ワンシーン、ワンフレーズが強烈に印象に残っている映画 Part1
こんにちは!
映画大好き、金現珍(キムヒョンジン)です。
noteを書くために、今まで見た映画を書き出してみた。
お気にりものから、私にはヒットしなかったものまでたくさんある。
中には、「好き」「嫌い」では説明できない映画もある。
今回はそんな
「好き嫌いを超えて、強烈に印象に残ってる」
映画のワンシーン、ワンフレーズをご紹介。
かなりニッチな自覚はあるので、共感してくれる人がいたら、めちゃくちゃ嬉しい。
一瞬が心に焼き付く映画たち
■砂漠でサーモンフィッシング
タイトル通り、
「砂漠のど真ん中で、鮭釣りできるようにして」
という、アラブの富豪の無茶ぶり映画。
無茶された方は、「金持ちの道楽」と思ってる。
でも実はそうじゃないことが語られるのが、主人公とアラブ富豪の釣りのシーン。
「なぜ僕に頼むんだ?(こんな面倒なこと)」と嫌そうな、というか、渋い顔の主人公に、
アラブ富豪が言うセリフ。
(うろ覚え。ニュアンスはこんな感じ)
「魚が釣れるまで、何時間釣りをする?」
主人公は大の釣り好き。
つまり、「あたなが、誰よりも成果を得るために忍耐のある人だからだ」と告げる場面。
釣り人は、魚が釣れるまで待つことを知ってる、大きなことを成すために、忍耐が必要であることを知ってる。
私の、釣り好きな人に対する株が爆上がりしたシーンです。
なぜ砂漠でサーモンフィッシング?という疑問への回答もかっこいい。
行為にも言葉にも、その人の価値観が詰まってることを感じられる、そんな映画。
■インビクタス 負けざる者たち
実話ベースの映画。
南アフリカ共和国のネルソン・マンデラ大統領と代表ラグビーチームの白人キャプテンが、ワールドカップ制覇を目指す―――
スポコン系が好きな人は絶対好きな映画。
でもそれだけじゃない。
南アフリカのマンデラ大統領といえば、教科書にも載るくらいの凄い大統領。
彼は27年間も、刑務所にいた。
アメフトチームのリーダーは白人。
アメフトのワールドカップに命をかけているマンデラ大統領を理解しようと、
かつて彼が収監されていた刑務所へ。
そこで、27年間もの獄中生活を想像する。
ここのシーンで写るのが、
牢屋の中で空を見るマンデラ。
このシーンがとにかく絵になってる。
青い空を見据える、その目がとても強くて美しい。
決して睨んでるわけじゃない。
だけど、肌が黒いからこそ強調される白目の白色と黒い瞳、空の青。
マンデラ大統領の名言が数多く登場するけれど、私は何よりも、このシーンが脳裏に焼き付いた。
人の弱さと強さに感動する、素晴らしい映画。
■はじまりのうた
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のエリザベス・ターナー役だったキーラ・ナイトレイと、「アベンジャーズ」のハルク役のマーク・ラファロが登場!
キーラ・ナイトレイの歌声が、本当に綺麗。
まさに、透き通った声って感じ。
売れない女性シンガーと、変わり者のおっさんプロデューサー。
2人の出会いは、薄暗いBar。
出会いの場面が、最初はシンガー視点、次にプロデューサー視点と描かれいる。
そのシーンが鳥肌もの。
シンガー視点だと、ただでさえ落ち込んでるし、歌ったのに客受けもイマイチだし、さらに変に興奮したおっさんに絡まれる。
これは、だいぶ怖い。
ところが、これがプロデューサー視点だと話が変わってくる。
こっちはこっちでいろいろあって、ふてくされてBarでお酒を飲むおっさん。
そこでギターの弾き語りを始めるシンガー。
その歌を聞いていると、照明が暗くなり、突然、無人の楽器が次々と飛び込みのセッションを始める。
ピアノ、サックス、コントラバス(だったかな?)
最初はギターだけだったのが、どんどん音が重複し、広がって、華やかなになる演奏。
曲が終わり、明るくなる部屋。
アップになる、興奮したおっさん。
そう、すべてはプロデューサーの頭の中だけで曲が完成されていた。
このシーンで一気に引き込まれた。
劇中歌はどれも素敵だし、ラストシーンの女性シンガーとプロデューサーのいたずらっ子のような笑顔も可愛い。
ちなみに、マルーン5のアダム・レヴィーも出演していて洋楽好きにも嬉しい1本。
一番好きなのはアクション映画やけど、「このシーンが!」というワンシーンだけが強烈に残るのはヒューマンものが多いかな。
今日はここまで。
続きはまた書いたら公開します。
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