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大金を手にして使い道がなくなって宇宙旅行へ行こうなんて発想が貧しいわけで〜樹木希林〜

自分の原点に還りたいとき。
迷子になりそうなとき。
自分のためにピックアップした言葉第二弾の♡が100に達しました。
ありがとうございます。

これを機に、第三弾へ。
樹木希林さんの言葉です。

年金の支給見込額は年々減少する。
税金はどんどん上がる。
健康保険料も上がる。
電気代は間もなくSHARPさん曰く「引くほど」上がるという。

とても「大金」を手にするあてなどない、むしろ、どうやって老後のやりくりをしようかと頭を抱える身の上ではありますが、樹木希林さんの上記の言葉は、とても胸に響くものがあります。

例え、「例え」です。
大金を手にしたとしても、その使い道がわからない、「志」がない者は、非常に危険だということ。

確か、『ボクらの時代』での発言だったと思います。

大金を手にして、使い道がなくなって宇宙旅行へ行こうなんて、発想が貧しいわけで。
ある力量とか志のないものが、そういうもの(大金)を手にするのは危険だという気はしているんです。

志のない者が、権力や巨額の富を持つと滅びる」とも仰っていました。
が、今のところ、滅びるのは、志のない者ではなく、そういった人たちに無視されている側の庶民であるような気がしています。
なんとも切ない。
滅び始めているのは、志のない者ではなく、「国」なのでは?

全政治家が志のない人だとは言いません。
ですが、誤った志(志といっていいのかどうか)を持った議員は少なくないと感じます。
この国はどこへ向かっているのでしょうか?

不安に襲われそうなときに、樹木希林さん、或いは浅野忠信さんの言葉を思い出し、大金を手にすること=幸せではない、1000円でヘラヘラできる方がよっぽど自分らしいと、身の丈を確認します。
元々財力がないのですから、確認するも何もないのですが、そこは凡人、たまには、「ああ、お金があったらなあ」と思ったりもするわけです。

CoCo壱創業者の宗次さんは、「自分のためにお金を使っても虚しいだけ」と仰います。
そして、「ゆとり1%の寄付」を提言していらっしゃる。
いいことがあったら、その1%を貯めておくというもの。
5000円のコンサートがよかったら50円。
1500円の展覧会に感動したら15円。
そうやって積み上げていく。
棚ぼた的なラッキーなことがあったら20%に上乗せ。
それなら私にもできそうだな・・と思いつつ、未だに実行できないのがトホホホホ・・

都心のマンションは値上がりを続け、平均8000万?1億?
50代向けファッション誌のLINE記事を見ていたら、ワンピースが53万円ですって。

へ????
(ひらひらワンピースにポン!と53万円躊躇なく出せる人ってどんな性格だろう?性格というか人格?)

私が感じる暮らしの閉塞感との甚だしい乖離。
実感の全くない富はどこへ?

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