【投機の流儀 セレクション】「夏枯れ相場」の中を動いている
7月半ばの相場は中間反落の中の整理調整相場であったが、所謂「夏枯れ相場」の様相が強まった。二つの要因がそれをもたらした。
1:一つ目は「半導体株の総崩れ」である。
このきっかけをつくったのは世界大手の半導体企業であるTSMC(台湾積体電路製造)の業績予想の下方修正であった。半導体株の総崩れはアドバンテスト(6857)・東京エレクトロン(8035)が6%安、SUMCO(3436)が3%、信越化学(4063)が2%安となり、昨年10月上場の人気株ソシオネクスト(6526)は富士