅行ですから、「地球の歩き方」なんかを見て、あの歴史的建造物等の観光スポットをいろいろ見て回りたい!と思っていたのですが、現地に着いてすぐさまそれらは案外どうでもよくなってしまいました。都度観光スポットも訪れましたが、私が一番興味が湧いたのは、「現地の人の日常」でした。どんな生活をしているんだろう?トルコ人のリアルな生活とはどんなものなんだろう?という具合に。また商売というのではない現地の人とのコミュニケーションが欲しかった。幸いにも、カッパドキアの地でそれを実現することができました。トルコに行ってから気付いたのですが、世界でも有数の親日国家で、そういうこともあってか広場の木陰でぼーっとしているところを子供たちに声をかけられて仲良くなったんです。ある子は家に泊まりに来てほしいということでOKしたものの、私の都合で実現できませんでした。(残念、、)別の子は家に招待したいと言ってくれて遊びに行きました。居間に案内され生活様式が見られた他、恐らくその地方の住民が作るデザート(密豆みたいな感じ!?)をご馳走になりました。これがまた甘いのなんのって…とにかく外国のスウィーツは甘すぎる!また、汚い話ですが、下痢して別の子の家のトイレを借りたことも…和式トイレに似た形でボットントイレ…使用したトイレットペーパーを空き缶に入れるのにはかなり抵抗がありました…等々。そういった体験は観光スポットに行くよりも私にとってはとても刺激的でした。そして子供を通してご家族の方とのコミュニケーションが得られたこと。お互い「なんちゃって英語」。正確なやりとりができたとは言い難いけれども、それなりに意思疎通ができ、どうにかなるものですね。その当時はスマホなんてありませんから。その時トルコで知り合った日本人女性からいただいたインスタントみそ汁を持っていたので、お礼?にあげましたが「泥水?」と言われました…考えたこともありませんでしたが、確かに言われればそう見えるかも…!?

私のように、観光スポットよりも旅行先の「日常」を知りたい体験したいという人、意外といるんじゃないでしょうか?外国人ならなおさらではないでしょうか?

というわけで次回、日常をテーマとした観光の提案をしたいと思います。

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