【投機の流儀 セレクション】円安局面の終焉
【投機の流儀 セレクション】円安局面の終焉
円の先高観が強まっている。今の円ドル相場は一国の経常収支とか貿易収支とか金利差などのファンダメンタルな条件ではなく、投機筋の動きに左右されていると思う。海外ヘッジファンドなどの投機筋が円売りの持ち高を解消している動きであろう。日銀の金融緩和の修正後に強まった円高の流れがここで一服し、政策決定会合の前の137円台を大きく上回ったままである。投機筋の動向が前後5~10円幅ぐらいはい左右するであろう。投機筋が本格的な円の買い越しに転ずる分