メールマガジン配信大手の「まぐまぐ」で好評を博し、堀江貴文氏(ホリエモン)と並んで2年連続「メルマガ大賞」を受賞、殿堂入りした週報「投機の流儀」。
人生の前場をセルサイドとして、…
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#お金について考える
【投機の流儀 セレクション】「バーナンキショック」とか「バフェット効果」というが、或る著名人の発言で大相場が生まれるということはない。
年初から1ヶ月弱で、上昇幅は3000円幅を超えた。この調子で行ったら、年末には6万円を超えてしまうことになる。本稿が昨年から述べている「5年内で6万円」の比ではない。 しかし「年末には6万円を超えてしまう」なんてことはないし、またあってはならない。 去年の3月の東証の企業経営改善要請に加えて、その直後にW・バフェット氏が来日して、商社株の買い増しを発表し、そこで火がついた形になっていたので、これを「バフェット効果」などと呼ぶ筋もあるが、冷静に考えれば著名人の発言によって大相
【投機の流儀 セレクション】株価は景気に先行する。その景気は6年ぶりに「悪化」して「後退局面」に入ることがほぼ確実視された
13日に内閣経済社会総合研究所(旧経済企画庁)が発表した景気動向指数29系列の経済指標から加工統計した客観的な数値(★註)が「悪化」となると景気後退局面に入る可能性が高い。 商流・物流を巡る米中対立が深まれば→円高→株安→資産価格の下落が消費を減らす→GDPの6割を占める消費はGDPを減らす→景気後退、と言う経路をたどる可能性が強い。去年の10月2日を、老年期相場の大天井としてそれ以降約5,500円下がってそこから約3,000円上がったが、本稿では当初からこれを中間反騰だと見