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運命の一曲

わーい、大好きな雪丸さんが『Fly Me to the Moon』を取り上げていらっしゃる。
私も大大大大大好きな曲です。
好きというよりも、この曲がなかったら、夫とは結婚していなかったかもしれない運命の曲です。

今から36、7年前?
当時私には彼がいて、その日はデートの約束をしている日だった。なのに、今の夫が、「友達の結婚式の二次会で歌うから、どうしても来てほしい」「10分でいいから来てほしい」としつこく言うので、仕方なく、知り合いが誰もいない場違いな二次会会場に足を運んだのでした。

大学でJAZZのビッグバンドにいた夫は、サックスの傍ら、歌が上手いということで、よく歌わされていたようだ。
そこで『Fly Me to the Moon』である。
多分、私が聞くのは初めてだったと思う。
何とも心地のよい、柔らかくて切ないメロディー。英語の歌詞もわかりやすくて、夫が歌に乗せて何を言わんとしているのかはわかり過ぎるほど。
わかりやす過ぎて恥ずかしいんじゃ!

とにもかくにも何曲か演奏を聴いて、あーもうデートの時間・・となったので、私はさよならした。
どういうゲストだよ?、と新郎新婦には思われたかもしれない。

全くもう!時間ないのに、全然知らない人の結婚披露に付き合わされるなんて!!とぷりぷりしながら、彼との待ち合わせ場所へと急いだものの、なぜか脳内ではずーっとさっきのメロディが鳴り響く。

Fly Me to the Moon〜
〜〜In other words  In other words・・I love you・・・・

そこだけが繰り返し繰り返し。

それから間もなく、私はそのときの彼とお別れして、今の夫と一緒になることになったのである。
そんな運命の、キューピット。大切な一曲。
雪丸さん、ありがとう♡

私はやっぱり夫が歌うFly Me to the Moonが一番好きです。

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