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【第22話】これが「シャコタンブルー」だ

こんにちは、たびする自転車です。
8月の夏休みを使った北海道ツーリングも今日が最終日。
3日間で巡る積丹半島。念願のシャコタンブルーは見られるのでしょうか…。

↓前回のお話↓

積丹半島を代表する神威岬

積丹ユースホステルを出発し、神威岬へと向かった。あまりいい景色が見られなかった昨日のリベンジだ。朝から青空が広がっている。絶景は約束されている。神威岬駐車場へ到着し、全長1㎞の遊歩道を歩いて岬を目指した。時刻は9時。東からの日差しを受けて、海は鮮やかなブルーに輝いている。これだ。これが“シャコタンブルーだ”。北海道でありながら、まるで南の島の海のように青く光っている。個人的な見解になるが海がライトブルーに見えるのには条件があって、①「透明度が高い」・「②浅瀬が続いている」、ここまでは当たり前だが、③「自分の背後に太陽がある」というのが重要で、目線側に太陽がある場合だと海面が日差しを反射してしまうので、自分より後ろに陽が昇っている必要があるのだ。そんなことを考えながら神威岬の美しい景色を満喫した。駐車場に戻り、観光施設に入った。まだ10時過ぎだがお腹が空いたので、軽めのうどんを食べた。

トンネルの向こうに広がる景色は青く、遠くに神威岩が立っている
こんもりとした地形の尾根を歩いて岬へと向かう
岬から見える神威岩。このような岩場や暗礁が多いため船にとっては難所である
まるで青いインクを垂らしたように鮮やかな色に輝いていた

秘境ムード漂う島武意海岸

次に目指すのは島武意海岸。断崖絶壁が続く積丹半島で、波打ち際まで下りられる数少ないスポット。神威岬からおよそ15㎞の道のりだ。11時頃にもなると太陽は高く登り、国道から見える海も美しく輝いていた。海岸沿いの道を走り、最後に85mほど坂を登ると駐車場になっていた。ここから歩いて海岸へと向かう。歩行者専用のトンネルを抜けると、またしても見事な景色が待っていた。シャコタンブルーの海にゴツゴツとした岩が浮かび、屏風岩と呼ばれる巨岩が高く伸びている。崖にへばりつくように設けられた階段を降り、波打ち際まで歩いてみた。海水浴をする人たちもいた。駐車場へ戻ると1軒飲食店があったので昼食をとろうとメニューを見てみた。ウニ丼、イクラ丼の値段に愕然とし、どこか他のところで食べようと去った。

積丹半島の北端の国道では、奇岩やトンネルが多く見られた
島武意海岸へと続く山道。日差しを遮るものはなく、夏らしい暑さが感じられた
「日本の渚百選」にも選定され、最北に位置する島武意海岸。

さらば積丹。ありがとう北海道

島武意海岸を過ぎるとしばらく内陸の道が続き、道路から見えるのは木々に囲まれた緑豊かな景色だった。それ以外には何もなく、商店どころか自販機もないので補給ができない。空腹や喉の渇きを少しでも感じたら、もうおしまいなのだ。幸いにも林の中に一軒、観光施設を兼ねた大型レストランが建っていたので、迷わず自転車を放り投げ店へと入った。豚の生姜焼きを食べた。おそらく北海道のおいしい豚なのだろう、ゆっくり味わうことなく飲み込むように完食した。そこから5㎞ほど走ると、山を抜け小さな港町へと出て来た。積丹町の中心地、美国町だ。暑かったのでセイコマに立ち寄り100円アイスで休憩。この後は小平町、余市町と町を過ぎ、16時頃、小樽へと帰って来た。まだ明るかったが観光をしている時間はなかった。帰りの飛行機に乗るため、新千歳空港まで輪行で向かった。お盆休みをフルで使った日程のため、家でゆっくり休む日は用意していない。明日は仕事だ。こうして、1週間の北海道ツーリングは無事に終了したのであった。

レストラン「グリーンホリデー」。現在は営業形態を変え、サンドイッチやジェラートを販売する店になっているようだ
余市町から小樽にかけて、国道5号は海岸の際を走るため眺望は素晴らしい
北海道に来て海産物をほとんど食べていなかったので、小樽駅ビルでシーフードパスタを食べる

北海道から大阪へ戻り1ヶ月も経たないうちに、東京への配属が決まった。9月から地元・足立区に帰ってくる。土日を使って、東京からいろんな場所へ出かけてみよう。

第23話から【関東】編・【甲信越・東海】編が始まります。
それではまた!

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