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難聴という生きづらさ

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遺伝性、進行性、感音性、高音急墜型難聴。現在の聴力、両耳90dB以上。障害者手帳取得。補聴器初心者。 目に見えない障害、難聴に対する世間の無理解さに悶々とすることしばし。よりよい…
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記事一覧

いのうえ彩さんのこと(ほぼ私信)

いのうえ彩さんというイラストレーターがいる。 ガリ板を使っているとのことなので、昔懐かし…

akariko
11か月前
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抗不安薬と私ととりとめのない落書き

もうどれぐらい経つだろう。 抗不安薬がなくても眠れるようになった。 昨年の秋ぐらいから、…

akariko
1年前
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当事者なのにどうすればいいかわからなかった~聴覚障害者が働くスタバにて~

ちょびっと遠出をして、平岡瞳さんの個展に行ってきた。 前に郵便局のフェアで購入したポスト…

akariko
1年前
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窓口でUDトーク!!

我が家のFAXが壊れてしまったので、聴覚障害者向けの日常生活用具の給付の申請をしようと福祉…

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国内唯一の視覚障害者・聴覚障害者のための大学に所属している、ろう・難聴者研究者

国内唯一の視覚障害者・聴覚障害者を対象とした国立大学である筑波技術大学に、ろう・難聴者研…

遺伝性障害を抱えて生きるということ

ふだんは忘れているけれど、時々頭をもたげる不安。 もし娘たちが子供を持つかもしれないこと…

akariko
1年前
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読書の春 〜思いがけない出会い〜

本が届きました。 奈良の大和郡山にある小さな本屋さんに注文していたもの。 最近、下手くそな絵を少しずつ描き始めたので、この装画と、文豪の短編を一作ずつ読めるという洒落たデザインが気に入って取り寄せました。 想像以上に素敵な本で大満足。 梶井基次郎の『檸檬』なんて、読み終わってしばらくしてから腹の底からふつふつと込み上げくるような可笑しさがあって、つくづくあの時代の作家はすごいなあと思います。 刺激的な事象や煽るような文体を使わず、ただひたすら淡々と、趣のある確かな日本語で

ドラマ『リエゾン』にみる「自分が安心したい」心理の害

発達障害のヒロイン志保は、かつてのバイト仲間に、発達障害ゆえに起こしてしまった当時の数々…

akariko
1年前
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2022.12.21 Winter Night Fruit Tea 〜感謝を伝える〜

ドラマ「silent」の影響もあり、聞こえない自分がもっと生きやすくなるためにはどうすればいい…

akariko
1年前
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筆談のコツ ♯個人的なお願い

「聞こえにくいので書いてください」と言うと、ほとんどの人が、丁寧に話言葉をそのまま文字に…

akariko
1年前
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ドラマ『舞いあがれ!』を応援する理由

脚本の桑原亮子さん。 名作『心の傷を癒すということ』の脚本を書かれた方だそうで、朝ドラの…

akariko
1年前
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あの日、俺も難聴なんだ、と先輩が言ったから

近ごろ、人の声が遠い、気がする……。 マスクをつけましょう、人との距離を空けましょう、 …

SHARP
2年前
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あの時のあなたへありがとう

中学時代、私はクラスの女子につまはじきにされ、友達は一人もいなかった。 あることないこと…

akariko
2年前
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